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ガソリンランタンとはホワイトガソリンを燃料として、マントルに火をつけ、光を灯すランタンのこと。コールマン製品がほとんどです。この記事では、ガソリンランタンの点火の仕方や選び方、おすすめ商品などを紹介します。

ガソリンランタンとは|仕組みや注意点を解説

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ガソリンランタンとは、ホワイトガソリンを燃料として、火をつけ、光を灯すランタンのこと。

ガソリンランタンで代表的なメーカーはコールマンで、レギュラーガソリンと兼用のものもありますが、基本的に使用するのはホワイトガソリンです。通常のランタンよりも強く、広く光を灯してくれるのが特徴。また、実際に燃やして光量を得ているため、ランタン周辺がふわりと暖かい、冬場のライトとしても活躍します。

【 メリット 】
ガソリンランタンのメリットは、安価で燃費のいいホワイトガソリンを燃料にしているという点です。とても着火性もいいので、ガスや灯油などを使用したランタンよりも厳しい状況下でも使いやすいという点も魅力です。山など過酷な状況で使用することが多い方にもガソリンランタンは人気です。火力も安定しており、広範囲を照らせますので、広い場所での使用にも適しています。

【 デメリット 】
一方でデメリットは使用前にポンピングや空焼きといった手間がかかるという点です。なので、急に明かりが必要となった場合などにすこし不便かもしれません。とはいえ、慣れてしまえばそれほど手間に感じることはありませんので、それほど大きなデメリットというわけではないでしょう。

火が灯る仕組み

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ガソリンランタンが灯る仕組みは、空焼きしたマントル(合成繊維でできた布のような覆い)に、内部へ注入したホワイトガソリンを吸い上げさせ、火をつけることで発酵させる仕組み。

そのため、光量の元になるのはマントルで、多ければ多いほど光が強くなります。また、燃料にホワイトガソリンを使用して燃やしているため、ランタン自体が非常に暑くなります。やけどなどに十分注意しましょう。

注意:燃料はホワイトガソリンです

ガソリンランタンは燃料に「ホワイトガソリン」を使います。自動車に使われる「レギュラーガソリン」とは別物。

前者の成分は基本的にはナフサのみで無色透明。後者はさまざまな添加物が入っており、オレンジ色をしています。基本的にガソリンランタンはホワイトガソリンをメインの燃料にしているため、通常のガソリンだと火がつかなかったり、事故の可能性もあるため、必ず取扱説明書は確認しましょう。

ガソリンランタンの点火の手順

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ガソリンランタンの添加にはいくつかのステップがあります。しっかり確認しましょう。

【 Step.1 】
まず、最初にガソリンを入れましょう。

【 Step.2 】
続いてポンプノブを使ってポンピングをおこないます。ノブにあけられている穴を塞いでしっかりと圧をかけてください。ある程度ポンプの動きが固くなったらOKです。

【 Step.3 】
続いて、マントルを取り付け、空焼きを行います。全体をしっかり焼くようにするのがポイントです。ここまでで下準備は完了です。

【 Step.4 】
上記の準備が終わったら部品を組み直し、バルブを緩めて着火してください。バルブを操作することによって火の大きさを調整できます。

ガソリンランタンの選び方

ここからは、ガソリンランタンの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の4つ。

【1】光量
【2】燃料の兼用が可能か
【3】容量
【4】持ち運びやすさ

上記の4つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】光量をチェック

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"メインで使うガソリンランタンには、1,800ルーメン以上(130W相当)のものを。LEDランタンなら1,000ルーメン以上(70W相当)のものがおすすめです。

ガソリンランタンの明るさの素となるのがマントル。マントルとは、合成繊維でできた覆いのことで、ランタン内部の本体に装着して発光体の役割を果たします。ランタンのみならず、マントルを使うストーブなどの機器全体にいえることですが、マントルのサイズや個数によって光量が変わります。電球を思い出すとわかりやすいかもしれませんね。

また、より明るいガソリンランタンはそれだけマントルが大きいか、あるいは複数個必要になるため、ランタンのサイズも大きくなる傾向があります。ガソリンランタンを選ぶときには、デザインだけでなく、明るさを決めるマントルにも注目をして選ぶといいでしょう。

【2】燃料の兼用が可能かチェック

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ガソリンランタンにもいくつかの種類がありますが、一般的にはホワイトガソリンを燃料として使用します。自動車などに使われるレギュラーガソリンとかなり近い成分で構成されていますが、ススなどがあまり発生しないという特徴があります。

基本的にガソリンランタンにはホワイトガソリンを使用しますが、中にはレギュラーガソリンに対応しているものもあります。レギュラーガソリンはより入手性がいいことから、使用できれば非常時などに便利です。

【3】容量をチェック

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タンクの容量が大きければそれだけ長時間にわたって使用することができます。なので、一度の給油で長く使うという方の場合、できるだけタンク容量が大きいものを選びましょう。

1泊のキャンプであれば5〜8時間程度燃焼し続けてくれるもので十分ですが、2泊以上のキャンプを行う予定の場合はよりタンクの容量が大きいものを選ぶのがおすすめです。ただし、タンク容量があまりにも大きいとポンピングに時間がかかるという点は頭に入れておきましょう。

【4】持ち運びやすさをチェック

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キャンプなどに持って行くのであれば、持ち運びやすさも重要なポイントです。ガソリンランタンは当然ガソリンを蓄えるタンクが必要ですので、近年増えているLEDランタンなどと比較するとサイズは大きく、重量も重くなってしまいがちです。

なので、持ちやすくなっているものを選ぶようにしましょう。また、安全に持ち運びができる専用ケースなどが付属しているとより良いでしょう。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)