ソニー生命保険は4月18日、社会人1年目と2年目の意識調査の結果を発表した。調査期間は3月15日~3月22日、調査対象は2019年春から働き始める社会人1年生500人、就職してから1年経つ社会人2年生500人。

  • 社会人1年目の生活でかかったお金

    社会人1年目の生活でかかったお金

社会人2年生(500名)に、社会人1年目の生活でかかったお金について聞くと「貯蓄した金額」が最も高く、平均額が433,916円となった。 男女別に平均額を見ると、男性444,609円、女性423,223円で、男性のほうが21,386円高い結果となった。

「身だしなみ(スーツ・化粧品など)」にかかった金額は、平均額は51,272円となった。男女別に平均額を見ると男性48,547円、女性53,997円で、女性のほうが5,450円高く、男性と比べて女性のほうが、身だしなみにお金をかけた人が多いことが読み取れる。

また、「プライベートな付き合い・交際」にかかった金額では平均額が199,926 円、「実家に入れた金額」では平均額が129,558円となった。男女別に平均額を見ると、「プライベートな付き合い・交際」では男性188,917円、女性210,935円となり、女性のほうが22,018 円高くなった。このことから女性のほうが、付き合いや交際に積極的に出費していたことが読み取れる。

「自己投資(セミナー参加、書籍購入など)」にかかった平均額は16,242円となった。男女別に平均額を見ると、男性18,293円、女性14,190円で、男性のほうが高い結果となった。

  • 社会人1年目の生活でかかったお金の比較

    社会人1年目の生活でかかったお金の比較

2018年の調査結果と比較すると、「プライベートな付き合い」は184,584円(2018年)から199,926円(2019年)へ増加した。また、「貯蓄した金額」は462,592円(2018年)から433,916円(2019年)と減少した。昨年の社会人2年生と比べて、貯蓄に回す額は少なく、付き合いへの出費は多い傾向があることが読み取れる。

  • 30歳時点の目標貯蓄額

    30歳時点の目標貯蓄額

また、30歳時点の目標貯蓄額を聞いたところ、「1,000万円以上」(24.2%)や「500万円~600万円」(17.0%)に回答が集まり、平均額は525万円となった。