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【この記事のエキスパート】
暮らしスタイリスト・料理家:河野 真希
料理や家事、インテリアなど、気持ちのいい暮らしを作る、はじめるためのライフスタイル提案を行う。
流行や思い込みにとらわれずに、無理なく持続可能で快適な自分らしい暮らしづくりを応援。 簡単&時短料理が学べる『料理教室つづくらす食堂』主宰。
ふきんは食器やテーブルを拭くのはもちろん、食材の水切りや蒸し物など料理にも使える便利なアイテム。中には洗濯が不要な使い捨てのタイプも!この記事では、ふきんの選び方とおすすめ商品を紹介します。吸水性、速乾性が高いものやおしゃれなデザインの商品を厳選しました。
食器用や調理台用など
ふきんは用途ごとに使い分けよう!
「ふきん」は、キッチンや食卓で使われることが多いですよね。1枚あればいいと考える方もいるかもしれませんが、ふきんは調理台の汚れを拭くためのもの、洗った食器の水気をきれいに拭くためのもの、手拭き用などさまざまな用途で使われます。
汚れを拭くのか、水分を拭くのかによって選ぶ素材も変わってきます。衛生面を考えて、用途ごとにふきんを使い分けましょう。
食器拭きや台拭きに
ふきんの選び方
水回りに使う頻度が高いので、湿気から雑菌が繁殖しやすい「ふきん」。台所や食器を清潔に保っていくためにも、使い心地がよく、上手に使いこなせる商品を選んでくださいね。ここからは、暮らしスタイリストの河野真希さんへの取材をもとに、ふきんを選ぶときのポイントをご紹介します。ポイントは下記のとおり。
【1】素材で選ぶ
【2】生地・重ね具合で選ぶ
【3】サイズや形をチェック
【4】デザインで選ぶ
それぞれ解説していくのでチェックしてみましょう。
【1】素材で選ぶ
ふきんの素材には綿や麻、レーヨン、化学繊維など、さまざまなものが使われています。まずは、素材ごとの特徴をみていきましょう。
定番の天然素材「綿」や「麻」
吸水性が高い綿素材や、通気性がよい麻素材は、ふきんの定番素材です。綿はやわらかい肌触りが特徴。厚手のものはやや乾きにくいので、複数枚あると安心です。
一方の麻素材は、さらっとした肌触りで速乾性もあります。綿麻混合のふきんは、いいとこどりができて便利ですよ。
【エキスパートのコメント】
綿素材のふきんは吸水性が高く、手ごろな価格で売られていることが多いです。麻は乾きやすさに定評があり、使えば使うほどなじんできますが、吸水性はそれほど高くありません。
吸水性が高い「レーヨン」や「セルロース」
レーヨンとは、シルクに似せてつくられた再生繊維です。レーヨンのように、植物繊維や再生繊維に含まれる物質を原料とする繊維を「セルロース系繊維」といいます。
これらの素材は、吸水力が高いのが特徴。とくに、ふきんの新素材として注目されている「セルロースふきん」は、スポンジのように水分を吸収するとやわらかくなります。吸水性だけでなく、速乾性も高いのが魅力です。
【エキスパートのコメント】
レーヨンは吸水性が高く、拭き残りが少ないのが魅力です。ほかの素材と合わせた混紡素材のふきんも多くあり、それぞれの特長をうまくいかしています。また、最近はセルロースという新しい素材のふきんも増えています。
吸水・速乾性が魅力の「マイクロファイバー」
マイクロファイバーとは、ナイロンとポリエステルなどからできた合成繊維のことです。バスタオルなどにも使われる素材で、吸水性と速乾性にすぐれています。
ふわふわとした肌触りも魅力で、比較的リーズナブルな価格で手に入りますよ。
使い捨てができる「不織布」
【エキスパートのコメント】
忙しい人や家事の時短をしたい人は、お手入れの手間を省くために「使い捨て」を選ぶという選択もあります。布のふきんを長く使うよりはコスパは悪いかもしれませんが、衛生面の不安や手入れの手間がなくなることを考えれば、決して高くはないでしょう。
【2】生地・重ね具合で選ぶ
ふきんには、平織りや蚊帳(かや)織り、タオル地やガーゼ地、スポンジ素材など、さまざまな生地が使われています。生地の織り方によっても、風合いや吸水性が変わってきます。
たとえば蚊帳織りは、蚊帳に使われる目の粗い生地のことで、吸水性と通気性がいいです。ガーゼ織りは、さらりとした風合いで生地の重ね具合によって厚みも変わります。好みの風合いの織り方を見つけてみましょう。
【エキスパートのコメント】
蚊帳織りのふきんは粗く織られた生地で、吸水性と速乾性にすぐれているうえに丈夫なので、人気が高いです。また、1枚の生地でできたふきんに加え、薄手の生地を複数枚重ねたふきんもあります。
吸水性や乾きやすさ、ニオイや汚れのつきやすさ、手触り、耐久性などは生地や重ね具合で異なるので、好みのものをみつけるためにもできれば実際に触ってみて選ぶといいでしょう。
【3】サイズや形をチェック
ふきんには、長方形のものと正方形のものがあります。また、大きさは縦横30cm程度のものから、縦が70cmを超えるものまで幅広いです。
台拭きとして使う場合は、4つ折りにして手のひらくらいのサイズだと使いやすいでしょう。食器拭き用として使う場合は、なるべく大きなサイズを選ぶとよいです。大きめサイズであれば、1枚ですべての食器の水分を吸収してくれて効率がいいですよ。
【エキスパートのコメント】
小さめの食器や口の狭いグラスなどは小ぶりのふきんが使いやすいですが、大皿を拭くときや蒸し物などの調理に使う場合は大ぶりのものが向いています。
また、テーブルを拭く台ふきんは、力が入れやすいように自分の手の大きさに合わせて選ぶといいでしょう。
【4】デザインで選ぶ
【エキスパートのコメント】
真っ白なものから色柄ものなど、ふきんはデザインもさまざまで、それが選ぶ楽しみのひとつでもあります。
白いふきんは汚れが目立つのが心配かもしれませんが、漂白作用のある塩素系漂白剤を使えば汚れを落とすことができます。塩素系漂白剤は除菌力も高いため、雑菌をしっかりと取り除くことができ、衛生的にふきんを使えます。
一方、色柄ものはかわいくてオシャレなデザインが豊富なため、家事が楽しくなるというメリットもあり、プレゼントにもおすすめです。
>> 暮らしスタイリストからのアドバイス
【エキスパートのコメント】
毎日使うふきんだからこそ、使いやすさを大切に!
ひと口にふきんといっても、食器やテーブルを拭いたり、食材の水切りや蒸し物といった料理に使ったり、シンクやコンロのキッチンまわりの掃除など、さまざまな使い方が考えられます。それぞれ用途に合わせて、使いやすいものをそろえるのがおすすめ。
でも、いくつもふきんを持ちたくなかったり、管理の手間が面倒であれば、使い捨てにするというのもアリです。また、毎日使うものだからこそ、可愛い色やデザインなど自分の気分が上がるものを選んでもいいでしょう。
ご自身の好みや家族構成、ライフスタイルなどを考慮して、自分にとっての使いやすさを大切に選びましょう。