放送プロデューサーのデーブ・スペクター氏が、22日に放送された日本テレビ系情報番組『情報ライブ ミヤネ屋』(毎週月~金13:55~15:50)で、昨年12月に暴行被害を受けたNGT48・山口真帆が卒業を発表したことについてコメントした。
山口は21日、新潟・NGT48劇場で行われたチームG「逆上がり」千秋楽公演に出演し、グループから卒業することを発表。書いてきた手紙を読み上げながら、「事件のことを発信した際、社長には『不起訴になったことで事件じゃないということだ』と言われ、そして今は会社を攻撃する加害者だとまで言われています」と打ち明け、「ただメンバーを守りたい、真面目に活動したい、健全なアイドル活動ができる場所であってほしかっただけで、何をしても不問なこのグループに、もうここには私がアイドルをできる居場所はなくなってしまいました」と切実な思いを伝えた。
デーブ氏は、「怖い思いをしたのは間違いないと思いますが、私たちは捜査権がないので本当のことがすべて分かるのは不可能」とし、「隠蔽体質というのを考えると、よくここまでスピーチをさせたなと思います。事前に知っていたとしても。(スピーチの)中身はNGTにとって不利、良い話ではない」と山口のスピーチが設けられたことについて分析。
さらに、「一般企業だったらパワハラです。ここまでなったということは。いろいろなことを総括して考えると、すでに何らかのフォローになるような決着がついているのか、山口さんに良いアドバイザーがいるのか分かりませんが、本当に怒っているのであれば裁判を起こすとか、昨日(の公演)も普通だったら出ませんよ」と推測していた。