三陽商会は4月22日、中学生以下の子どもを持つ母親を対象とした「母の日に関するアンケート調査」の結果を発表した。調査期間は2019年4月3~8日、調査対象は関東地区(茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)に居住する20~40代の既婚女性で、有効回答は600人。

  • 母の日に一番欲しいものは何ですか?

    母の日に一番欲しいものは何ですか?

独身時代と比べて母親になってから一番足りていないものを聞くと、「自由に使える時間」が51.2%で最多。次いで「自由に使えるお金」が32.3%、「社会との接点」が10.5%となった。同調査では「母親として育児や家事が増えたことで自由に使える時間が減っている」と分析している。

家事・育児から解放されたいと思った瞬間はあるかとの問いには、71.0%が「はい」と回答した。

母の日に一番欲しいものを尋ねると、「自由に使える時間」(47.8%)と「食事など家族と過ごす時間」(33.5%)を合わせて「時間」が最も多く計81.3%。次は「花や手紙など感謝の気持ち」の12.3%で、「形に残るプレゼント」は6.3%にとどまった。

母の日に夫から一番もらいたいものについても、同じく「時間」が58.3%でトップ。以下、「感謝の言葉・手紙」が43.2%、「現金」が32.3%、「お菓子・スイーツ」が28.0%、「バッグ・財布」が24.8%と続いた。

もし、母の日に「自由に使える時間」がプレゼントされたら何に使いたいか質問したところ、一番多かったのは「買い物に行く」の43.7%。次いで「友達と過ごす」が36.3%、「美容院やエステなど自分磨き」が34.2%と、「カフェなどで一人の時間を楽しむ」が33.0%、「趣味を楽しむ」が28.7%となった。