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【この記事のエキスパート】
スーパーエコごはん研究家:桃世 真弓
スーパーなど手に入りやすい食材で、簡単美味しい節約・時短レシピを得意とする。
誰でも簡単に作れる体にもお財布にも優しいメニューは、主婦や忙しい女性から絶大なる支持を得ている。
テレビ、雑誌でのレシピ提供、年間500食以上の食べ比べ、家電キッチンツールの検証、企業向けの料理講師など幅広く活躍中。また、混ぜるだけの味噌作り講座を主催し、体に優しい味噌の美味しさを広めている。
調味料やお米の量をはかるときに使う計量カップの選び方とおすすめ商品、ユーザーが選んだイチオシ商品をご紹介。プラスチック、ステンレス、耐熱ガラス、シリコン製など幅広くピックアップしました。ハリオ・OXOなど人気メーカーのおしゃれで使いやすい商品やグラム数を量れるものも!
素材や容量など
計量カップの選び方
スーパーエコごはん研究家の桃世真弓さんへの取材をもとに、計量カップを選ぶときのポイントをご紹介します。ポイントは以下のとおりです。
【1】素材
【2】目盛り
【3】容量
【4】耐熱性や耐冷性
【5】使いやすさ
上記のポイントをおさえることで、あなたに合った商品を見つけることができます。ぜひ参考にしてみてください。
【1】使い勝手に合わせて計量カップの素材を選ぶ
計量カップに使われる素材は、おもに耐熱ガラスやホーロー製、プラスチック・樹脂製、ステンレス製、シリコン製があります。それぞれの特徴をみていきましょう。
ニオイ移りに強い「耐熱ガラス」や「ホーロー」
キズや汚れが付きにくく、ニオイ移りに強いのが耐熱ガラス製やホーロー製です。耐熱ガラスは、透明で計りやすいのがポイント。ホーローは色付きの商品で、見た目もおしゃれです。デメリットとしては、プラスチックに比べると重いこと。また、ガラスは落とすと割れやすいので注意が必要です。
コスパ重視で選ぶなら「プラスチック・樹脂」
流通している商品数も多く、リーズナブルな価格で手に入るのがプラスチック・樹脂製の計量カップです。軽量で扱いやすいのがポイントで、コスパで選ぶならプラスチック・樹脂製がおすすめ。落としたりぶつけたりしても簡単には割れないですが、傷が付きやすいのがデメリットです。
湯せんもできる「ステンレス」
キズや汚れに強く、丈夫で壊れにくいのがステンレス製の特徴。耐熱性もあり、取っ手付きの商品が多いためチョコレートなどの湯せんに便利です。取っ手まで厚くなってしまったり、目盛りが少し読みづらかったりするのがデメリットです。
柔らかくて注ぎやすい「シリコン」
シリコン製の計量カップは、やわらかい素材で、側面を押すと形が変わるため、せまいところにも注ぎやすいのがポイント。電子レンジ対応のものが多く、合わせ調味料を作るのにも便利です。割れる心配がないのもメリット。一方で、目盛りが読みにくいというデメリットもあります。
【2】用途に合わせて目盛りをチェック
計量カップの目盛りの単位は商品によって異なり、「ml(ミリリットル)」表示のものや「1カップ」表示のものなどがあります。液体、調味料、粉類など、なにを計りたいかに合わせて目盛りの単位を選びましょう。なかには、小麦粉や砂糖など「g(グラム)」表示があるものもあります。
また、お米を計りたい人はお米を計れるかもあわせてチェック。水など一般的な「1カップ」とお米の「1カップ」は、容量が異なります。お米用の目盛りがある計量カップを使うようにしましょう。
デジタル目盛りという選択肢も
目視で目盛りをチェックする計量カップが一般的ですが、なかにはデジタルで計量できるものもあります。デジタル計量カップは、こまかい数値まで正確に計れるのが魅力。デジタルスケールがないときは、カップを外してスケールのようにも使えるので便利です。
【3】容量もチェック! 計るものによって使い分けよう
計量カップには、50ml程度の少量を量るサイズから、500mlや1リットルといった大容量サイズまで、幅広いサイズがあります。用途に合わせてサイズを選びましょう。
たとえば、スープを作るときの水の量をはかりたいときは、大容量が便利ですよね。一方で、調味料などを量りたいときは小さいサイズのほうが使い勝手がいいでしょう。複数持っておくと、用途によって使い分けができて便利ですよ。
少量なら、計量スプーンを使うのもありです。
【4】電子レンジは使用可? 耐熱性や耐冷性もチェック
お湯の量をはかりたいときや、分量をはかって温めたいときなどは耐熱性があるかをチェックしてみてください。ガラスやプラスチック製は、およそ100度まで耐えられるものが多いようです。冷蔵庫に入れて冷やしたいときは、耐冷性があるかも確認してみてください。
また、電子レンジ対応であれば、計量カップのまま温めることができるので便利。洗い物を増やさなくてよいのでうれしいですね。機能面をチェックして、少しでも楽に調理できるものを選ぶといいですよ。
【5】使いやすい工夫がされているか
注ぎ口があるものや取っ手があるもの、上から見て計量できるものなど、使いやすい工夫がされている計量カップを選ぶと便利です。調理シーンを想定して、使い勝手のいいものを選びましょう。電子レンジだけでなく、オーブンに対応したものや、食洗機対応の商品もあります。
また、醤油など色の濃いものを計量するときは白やグレーの目盛り、水や牛乳などは赤で書かれた目盛りのものを使うと見やすくて便利です。目盛りの色にも注目するといいですよ。
エキスパートからのアドバイス
【エキスパートのコメント】
大きめの計量カップを選ぶときは、用途と材質に注目して選びましょう。レンジで使用する頻度が増えそうなら耐熱ガラス、湯煎には熱伝導のよいステンレスで取っ手つきがベストです。また、小さい計量カップは樹脂製やプラスチックで十分活躍してくれます。
計量カップをはじめて購入するなら、容量は200〜250mlが使いやすいでしょう。料理に慣れている方は、50ml、200〜250ml、500mlをそろえると、とても便利です。容量が大きいものは、ちょっとしたボウル代わりにもなるので、計量カップは汎用性の高いキッチンツールといえますね。