小田急電鉄は23日、INFORICHのモバイルバッテリーシェアリング「ChargeSPOT(チャージスポット)」を小田急線5駅の構内に設置し、4月24日からスマホ充電器のシェアリングサービスを開始すると発表した。
「ChargeSPOT」は「どこでも借りられて、どこでも返せる」をコンセプトに、2018年4月からサービス開始。全国の駅・空港・商業施設や飲食店・コンビニエンスストア・公共施設などを中心に設置場所を拡大している。
今回導入されるバッテリースタンドは、モバイルバッテリー20個分のスロットを搭載した大型タイプで、レンタルした駅だけでなく、他の設置駅やSPOTで返却することも可能。バッテリースタンド機能とともにデジタルサイネージも備え、シェアリングサービスの操作説明が流れることで、初めての人でも安心して利用できるという。
デジタルサイネージで沿線情報や観光・イベント情報などを紙ポスターに替えて発信することにより、環境負荷低減にもつながり、災害時には緊急モバイルバッテリーとして無料で利用できるようにする予定。今後は観光地や主要駅での充電ニーズにも対応できるように、スマホ充電バッテリーシェアリングサービスのさらなる拡大を図る。
「ChargeSPOT」は4月24日から小田急線の新宿駅(駅構内)・下北沢駅(駅構内)・新百合ヶ丘駅(駅構内)・町田駅(南口改札外コンコース)・相模大野駅(駅構内)で導入。各駅とも始発から終電まで利用でき、利用料金は48時間以内まで300円(最初の1時間は150円)、48時間以降は2,280円。設置駅は順次拡大する計画とのこと。