エン・ジャパンは4月22日、「転職後の年収」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は4月4日~8日、同社運営の転職サイト「ミドルの転職」を利用している転職コンサルタント224名を対象にインターネットで行われた。

  • 転職後に年収が上がるケース

    転職後に年収が上がるケース

調査によると、転職コンサルタントの7割が「人材紹介サービスを通じたミドルの転職は年収が上がるケースが多い」と回答。転職後の年収が上がるケースを聞いたところ、「好調な業界への転職」(48%)、「転職後に役職が上がる場合」(43%)、「日系企業から外資系企業への転職」(40%)が上位に。

一方、年収が下がるケースとしては、「大手企業から中小企業への転職」(66%)が突出して多く、次いで「下の役職へ転職する場合」(46%)、「外資系企業から日系企業への転職」(30%)と続いた。

  • 転職後に年収が上がるミドルと下がるミドルの職種

    転職後に年収が上がるミドルと下がるミドルの職種

また、転職後に年収が上がるミドルの特徴や職種についても教えてもらったところ、職種は「経営・経営企画・事業企画系」(42%)や「営業・マーケティング系」(39%)、業種は「メーカー」(46%)や「IT・インターネット」(44%)、役職は「課長クラス」(67%)や「部長・次長クラス」(54%)、年齢層は「30代後半」(67%)~「40代前半」(74%)が多かった。

一方、年収が下がるミドルの職種は「営業・マーケティング」(50%)や「事務・管理系」(48%)、業種は「メーカー」(57%)や「流通・小売・サービス」(39%)、役職は、「課長クラス」(61%)や「部長・次長クラス」(46%)、年齢層は「40代後半」(55%)~「50代前半」(52%)となった。