◆本記事はプロモーションが含まれています。
【この記事のエキスパート】
下着研究家・足と靴のカウンセラー:青山 まり
ブラジャー研究家・下着研究家・作家。
新しいジャンルを切り拓いた女性に贈られるキャリアクリエイト部門で日経WOMAN「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2005」受賞。
消費者の立場で活動している。新聞・雑誌・講演・テレビ出演多数。著書に『ブラの本。』(サンマーク出版)『着るだけダイエット』(東邦出版)ほか多数。
また、2014年に足の怪我をしたことがきっかけで足と靴の研究を始める。フットケアの専門スクールに通い、フットケアアドバイザーとシューフィット、中敷き調整の技術を身につける。
その後、靴工房と靴専門店にて経験を積み、現在「足と靴のカウンセラー」としても活動中。
この記事では、立ち仕事やスポーツをする人、革靴・ヒール・ブーツ・スニーカーを履く人の足をサポートするインソール(中敷き)の選び方とおすすめ商品を紹介します。土踏まずがない扁平足にぴったりの商品や、外反母趾対策、身長をばれずに伸ばせる商品もピックアップ。疲れにくいインソールを手に入れましょう!
足の悩み解消も期待できる
インソールを使用するメリットと効果
靴を履いて歩くと、気づかぬうちに足に負担が掛かっているもの。人によっては無意識に負担を庇う歩き方をするため、扁平足や足底筋膜炎、浮き指、靴ずれといった足の悩み、中には膝や骨盤まで悪くしてしまう可能性も。
インソールには衝撃を吸収するもの、足の形に合わせて無駄な力が入らないようにするもの、足の指が動きやすくなり足の機能の向上を図るもの、ニオイを軽減させるものなど、目的に合わせて様々な種類があります。
インソールを入れることで、足への負担を軽減し、悩みを解消していきましょう。
インソールの選び方におけるポイント
足と靴のカウンセラー・青山まりさんへのアドバイスをもとに、インソールを選ぶときのポイントをご紹介します。ポイントは下記の通り。
【1】着用する靴に合わせて選ぶ
【2】足の臭いが気になる人は防臭・防湿機能を
【3】ズレにくい仕様になっているか
それぞれ詳しくみていきます。
革靴、スニーカー、ヒール、ブーツ、ランニング用など
【1】着用する靴に合わせて選ぶ
靴の種類によって選ぶインソールも変わります。履きたい靴にあわせて不足している機能を把握し、補えるインソールを選ぶようにしましょう。
●革靴
分厚すぎないフィット感のあるクッション性の高いインソール、通気性や速乾性の高いものや消臭用がおすすめ。
●スニーカー
足裏のアーチを支えて体重を分散させてくれるアーチサポートタイプ、地面からの衝撃を抑えてくれる衝撃緩和タイプがおすすめ。
●ヒール・パンプス
つま先の痛みを軽減する前滑り防止のつま先用インソール、クッション性の高いものがおすすめ。
●ブーツ
熱がこもりがちなため、通気性が高いインソールがおすすめ。嫌なニオイは防臭・抗菌タイプのインソールで対策を。
●ランニングシューズ
足の形を整えてくれる構造で、走るときの足への負担を軽減してくれるランニング専用のインソールを。
【2】足の臭いが気になる人は防臭・防湿機能を
毎日同じ靴を履いていると、靴の中がむれて臭くなります。靴を脱いだりすることが多い人は、消臭抗菌タイプのインソールを選びましょう。夏場や冬のブーツなどにも活躍します。なお、ずっと同じインソールを使っているとまた臭くなるので定期的に入れ替えるようにしましょう。
【3】ズレにくい仕様になっているか
インソールの役割を実感するためにも、ズレにくいかどうかもチェックするようにしましょう。おすすめはシールで貼り付けられるものや滑り止めがついたタイプです。グリップ力の高さにも注目してみてください。
インソールのサイズも重要!
