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【この記事のエキスパート】
文房具ライター:きだて たく
最新機能系から駄雑貨系おもちゃ文具まで、なんでも使い倒してレビューする文房具ライター。
極端な悪筆と工作下手がコンプレックスゆえに自分を助けてくれる便利な文房具を探し求め続けており、その活動の結果得られた情報を雑誌・WEBなどの媒体で公開している。
文房具に関する著書多数。近著には『この10年でいちばん重要な文房具はこれだ決定会議』(共著 スモール出版)がある。
コンパクトに使えるロールペンケースは社会人や学生に人気のアイテムです。使いにくい? と思っている人もこの記事を読めば変わるはず! 今回はロールペンケースを買おうか悩んでいる人にもわかりやすい選び方とおすすめ商品をご紹介します。
ロールペンケースの魅力とは?
【エキスパートのコメント】
ロールペンケースの飾り気のないシンプルさとシックな見た目、そして大事な筆記具を優しく保護してくれる機能性は、周囲にも大人の持ち物という印象を与えてくれるでしょう。ペンケースとしては高価な商品も多いジャンルですが、飽きが来ずに長く使えるものばかり。
10年後まで愛用できるものを探すつもりで、自分に合ったサイズや見た目にこだわって選んでください。
使いやすさを重視!
ロールペンケースの選び方
文房具ライター・きだて たくさんに取材をして、ロールペンケースの選び方のポイントを教えていただきました。ポイントは以下の6つです。
【1】タイプ
【2】素材
【3】生地の種類
【4】サイズ感
【5】留め具
【6】機能性
上記のポイントを押さえることで、あなたに合った商品を見つけることができます。ぜひ参考にしてみてください。
【1】タイプから選ぶ
ロールペンケースはポケットタイプとポーチタイプがあります。収納したい文房具の種類や量に応じて選びましょう。
間仕切りがあり整頓しやすい「ポケットタイプ」
ロールペンケースの多くは筆記具を1本ずつペンポケットに挿した上で巻いて締めるようになっています。これならしっかり保護ができるので安心です。ただ、ポケットの形状が細すぎると入る筆記具の選択肢が狭まります。万年筆やマーカーなど軸の太い筆記具を持ち歩きたい場合は、太めのポケットがあるのかも確認しておくとよいでしょう。
大きい文房具の収納には「ポーチタイプ」
ロールペンケースには、ペンポーチのようにざっくりと文房具を入れられるポーチタイプのものもあります。1本ずつペンなどを仕切るのが面倒な場合や、のりやホチキスなどある程度大きさのある文房具を入れたいときには、ポーチタイプが向いています。収納したものの出し入れもらくにできるので、普段使いできるものを探しているならポーチタイプも選択肢に入ります。
【2】素材で選ぶ
ロールペンケースはいろいろな素材が使われています。素材の特徴にも注目してみましょう。
硬さや表情を楽しめる「革製」
革製のロールペンケースは、高級感を感じられます。また、経年変化によってツヤが増し、味のある色になるのが革製品の楽しみ方のひとつです。だんだんと素材がよりしなやかになります。耐久性にもとても優れているので、長い期間にわたって愛着の持てるアイテムとして使えるのも革製の特徴です。
革製品は同じ革素材から作成されたアイテムであっても、かたさや表情が異なるのがおもしろいところ。それに経年変化が加わって、世界にたったひとつだけのアイテムになっていきます。
カラバリ豊富な「布製」
布製のロールペンケースは、生地に柔軟性があるので色々なものを収納できる楽しみがあります。詳細にこだわったステッチなど、高い裁縫の技術で製造されているアイテムや、カラーもいろいろ選べるアイテムも多く、個性を活かせるのがポイントです。
PVC加工を生地の表面に施したタイプのアイテムは、耐久性が高く、長く使えます。ロールした状態が、ペンスタンドのように使えるタイプも、便利です。
【3】生地の種類も注目!
布製のロールペンケースの素材も、丈夫で高級感のある国産の帆布生地や、カジュアルなデニム生地のものなどバリエーション豊かです。
耐久性のある「帆布」
帆布生地は、太い糸で織られた厚手の素材です。とても強度が高く耐久性があり、長く使い続けられるのが大きなメリットです。手ざわりのよさも帆布生地の魅力のひとつで、独特の風合いをたのしめます。
革製品のように、使い込むにつれて生地がよりやわらかくなっていき、手になじんで使いやすくなるのも特徴です。丈夫で厚手の生地が、ペンケース内のアイテムをしっかりと包んで守ってくれます。
色落ちが楽しめる「デニム」
デニム生地は、インディゴ染料で染められた縦の糸と、染料を使用していない白い横糸で折り合わされた生地で、丈夫で耐久力のあるロールペンケースとして使えます。
ジーンズのように、使い込むと、やわらかくなじんできます。経年変化で、味のある色落ちを風合いとして楽しめるのも、デニム素材のよさのひとつです。
【4】コンパクトになるサイズ感がおすすめ
普段持ち運ぶ文房具が少ない方には、ロールペンケースがおすすめです。その理由のひとつが、コンパクトさ。基本的に筆記具を革や布でぐるりと巻くだけなので、余分な空きスペースがありません。
文房具をまとめて持ち歩くのに必要最低限の構造ということから、とてもスマートにまとまります。もちろんロールペンケースにもいろいろとサイズがありますので、持ち歩きたい文房具の量と、カバンのサイズを考えて選んでください。
【5】留め具もチェック
ロールペンケースを巻いたときの留め具にも種類があり、使い方によって選べます。
くるくる巻くタイプの「ベルト式」
ベルト式の留め具なら、クラシカルなロールペンケースを代表するデザインになります。複数用意されているベルトの穴に通して留めるので、収納している量にぴったりの位置で留められる柔軟さが魅力で、いつでも美しいフォルムを維持できます。
巻きつけて留めるという所作が、文具を使った勉強や作業の前後のルーティーンとして、気分を高めてくれます。
サッと留められる「ボタン式」
ボタンで留める方式のロールペンケースは、丸めたときにワンタッチで簡単に留められるのがとても便利です。煩わしい動作が苦手な方や、急いで収納しないといけないシーンが多い方もいらいらせずに手早く収納できるので、ぴったりの仕様です。
しっかり留めることができ、裏金具がついているボタン部分の耐久性も高いので、愛着を持って長く使えます。
【6】機能性もチェック
ロールペンケースに収納したいものによって、こだわっておきたいポイントも異なります。ここでは、フラップつきや長さのあるアイテムのメリットを紹介します。
フラップ付きなら飛び出し防止になる
ロールペンケースは一般的なペンケースと異なり、巻いて文房具を収納します。収納した文房具が落ちにくい工夫があるものを選ぶと、より使い勝手がよくなります。
とくに、ポケットタイプのロールペンケースはフタの役割となるフラップがあるものなら、中身が飛び出すのを防げます。使うときに必要な文房具をさっと取り出したいなら、フラップ付きのものを選びましょう。
ハサミなど入れるなら20cm以上長いタイプを
収納した文房具が、ペンケースからはみ出てしまっているなら、持ち運びの際に中身が飛び出してしまわないように注意しておく必要があります。また、スッキリとできないため、だらしない印象が残ってしまいます。
20cm以上の長さがあるロールペンケースなら、ものさしやハサミなどの、長い形状の文房具も余裕を持って収納することが可能です。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)