女優の山本美月が、カンテレ・フジテレビ系ドラマ『パーフェクトワールド』(毎週火曜21:00~)で、自身が演じるヒロイン役などについて語った。
建築士・鮎川樹(松坂桃李)が、高校の同級生・川奈つぐみ(山本)と再会し、心を通わせていくことで2人の生き方が変化していく姿を描く同作。山本は、自身の役について「喜怒哀楽が激しくて感情が豊か。クランクイン前後の感想で言うと、最初つぐみは“ザ・ヒロイン”だと思っていたのですが、足りていない部分も見えてきました。弱さだったり、すごくヤキモチ焼きだったり…。まだ成長段階なんだな、と。いま演じている“ブレ”が、最終回に向けてだんだんまっすぐ軸が磨かれていくと思います。難しい役どころで葛藤もありますが、監督と一緒に考えて演じていきたいです」と語る。
また、樹と、つぐみに片思いをする是枝洋貴(瀬戸康史)のそれぞれとの撮影については「“つぐみ”として、鮎川くんといるときは声のトーンが全然違うなと思っています。好きな人の前でかわいい自分でいなくても、自然にそうなってしまう。鮎川くんといるときは心がドキドキして楽しくて、不思議なストレスフリーさがあるんです。逆に是枝くんといるときは、いつものつぐみなんです。本当に不思議ですね(笑)」とのこと。
どちらがタイプかとなると、「是枝くんのような“片思い実らない系男子”の一途さが好きで、すごく悩みますけど…やっぱり鮎川くんだと思います。“自分で自分のことをやろう!”というしっかりした意志が感じられるので。是枝くんはたぶん、付き合ってからいろいろ問題が見えてきそうです(笑)」と、自身の目線で分析した。
そして、見どころについて聞くと、「老若男女、さまざまな世代の方が楽しめるドラマです。親と娘の関係性も描かれるので、親世代の目線でも、大人と子どものはざまの目線でも見られると思います。ハンディキャップを通して伝えたいことはたくさんあるけれど、そこに重心を置かず、純粋な気持ちで楽に見ていただきたい」とコメントしている。