お笑いコンビ・ハリセンボンの近藤春菜が、22日に放送された日本テレビ系情報番組『スッキリ』(毎週月~金8:00~10:25)で、昨年12月に暴行被害を受けたNGT48・山口真帆が卒業を発表したことについてコメントした。
山口は21日、新潟・NGT48劇場で行われたチームG「逆上がり」千秋楽公演に出演し、卒業を発表。「事件のことを発信した際、社長には『不起訴になったことで事件じゃないということだ』と言われ、そして今は会社を攻撃する加害者だとまで言われています」と告発し、「ただメンバーを守りたい、真面目に活動したい、健全なアイドル活動ができる場所であってほしかっただけで、何をしても不問なこのグループに、もうここには私がアイドルをできる居場所はなくなってしまいました」と切実な思いを伝えた。
MCの加藤浩次から意見を求められた春菜は、「ファンの方もNGT48を応援できないですよね。とっても後味の悪い終わり方になってしまった」とグループを支えてきたファンを思いやり、「山口さんが男2人に暴行を受けた。ということは運営側は山口さんを守るような体制にこれからなっていかないといけない。山口さんと共にメンバーも危険な思いをしないように守っていく。そうやって進めていくのがシンプルなことだと思うんですけど、メンバーが関わっていたこともあって第三者委員会が入って、メンバーの関わりはなかったと」と経緯を振り返る。
「結局最後の最後には、真面目にすごく一生懸命に、正直に頑張ってきた山口さんが辞めなきゃいけない状況になった。夢を大人たちに潰されたことになってしまったんですよね」と全容が解明されないまま卒業へと追い込まれたことに胸を痛め、「一体、運営側は何を守りたくてこういう動きをしていたのか。何も明らかになっていないので、どうして対立構造になってしまったのかをはっきりさせないと」「山口さんは今後夢を持ってがんばってほしいですし、これからのNGTを応援するファンの方たちのためにもすべてを出さないといけないと思います」と運営側に問題解決と情報の開示を求めていた。