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【この記事のエキスパート】
住生活ジャーナリスト:藤原 千秋

住生活ジャーナリスト:藤原 千秋

木質プレハブ系大手住宅メーカー営業職出身。

主に住まい・暮らしまわりの記事を専門に執筆して約20年。企画、広告等多様な業務に携わる。

TBS系『マツコの知らない世界』に1000種類の掃除グッズを試した主婦として出演。

プライベートでは三女の母。


レックの『激落ちくん』が有名なメラミンスポンジは、ダイソーやセリアなどの100均でも取り扱っています。洗剤を使わずに汚れが落ち、洗面台やシンクの掃除などに便利。この記事では、住メラミンスポンジの選び方とおすすめ商品、使用上の注意点もご紹介します。

洗面台やシンクの掃除などに!
メラミンスポンジとは

出典:Amazon

メラミンスポンジは、洗剤を使うことなく水だけで汚れを落とせる白いスポンジ。LEC(レック)の激落ちくんが有名ですが、ほかにもさまざまなメーカーのメラミンスポンジがあります。水しか使っていないのに汚れがなぜ落ちるのか、その原料や構造について解説します。

メラミンスポンジの素材はメラミンフォーム。メラミンフォームはメラミン樹脂が原料で、ミクロン単位で発泡させて硬度のあるこまかい網目状の構造にしたもの。このかたくてこまかい網目が汚れを削り落とすので、洗剤を使わなくてもきれいにできます。

メラミンスポンジは、研磨力で汚れを落とすタイプのスポンジなので、対象物によっては研磨で傷がつくリスクがあるということも認識しておきましょう。

水だけで汚れが落ちる!
メラミンスポンジの選び方

ここからは、メラミンスポンジの選び方をご紹介します。ポイントは下記の3つ。

【1】使い方に合うサイズ
【2】汚れの落ちやすさや、耐久性
【3】機能付きメラミンスポンジ

上記のポイントを押えることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】使い方に合うサイズを選ぶ

出典:Amazon

【エキスパートのコメント】

メラミンスポンジにはさまざまな大きさがありますが、適切なサイズのものを選ぶためには、何をきれいにするのか、まずは目的をハッキリさせましょう。

食器のような小ぶりなものなのか、浴槽のような大きなものなのかで、必然的に選ぶスポンジのサイズも決まってくると思います。

メラミンスポンジは、生成のさせかたが独特なため、対象物によっては研磨で傷がつくリスクを負います。何にでも使えるわけではありませんが、逆に使えるものに対しては目覚ましい効果を発揮します。

【2】汚れ落ちのよさや耐久性をチェック

出典:Amazon

メラミンスポンジは、ステンレス製のシンクのサビやプラスチックの黄ばみ、マグカップの茶渋や鏡の水垢などの汚れ落としに活躍するアイテム。どのメーカーの商品も、見た目には大差がありませんが、汚れ落ちの性能は商品によって異なります。口コミなどを参考にしながら、汚れ落ちのいいメラミンスポンジを選びましょう。

また、使用していくごとにメラミンスポンジ自体も摩耗していくため、耐久性のよさも重要なポイント。かたさのあるメラミンスポンジのほうが、強くこすってもボロボロになりにくいのでおすすめです。

【3】機能つきのメラミンスポンジも

出典:Amazon

【エキスパートのコメント】

近年、ただの「メラミンスポンジ」だけでなく、クエン酸や重曹が染み込ませてある商品も発売されています。メラミン樹脂ではないスポンジが貼り付けてあったり、ナイロンたわしが付帯していたりアレンジを施した商品も増えています。

それぞれ意味や意義があるものですが、自分が購入する際には、それがあったほうがいい理由を明らかにしておきましょう。結局使わなかった、という事態を避けることができて無駄にならないからです。

商品によって違いがある!
エキスパートからのアドバイス

【エキスパートのコメント】

メラミンスポンジは、メーカーや商品間での差別化がつけにくく、一見どれも同じように見えてしまいがちです。そんなメラミンスポンジも実際にはかなり個体差があり、びっくりするほど汚れ落ちに違いが生じることがあります。

自分はどこのなにを綺麗にするのか、この商品に何を期待しているかを明確にしてから商品選定に向かいたい道具です。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)