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【この記事のエキスパート】
ライター/編集者、[着こなし工学]提唱者:平 格彦
メンズファッションがメインのライター/編集者/コラムニスト。
AllAbout「メンズファッション」ガイド。[着こなし工学]提唱者。
また、メンサ (JAPAN MENSA) 会員。野菜ソムリエの資格も保有。
出版社から独立後、70ほどのメディアに関わり、客観的、横断的、俯瞰的なファッション分析を得意とする。そんな視点を活かした[着こなし工学]を構築中。
また、ライター向けのコミュニティを「DMMオンラインサロン」で運営中。
最近の「マイナビおすすめナビ」の記事においては、商品選びのアドバイスなど、監修者として携わる。
この記事では、就職活動を始めるのに大切な就活スーツ(リクルートスーツ)の選び方とおすすめ商品を紹介します。就職活動を制するためには、第一印象が重要。色や柄、ボタンなどに注意して選びましょう。青山やAOKI以外にも、安いブランドの商品もありますよ!
正統派でリーズナブル
メンズ就活スーツはどう選ぶ?
メンズ就活スーツを選ぶときのポイントをご紹介します。
できる限り正統派なスーツスタイルを目指す
リクルートスーツは正統派のスタイルを目指しましょう。なぜなら、スーツ姿がだらしなくて採用を見送られることはあっても、スーツ姿が決まっている、個性的でオシャレといった理由だけで採用される可能性は低いからです。目標は減点されないスーツスタイル。となれば、正統派を目指すのがいいでしょう。
もちろん、クリエイティブ系などの職種で個性が重視されるケースもありますが、服装で個性をチェックしたい場合は「普段着でお越しください」などと注意書きがあるはずです。ルールの決まっているスーツスタイルでは、個性ではなく社会人としての常識が問われていると考えましょう。
主流はブラック、ネイビーやグレーはダークトーンを
就活スーツの基本仕様は2ピースの2つボタン。悩むのは色だと思いますが、就職活動における主流はブラックです。そのおもな理由は、冠婚葬祭にも流用できるから。突発的に起きる葬儀に参列するには黒いスーツが必要ですので、1着目に黒を選ぶのは理にかなっています。
その一方、実際の職場では20代のビジネスマンが着用しているスーツはネイビーが主流となっています。就活の場では社会人としてスーツを着こなせるかどうかを見られているだけですので、定番カラーならどれでも正解。ただしネイビーやグレーはダークトーンが正統派です。
汚れてもすぐ対処できるウォッシャブル仕様がベター
就職活動は慣れていないことの連続。それまでは縁のなかった場所に向かうこともあります。焦ったり迷ったりして汗をかくことも増えますし、トラブルに見舞われるかもしれません。そんな状況のなかで、スーツは意外と汚れるものだと思っておきましょう。
スーツが2着以上あればなんとかできるかもしれませんが、1着のみの場合は汚れたり濡れたりしたらアウト。ただし、家でも洗えるウォッシャブル仕様なら、もしものときにも対応できます。最近は機能的なスーツがリーズナブルな価格で手に入りますので、できればウォッシャブルなタイプを選んでおきましょう。
最初はリーズナブルのなものから
上質感があるスーツ姿を目指すことは悪いことではありませんが、就活生や新社会人にそこまで期待する人はいないでしょう。むしろ、高級なスーツを着ていたら違和感が生まれてしまうことも。最初から完璧なスーツ姿を目指すのではなく、正統派のベーシックなコーディネートを揃えるのが適当です。スーツはリーズナブルなもので問題ありません。
スーツを着て通勤するうちに、こだわりや譲れない条件などが見えてきます。また、似合うスーツや使いやすいポイントもわかってくるでしょう。そのうえで少し奮発していいスーツを購入したほうが合理的です。
適正なサイズにこだわれば、低価格のスーツでもサマになる!
ファッションライターからのアドバイス
【エキスパートのコメント】
就活用のスーツは、リーズナブルでもベーシックな仕様のものを選べば合格点。ただし、サイズ選びを間違えるとダラしなく見え、チープ感も出てきてしまいます。反対に、サイズさえピッタリならそれなりに見えるもの。
サイズが適正かどうかを見極めるポイントは「不自然なシワ」です。ジャケットは肩まわりや背中、スラックスは内股、ヒップ、裾を中心にチェックしましょう。余分なシワが入っていたら、サイズが大きいか小さいかのサインです。どうしても自分の体型に合わない場合はサイズをお直しするのがおすすめ。気になることは、できれば店員や専門家に確認し、サイズ感にはこだわってみてください。