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【この記事のエキスパート】
作家/アウトドアライター:夏野 栄
作家、マルチクリエイター、アウトドア・ファッションのライター・エディターとして活躍。
アウトドア誌やファッション誌でジャンルを超えて連載。ライトノベルやゲームシナリオを執筆。
アウトドアでは『キャンプチャリ』の制作やキャンプ場プロデュースを手掛ける。またファッションマーケットの企画運営からプロダクト開発まで幅広く活動。山岳部出身、海育ちのテンカラ師。
『BE-PAL』や『camp hack』、『OCEANS』や『MonoMax』『Fine』といったメンズ誌のほか、女性ファッション誌にも参加。
キャンプをはじめアウトドアの場数を踏むようになると、テントを使う場面や用途も幅広くなってきます。ここでは、アウトドアシーンの用途に応じて選べる中級者向けテントのおすすめと選び方のポイントについてご紹介します。
アウトドアライターに聞く
中級者向けテントの選び方
アウトドアライター夏野 栄さんに、中級者向けテントを選ぶときのポイントを教えてもらいました。今のテントからの買い替えを検討している方も、購入前に選び方を覚えておくと製品選びに役立ちます。
人数から選ぶ
テントを実際に使用する人数は、選ぶうえで重要なポイントになります。
テントを選ぶ際、最もオーソドックスかつマストな条件が利用人数。もちろんソロで大きなテントを使うことだってアリですが、設営を考えるとやはりある程度人数に比例したサイズのテントを選ぶ必要があります。また、最近はだいぶ状況も変わってきてはいますが、「実際に快適にテントを利用できる人数はメーカー指定人数マイナス2名」と言われていたりします。
メーカー指定人数は「最大で(限界値)」という視点で計算している場合が多いため、ゆったり過ごしたいならばソロからデュオならば2、3名以上のテントを探すという方法で選ぶとベターなサイズ感のテントに出会えます。
フィールドから選ぶ
キャンプをするフィールドは季節や地形、天候によって状況が大きく違います。どんなフィールドに、いつのシーズンに行くのか? あるいはあるシーズンには行かない、決まった場所に通うなど、自分がキャンプするフィールドをもとに使用するテントを選ぶと、より快適に過ごせます。
フィールドを特定せずキャンプをするという場合、本来テントひと張りで済ませるのは難しい部分もあります。オールラウンドというケースでは耐久性のあるテントを選びたいところですが、重量がかさむようなら、どこかを削りベストを模索します。
タイプ(スタイル)から選ぶ
数あるテントのなかから、使い勝手の良いものを選びましょう。
キャンプが盛り上がるにつれて多くのテントが登場し、テントのタイプ(スタイル)にも注目が集まるようになりました。
オーソドックスなドーム型やロッジ型のほか、最近人気のトンネル型や2ルームテントなど、ねらったテントタイプから選ぶという方法もあります。テントのタイプごとに使い勝手が違うため、それぞれのタイプの特徴をつかみ、好みのタイプから選んでみる方法もおすすめです。
軽さで選ぶ
「U.L.」(ウルトラライト)という言葉が定着してひさしい現在、「軽いは正義」という方向に振られた軽量テントが多数ラインナップされています。軽さを追求するということは、そのぶん耐久性や居住性といったなんらかの要素を犠牲にしています。
どこまで軽さにこだわるか、その優先度から選ぶという方法も、理想のテントに出会える近道のひとつです。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)