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【この記事のエキスパート】
収納スタイルコーディネーター/学習机評論家:収納マン(芝谷 浩)
家具メーカー退職後、日本初となる一般家庭向け収納/インテリアコーディネートサービスをおこなうシーベックス・インテリアを開業。TVチャンピオン「収納ダメ主婦しつけ王」選手権で優勝するなどし、現在は優れた収納グッズや家具の発掘を続けている。著書に「捨てずに片づく9ステップ」(フォレスト出版)などがある。主夫として妻と二人の子供を育てながら、「収納はすべての家事の土台」という自らの考えを実践中。
椅子の役割と収納機能を備えた「ベンチボックス」。ひとつで二役をこなす人気のアイテムです。デザイン性が高くふだんから椅子として使えるものや、プラスチック製で持ち運びがしやすく、アウトドアなどに便利に活用できるものも。この記事では、ベンチボックスの選び方とおすすめ商品をご紹介します。
ベンチボックスとは
ベンチボックスとは、ベンチ(イス)として使用できるだけでなく、座面を開ければ収納ボックスとしても使用できる家具のこと。
種類もさまざまで、コンパクトなタイプや大型タイプまで、用途に合わせてラインナップされています。おしゃれな商品も多く、インテリアとして使用できるものも多いため、お部屋をスッキリさせつつ、空間デザインにこだわりたい方にピッタリの商品です。
ベンチボックスの選び方
それでは、ベンチボックスの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の5つ。
【1】サイズ
【2】ベンチボックスの構造
【3】材質
【4】重さ
【5】収納しやすいか
上記の5つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】サイズをチェック
【エキスパートのコメント】
ベンチボックスのサイズはさまざまで、幅40cm程度の1人掛けのスツールから、大人2~3人が余裕で座れる幅180cmの大きなものまであります。カーペットなどの大物を収納したいなら、大きいほうがもちろん便利。しかし、幅が大きいほど動かすのは大変になりますし、置き場所も限られてしまいます。
それほど大きなものを収納しないなら、コンパクトなベンチボックスをいくつか置いて収納を分けるのもいいですね。
【2】ベンチボックスの構造をチェック
【エキスパートのコメント】
ベンチボックスの構造にはおもに3種類あり、収納したいものや使い方によってどれを選ぶべきかが変わってきます。
1つめは、座面がフタになっておりそれを持ち上げて中に収納するタイプ。比較的大きなものを収めるのに便利です。
2つめは、座面の下部分が棚や扉になっているタイプ。座面を持ち上げることなく容易にモノを出し入れできます。
3つめは、収納部分が引き出しになっているタイプ。出し入れのしやすさはピカイチですが、大きなものは入らないため、小物の収納に向いています。
【3】材質をチェック
【エキスパートのコメント】
ベンチボックスの材質は、ポリプロピレンなどの「プラスチック製」や、合板や無垢などの「木製」、「金属製」、「合皮や布、畳」などを表面に貼ったものなど、おもに4種類に分かれます。材質によって構造や重さ、素材感、座り心地、価格などが変わり、とくにその素材感はお部屋のインテリアに大きく影響します。
玄関などで使用する場合は、比較的湿気に強いプラスチック製を使うといいでしょう。また屋外で使用する場合は対候性のある金属製が向いています。このように、使う環境を考慮して材質を選ぶことも大切ですよ。
【4】重さをチェック
【エキスパートのコメント】
使い方がはっきりしているなら、ベンチボックスの重さにも注目しましょう。外に持ち出して使う可能性が高い場合は、軽くて持ち運びしやすいプラスチック製のベンチボックスがおすすめです。逆に、移動させたり外に持ち出したりしない場合は重さを気にする必要はありませんので、木製や金属製を選ぶといいでしょう。重いので座ったときに安定感もあります。
ちなみに、一般的には軽いもののほうが価格がお手ごろで、重いものほど高価になります。
【5】収納しやすいかチェック
【エキスパートのコメント】
収納場所が限られている場合には、折りたたんで収納できるものが便利です。商品数はそれほど多くありませんが、プラスチック製や、合皮・布張りのベンチボックスの中には折りたたみ可能なものもあります。
使わないときはコンパクトに収納したいという方は、折りたたみできるかどうかもチェックしておきましょう。