◆本記事はプロモーションが含まれています。

【この記事のエキスパート】
1億のお掃除雑学を持つ男(自称)、お掃除コンシェルジュ:お掃除プリンス石ちゃん

1億のお掃除雑学を持つ男(自称)、お掃除コンシェルジュ:お掃除プリンス石ちゃん

エンターティナーを目指して福岡から上京。紆余曲折ありエンターテイメントの舞台を実演販売の売り場に移行。

お掃除用品を取り扱った事をキッカケに、現在は「お掃除プリンス」として、お掃除雑学/お掃除テクニック/発明お掃除等を武器に独自のスタイルで活動。

「三度の飯より掃除好き貴方のハートをハウスクリーニング」から始まる自己紹介がある。著書に「お掃除プリンス石ちゃんの簡単お掃除テク300」がある。


今回はお風呂掃除洗剤の選び方とおすすめ商品を紹介します。手肌や環境に優しい商品や、汚れがよく落ちる洗浄力の強い商品、こすり洗い不要の商品などいろんなタイプを厳選。床のタイルや排水溝、天井、鏡まわりにできた赤カビ・黒カビをきれいにして快適にお風呂に入りましょう。チャート図に基づいたタイプ別診断も試してみてくださいね。

ポイントをおさえよう!
お風呂掃除用の洗剤の選び方

お風呂掃除をするなら、少しでも手間が掛からないものがあれば便利ですよね。まずはお風呂用洗剤の選び方からチェックしていきましょう。

ポイントは下記のとおり。

【1】洗剤の液性で選ぶ
【2】泡の広がり方もチェック
【3】時短・節水できるものをチェック
【4】無添加のナチュラル洗剤は肌にやさしい
【5】パッケージデザインにも注目

上記のポイントをおさえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】洗剤の液性で選ぶ

【エキスパートのコメント】

浴室には大きく分けると「皮脂汚れ」「水アカ」「石鹸カス」「カビ」の汚れが存在します。

これらをひとつの洗剤で落とせるのが理想的ですが、汚れの成分はアルカリ性・酸性とバラバラなので、洗剤も汚れに合わせて選ぶのは当然です。

洗剤も汚れの成分にあったエキスパートなものを選びましょう。

中性洗剤|毎日のお掃除に

出典:Amazon

液性とは、溶液中の水素イオン濃度を指し、水素イオン濃度pH(ペーハー)が7程度の洗剤を中性洗剤と呼びます。中性洗剤はバスタブや壁などのほか鏡や洗面器など浴室内のいろいろなアイテムの掃除に使用できるのが特徴です。また、大理石などの天然石素材にも使用できる洗剤もあります。

洗浄力がそれほど強くはないため、頑固な汚れを落とすことより日常の軽い汚れ落としに適しています。毎日の掃除に使用するのがおすすめです。

アルカリ性|黒カビや皮脂汚れに

出典:Amazon

風呂用洗剤で種類が多く販売されているのは、「弱アルカリ性」の洗剤です。pHが7を超えているのがアルカリ性洗剤と呼ばれ、そのなかで「弱アルカリ性」と呼ばれるのは、pHが10までの洗剤です。

アルカリ性の洗剤は、液性が同じアルカリ性の汚れ落としには適しませんが、pHの低い酸性の汚れを落とす特性があります。そのため、黒カビや皮脂汚れを落とすのに適した洗剤です。

強いアルカリ性(pHが11以上)の洗剤を使うときには、肌への影響も大きいのでゴム手袋を忘れずに使用しましょう。

酸性|水アカや石けんカスに

出典:Amazon

酸性の洗剤はpHが7未満。そのなかで、「弱」酸性と呼ばれるのはpHが3以上の洗剤です。酸性の洗剤には、pHの高いアルカリ性の汚れを落とす特性があります。液性が同じ酸性の汚れ落としには適していませんが、石けんカスや水アカを落とすのに適しています。

ただし、金属製の浴槽や洗面器、大理石を含む天然石などは、素材を溶かす恐れがあるため使用を避けましょう。また、塩素系洗剤と混ぜると有毒ガスが発生するため注意が必要です。強い酸性(pHが3以下)の洗剤を使用する際にはゴム手袋を忘れずに使用しましょう。

塩素系|頑固なカビの除去に

出典:Amazon

浴室は「湿度・温度・栄養」といった条件が揃っているため、カビがとても生えやすい場所。弱アルカリ性の浴室用洗剤でもカビはある程度落とせますが、しっかりと除去するにはカビ取り剤がおすすめです。カビ取り剤の液性はアルカリ性で、カビ菌を除去する塩素系の成分が含まれているため、頑固なカビ取りにも期待が持てます。

ただし、塩素系のカビ取り剤は、酸性タイプの商品やアンモニア、アルコールなどと混ぜると有害なガスが発生することがあり危険です。酸性洗剤と同様に、取り扱いにはじゅうぶん注意を払いましょう。

【2】泡の広がり方もチェック

出典:Amazon

スプレータイプの洗剤は、泡の広がり方もチェックしておきたいポイントです。洗剤を噴霧したときの広がり方は、広範囲に広がるものとピンポイントで噴射するものがあります。汚れの広がり具合や頑固さによって、使い分けましょう。

壁や床などに使用する場合、泡の広がり方は縦よりも横に広がるほうが広い面積をカバーできます。

【3】時短・節水できるものをチェック

面倒なお風呂掃除は、時短できるポイントがあるかどうかも大事。また、すすぎの時間を減らして節水できるものだと節約にもつながります。

こすらないタイプ|掃除がラクで時短できる

出典:Amazon

LION『ルックプラス バスタブクレンジング 銀イオン+』

毎日のお風呂掃除は、意外に体力を使う家事のひとつです。でも、近ごろはあまり力を入れずかんたんに湯アカなどの汚れを落とせるお風呂用洗剤も数多く発売されています。

泡の力でこすらずに汚れを落とすタイプのお風呂用洗剤を使えば、力を入れてこする必要がないためお風呂掃除がとてもラク。バスタブや洗面器などに泡をスプレーしたあとはそのまま放置し、一定時間が過ぎたらシャワーで洗い流すだけでお風呂掃除が終わります。

泡切れのよさ|節水につながる

出典:楽天市場

お風呂掃除は毎日行うものですから、洗剤の泡切れのよさも大事です。浴槽やお風呂場の壁や床をきれいに洗い終わっても、泡が残っているとうっとうしいですよね。

シャワーなどをかけて残っている洗剤の泡をすぐに流せれば、掃除も手際よくでき、気持ちもスッキリします。なによりも無駄な水を使うこともなく、節水にもなります。

【4】無添加のナチュラル洗剤は肌にやさしい

出典:楽天市場

合成界面活性剤などを使用していない無添加タイプの洗剤は、肌に刺激が少ないやさしい成分で作られています。そのため、子どもがお風呂掃除の手伝いをする場合や、肌が弱く手荒れなどが気になる方にはナチュラル洗剤がおすすめ。

ただし、合成界面活性剤などが含まれていないため、合成洗剤などより少々洗浄力が劣る可能性があります。

【5】パッケージデザインにも注目

出典:Amazon

お風呂用洗剤は、毎日使うものなので、片づけないで浴室内に出したままになりがち。そんなときにおすすめなのが、出したままでも浴室の景観を損ねないおしゃれなパッケージ入りのお風呂用洗剤。生活感がなく、見せるインテリアとしてもおすすめです。

また、スプレータイプの風呂用洗剤ならトリガー部分をフックにひっかけて保存できるものも。保管しやすいパッケージデザインを選ぶのもポイントです。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)