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【この記事のエキスパート】
1億のお掃除雑学を持つ男(自称)、お掃除コンシェルジュ:お掃除プリンス石ちゃん
エンターティナーを目指して福岡から上京。紆余曲折ありエンターテイメントの舞台を実演販売の売り場に移行。
お掃除用品を取り扱った事をキッカケに、現在は「お掃除プリンス」として、お掃除雑学/お掃除テクニック/発明お掃除等を武器に独自のスタイルで活動。
「三度の飯より掃除好き貴方のハートをハウスクリーニング」から始まる自己紹介がある。著書に「お掃除プリンス石ちゃんの簡単お掃除テク300」がある。
ダイソーなどの100均やホームセンターでさまざまな商品が販売されている「鏡用うろこ落とし」。この記事では、鏡用うろこ落としの上手な選び方、目的に合う商品がわかる診断チャート、おすすめの商品を紹介。スポンジでは落としにくい水垢汚れをきれいにする商品をピックアップしています。
鏡用うろこ落としとは?
お風呂の鏡にこびりつく白いくもり。その正体は、水垢や石鹸カスの汚れが蓄積したもので、意外とガンコで落としづらい汚れです。これを除去するのに便利なお掃除グッズが「鏡用うろこ落とし」。
何をしてもキレイにならない…とお悩みの方は、ぜひ鏡用のうろこ落としを試してみてください。ピカピカの鏡に生き返りますよ!
鏡用うろこ落としの選び方
鏡の「うろこ汚れ」を落とすために商品を選ぶ際、まず確認してほしいのが今現在の汚れ具合です。うっすらと白いうろこ程度であれば「溶かして落とす液体タイプ」、自分の顔がはっきり見えない位にギッシリとうろこ状になり固まってしまっている場合には「削って落とす研磨タイプ」がおすすめです。
ポイントは下記。
【1】汚れのレベルに合わせて「研磨剤」を選ぶ
【2】鏡の大きさに合わせて形状を選ぶ
上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】汚れのレベルに合わせて「研磨剤」を選ぶ
うろこ落としの主な研磨素材としては人工ダイヤモンド、アルミナ、ナイロン繊維、メラミン樹脂といったものがあります。素材ごとに研磨力が変わるので、まずはここから選んでいきましょう。
「人工ダイヤモンド」なら頑固な汚れもキレイに
鏡についた頑固な汚れをキレイにしたいのなら、研磨力の強い人工ダイヤモンドが使われているうろこ落としを使いましょう。研磨剤に人工ダイヤモンドが使われており、しつこいウロコもあっという間にキレイにすることができます。
ただし、人工ダイヤモンドはすぐれた研磨力がある反面、鏡を傷つけやすいというデメリットもあります。使うときは、あまり力を入れ過ぎずに、優しく磨くようにしてください。
鏡を傷つけにくい「アルミナ」
研磨剤にアルミナが使われているうろこ落としは、粒子の目が細かいので鏡を傷つけにくいという特徴があります。人工ダイヤモンドと比べると、新品のようにキレイにすることは難しいかもしれませんが、鏡のくもりはしっかりと取ることができるでしょう。
アルミナは鏡の汚れが気になってきたら使うようにして、あまりにも汚れが酷い場合は人工ダイヤモンドのものにするなど、使い分けるとよいでしょう。
普段のお掃除用には「酸化セリウム」を
鏡のうろこの状態が比較的軽いようであれば、ちょこっと磨きに適している酸化セリウムがおすすめです。
研磨剤に酸化セリウムが使われているうろこ落としは、ガラスの表面に化学的な作用を加えることで、鏡をキレイにすることができるのが特徴的です。ただし、研磨力はとても弱いので、しっかりと付いてしまったうろこを落とすのには向いていません。
お掃除コンシェルジュからのアドバイス
【エキスパートのコメント】
ここで注意したいことは、最近の浴室鏡には汚れ防止のコーティングが施されている場合があるということです。水アカ(うろこ汚れ等)をつきにくくするためのものですが、非常に薄い膜のため、強力な研磨素材で擦ると汚れと一緒にコーティングが剥がれ落ちてしまう恐れがあります。
まず商品を選ぶ前に自宅の鏡にコーティングがあるかどうかを確認しましょう。もしある場合には人工ダイヤモンド以外の素材のものを選んでください。そして液体タイプのものと併用しながら弱い力で根気よく研磨していってください。
【2】鏡の大きさに合わせて形状を選ぶ
鏡のサイズに合わせて、掃除しやすい形状を選びましょう。
大きな鏡には「スポンジタイプ」
面積の広いスポンジタイプのうろこ落としは、大きな鏡をキレイにするのに向いています。研磨パッドがスポンジに取り付けられており、一度に磨ける範囲も広いので掃除の効率がアップします。
また、スポンジタイプは手にフィットしやすいので、疲れにくいというメリットがあります。適度に弾力もあって鏡に力が入りにくいため、傷も付きにくいでしょう。
狭いところも磨きやすい「シートタイプ」
シートタイプは鏡の形状に合わせて、狭いところやカーブしているところもキレイにすることができます。研磨剤を布状に加工してあり、鏡を拭く感覚で使えるのが特徴です。
ただし、スポンジタイプと比べると一度に広範囲をキレイにすることは難しいため、箇所に応じて使い分けてみてください。そうすれば、鏡もピカピカにすることができます。
ピンポイントで使える「ゴムタイプ」
鏡のちょっとした一部分にできてしまったうろこを落としたい場合は、ピンポイントで使えるゴムタイプを使いましょう。消しゴムのような形状をしており、研磨剤がゴムに練りこまれているのが特徴です。
使い方は消しゴムを使うように、汚れが気になるところを擦るだけなのでとてもかんたん。手も汚れにくいので、汚れが気になったときにサッと掃除ができます。
いろいろな場所に使える「クレンザータイプ」
クレンザータイプのうろこ落としには、リキッドタイプやペーストタイプなどさまざまな種類の取り扱いがあります。ご自宅にあるスポンジや布を使って、うろこを落としたいところにクレンザーをかけて磨くだけなので、部屋中の鏡をキレイにしたいときにピッタリです。
また、クレンザータイプは、商品によってカビ落とし・垢落としもできるものもあります。
お掃除コンシェルジュからのアドバイス
【エキスパートのコメント】
汚れを落とす鏡の大きさに合わせた商品を選ぶことも大切なポイントです。たとえば、大きな鏡に消しゴム程度の大きさの商品を使用することは、作業が非常に大変になり、非効率です。
まずは、鏡のサイズと汚れを落としたい場所を把握しましょう。それから、商品の大きさや握りやすさはどうか、細かい部分にも対応できるかなどを考えながら選ぶことで、随分と掃除における疲労感に差が出てきます。
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