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【この記事のエキスパート】
ピアニスト/ライター/音楽教室主宰:神田 朝子
2009年渡米。ジュリアード音楽院、マネス音楽院で研鑽を積む。
室内楽、ミュージカル伴奏、教会奏楽などを手がける傍ら、約150名、25カ国の異なるルーツを持つ国際色豊かな生徒を指導。
2018年春に拠点を東京に移し、音楽教室『epiphany piano studio(エピファニーピアノスタジオ)』をスタート。レッスンの詳細・お問い合わせはHPまで。
またライターとして、ウェブメディアを中心にファッション、トレンド、ビューティ、フェミニズムなどを働く女性に向けて執筆中。
楽器を演奏する方にとって楽譜の扱い方は意外に難しいものですが、楽譜ファイルはそのような悩みを解決します。譜面の出し入れや書き込みをしやすくしたり、反射を防いだりなど、多くの工夫が盛り込まれています。ここでは、楽譜ファイルの選び方とおすすめ商品を紹介します。
ピアニストに聞いた
楽譜ファイルの選び方
ピアニスト/ライター/音楽教室主宰の神田朝子さんに、楽譜ファイルを選ぶときのポイントを5つ教えてもらいました。楽譜ファイルは楽譜の保管だけでなく、演奏しやすくなるようにサポートすることも大事な役目。その辺のポイントをしっかりと説明いただきました。
1. 楽譜ファイルに挟んだまま書き込みができる
コンビニでも入手できる普通のポケットファイルでなく、わざわざ専用の楽譜ファイルを使用するメリットはなんといっても直接書き込みができるということ。
通常のファイルはプラスティックのポケットにすっぽりと楽譜を一枚ずつ収めていくわけですが、楽譜ファイルは左右、または上下の帯で紙を押さえ、中央の部分がむき出しになっているため書き込みが可能です。
そのため、いちいち楽譜をファイルから取り出して書き込み、また元に戻す……といったまどろっこしい作業が解消できます。つまり、挟んだまま書き込みができるかをポイントに選ぶといいでしょう。
2. ページ数の調整や入れ替えが自由なルーズリーフタイプ
楽譜を一枚一枚ファイルに入れていくのは結構手間がかかる作業です。バインダータイプの容量が決まったものだとページ数が足りなかったり、途中で抜けてしまってやり直したり……なんてことも。
ルーズリーフタイプなら、あとからレフィルを購入してページを足したり、抜けた部分を途中に入れたりが自由自在。複数の曲を収める場合は、曲順をいつでも入れ替えることができて便利です。
3. 譜面台に置いたときの安定感
演奏会など人前で演奏する際に一番あってはならないのが、楽譜が譜面台から落ちる、などのアクシデントで演奏が途中で止まってしまうこと。とくに楽譜1枚を譜面台に置くスタイルだと会場の空調によっては、飛ばされてしまうこともあります。
そこで本番はしっかりした重さがあり、フルフラットで譜面台にフィットして、さらに振動で落ちてこないくらいの安定感のあるファイルをカバーとして使用することがおすすめです。
4. 演奏しながらめくりやすいもの
「楽譜に直接書き込みたいなら、コピーにパンチで穴を開けてファイルすればいいのでは?」と思うかもしれませんが、楽譜ファイルを使う理由には「めくりやすさ」もあります。
演奏しながら、紙の楽譜をいいタイミングでさっとめくるのはプロであっても至難の技。長時間の演奏やアンサンブル、または練習の際でも毎回譜めくりをしてくれる人がいれば助かるのですが、そうはいかないことも。
そこでファイルに入れておけば、プラスティックは紙よりも指がすべりにくいので、譜めくりが自分でもより確実にできるメリットがあります。
5. 照明に反射しない見やすいもの
楽譜の上段はとくに照明を反射しやすい部分です。プラスティックのポケットファイルだとどうしても光ってしまいますし、ステージや野外の照明だとまったく見えないこともあります。
それを解消するべく、なるべくならプラスティックの帯部分が少なく見やすいものを選びたいです。ただ固定する部分が少ないと楽譜がファイルから外れやすくなってしまうので、見やすさと外れにくさが両立する製品を選ぶ必要があります。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)