ダンス&ボーカルグループ・AAAのリーダー浦田直也が21日に釈放されたことを受け、同日の謝罪会見後、エイベックス・マネジメントの顧問弁護士を務める白川純子氏が囲み取材に応じた。
浦田は、都内のコンビニエンスストアで19日5時ごろ、面識のない女性に平手打ちした疑いで逮捕。女性を飲みに誘ったが、断られたことに腹を立て暴力をふるったという。釈放から約2時間半の間に金髪を黒髪に染め、会見では被害女性への謝罪を口にしつつも、事件当時に泥酔していたと主張。事件の詳細については「覚えていない」を繰り返した。引退については明言を避け、「無期限とかは考えていなくて、今の気持ちが活動を自粛したいという気持ち」と言うにとどめた。時折笑みを浮かべる場面もあり、ネット上では厳しい声も噴出している。
会見後、白川弁護士は「事実関係は調査している」とし、「(警察からは)詳しいことを何も聞いてない」「把握できていない」「(被害女性の精神状態は)全く聞けていない」と説明。接見時の浦田の印象を、「涙は見せなかったですけども、本当に反省しているのが私には非常に伝わってきました」と語り、浦田は「なんでこんなことをしてしまったんだろう」「覚えてないこと自体、反省しなきゃいけない点」「とにかく、こんなになるまでお酒を飲んだこと自体、ダメだった」と反省の弁を述べていたという。
また、事件の記憶はないが、「その方がそう言うのであれば、きっとそうなんだろう」と罪は認めており、「もう2度とお酒は飲まない。本当に被害者の方に申し訳ない気持ちでいっぱい」と語っていたという浦田。白川弁護士は、被害女性との話し合いや示談交渉の有無については、「申し訳ございません。そのへんのところはノーコメントにさせていただきます」「謝罪の気持ちを伝えていきたい」と明確な回答を避けていた。