【エキスパートのコメント】
足裏部分の全体を覆うフルインソールが主流となっており、サイズはS、M、Lといった具合に分かれているので、自分の足のサイズに合うものを選ぶようにしましょう。製品によっては、フリーサイズとして販売していて、自分の足のサイズに合わせてハサミで切るタイプも!
また、つま先やかかと部分のみをサポートするハーフインソールという製品もあります。靴擦れ防止や、サイズ調整に便利なタイプです。
タイプ別診断で発見! ぴったりのインソールは?
インソールは、商品によって搭載する機能がさまざま。まず、どんなインソールがあなたにぴったり合うのか、チェックしてみてくださいね。
診断チャートで簡単チェック!
求めるインソールがわかりましたか? タイプ別に紹介していくので、自分好みの商品を見つけてみてください。
A:革靴で使うなら?
革靴にぴったりのインソールを選ぶなら、クッション性・衝撃吸収性の高い商品がおすすめです! 革靴は底が薄くて硬いため、立ち仕事などで履くと、足への負担が大きくなりがちなので、衝撃吸収性の高さを重視しましょう。
スニーカーと比べて、蒸れやすかったり臭いやすかったりするので、防臭・抗菌・通気性に優れたものだとなおいいですね。また、ビジネスシーンだと靴を脱ぐ機会もあるかもしれないので、ブラックやベージュ、ブラウンといった落ち着いた色合いかどうかも要チェック!
B:普段履き・スポーツ用スニーカーには?
スニーカーに入れるインソールを選ぶとき、どんな用途で使いたいかを考えておきましょう。仕事や旅行などで長時間履くなら、防臭性や通気性の高いものがぴったりです。足に疲労が溜まりやすいというなら、クッション性の高さも重要!
ランニングやサッカーなどのスポーツシーンで使うなら、動きやすいようになるべく軽量で、機敏な動きをアシストするグリップ力の強さも考慮に入れて選べるといいですね。
C:ブーツに入れるなら?
ブーツ用のインソールなら、防臭性・抗菌性・防湿性の高いものを選ぶようにしましょう。基本的にブーツ内部は熱がこもって蒸れやすく、いい環境とは言えませんよね。
秋冬に履くことが多いなら、温かく過ごせるように保温性の高さにも気を向けてみましょう。ボアやムートン素材の商品も数多く販売されています。
D:ハイヒールでも快適に過ごすなら?
ハイヒールに入れるインソールは、いかにつま先の衝撃をガードできるかがポイント。足への負担が大きくなるので、ジェルやシリコンなど弾力性のある素材だと疲れにくいのでおすすめです。前滑りを防げるタイプや、足のアーチをサポートするタイプ、かかと部分の靴擦れを防げるタイプもあるので、悩みに応じて選ぶようにしてみてください。
タイツやストッキングをはくことで蒸れや臭いが気になるなら、防湿性・防臭性・抗菌性のある商品もチェックしてみてください。なお、ハイヒールは靴先が細くて窮屈に感じやすいので、つま先が圧迫されて外反母趾の痛みを引き起こすこともあるのでハイヒールの商品選びも重要です。
E:扁平足で足が疲れやすいなら?
土踏まずが低くて足裏が直線的な扁平足におすすめしたいインソールは、足裏のアーチをしっかりサポートできるものです。これだけでも足の疲れや痛みを軽減できますが、効果を高めるためにクッション性の高いものだとなおよし。ジェルやシリコンなど弾力性の高いものも人気です!
F:身長を伸ばしたいなら?
身長をこっそり高く見せられるインソールもあります。インソールの高さは1cmから9cmくらいまで幅広く展開しています。このタイプを使うなら、違和感なくなじみやすいハイカットのスニーカーやブーツに合わせるのがおすすめ!
身長を高く見せたいあまり、厚すぎるものを選ぶと歩行しにくくなる場合もあるので要注意!
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)