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【この記事のエキスパート】
作家/アウトドアライター:夏野 栄
作家、マルチクリエイター、アウトドア・ファッションのライター・エディターとして活躍。
アウトドア誌やファッション誌でジャンルを超えて連載。ライトノベルやゲームシナリオを執筆。
アウトドアでは『キャンプチャリ』の制作やキャンプ場プロデュースを手掛ける。またファッションマーケットの企画運営からプロダクト開発まで幅広く活動。山岳部出身、海育ちのテンカラ師。
『BE-PAL』や『camp hack』、『OCEANS』や『MonoMax』『Fine』といったメンズ誌のほか、女性ファッション誌にも参加。
この記事では、キャンプや釣り、BBQなどアウトドアのシーンに欠かせない「クーラーボックス」の選び方とおすすめ商品を紹介。コールマンやイエティ、ロゴス、スタンレー、ダイワなど、保冷力最強の人気アイテムを厳選しました。ユーザーの口コミにも注目です。
メリット・デメリットを解説!
クーラーボックスの「ハード」「ソフト」の違い
そもそもクーラーボックスは「ハードタイプ」と「ソフトタイプ」の2種類に大きくわけられます。それぞれのメリット・デメリットを把握したうえで、使用シーンに合った方を選びましょう。
キャンプや釣りにおすすめ!
保冷力が高く椅子替わりにもなる「ハードクーラーボックス」
キャンプや釣りなど長時間の保冷に適しているのはハードタイプのクーラーボックスです。丈夫さが一番の特徴ではありますが、密閉性と保冷性にすぐれているため、食材や飲み物を長時間保冷することができます。
またその丈夫さから、釣りやキャンプの際はイスや机の代わりにすることも可能な商品も。また投入口付きのクーラーボックスは、フタ全体を開けずに魚を入れられるため、冷気が逃げにくく高い保冷力が期待できます。
一方で、重量が大きい点がデメリットに。ソフトタイプと比べると手軽に持ち運ぶことができません。持ち運びの懸念がある場合は、引いて動かせるキャスター付きを選ぶのがおすすめです。
ピクニックや日常使いにおすすめ!
保冷力は低いが持ち運びやすい「ソフトクーラーボックス」
ソフトタイプのクーラーボックスの魅力は、なんといってもその軽さと持ち運びやすさ。スーパーへ行くときなど、日常使いがしやすいです。使わないときもコンパクトにたたんで収納が可能です。
ただしハードタイプと比べると密閉性が低く、保冷力は劣るので、アウトドアではピクニックやスポーツ観戦といった短時間での利用におすすめです。
キャンプ・バーベキュー・釣りなどに大活躍!
クーラーボックスの選び方
ここからは、クーラーボックスを選ぶ際のポイントを詳しく解説していきます。
断熱材の素材で保冷力が変わる!
クーラーボックスの断熱材の素材に着目しましょう。保冷効果の高い順に真空断熱パネル、発泡ウレタン、発泡スチロールなどがあります。ただし、保冷効果が高いものはその分コストもかかります。保冷力と価格のバランスを考慮して選ぶといいでしょう。
保冷効果が抜群の「真空断熱パネル」
クーラーボックスの内部が真空構造になっており、保冷力は抜群です。比較的大容量の上位モデルに採用される断熱材のため、値段が高くなる傾向にありますが、保冷力をもっとも重視したい方にはこちらがおすすめです。
多くのクーラーボックスで採用される「発泡ウレタン」
発泡ウレタンは一般的なクーラーボックスに使用されているタイプ。1泊程度であれば充分に対応でき、保冷力とコスパのバランスがよく取れています。
特徴としては、分厚いほど保冷力が高くなります。ただし厚さが増せばその分重量も増す点に注意してください。
コスト重視の人は「発砲スチロール」
発泡スチロールはリーズナブルなモデルが多いので、コストを重視して選びたい人の選択肢となるでしょう。
とても軽いのも魅力ですが、ほかの素材と比べると保冷力も低く、何回も使えるものではありません。臨時で必要なときなどに便利でしょう。
容量・サイズは使用人数や日数に合わせて選ぶ
容量は「人数×10〜15L」が目安になります。たとえば4人キャンプだと、50L容量くらいあると安心です。
また保冷力を保つためには、大きすぎないことも大切になります。2泊以上のキャンプなど、使用日数が長い場合は、小型のクーラーボックスを複数用意するのもいいかもしれません。保冷剤も保冷力が強力なものを用意しておきましょう。クーラーボックスの容量は、保冷剤の分も含めて選ぶのも忘れずに。
なお釣りに使用する場合は、小さな魚を堤防で釣るなら「20L未満」、小型~中型魚に対応するものなら「20~39L」、本格的な船釣りには「40L以上」がおすすめです。
ハンドルやキャスター付きなど持ち運びやすさも確認
クーラーボックスは、キャンプギアのなかでも大型の道具のひとつです。ドリンクや食材、氷などを満載すれば、重さが10kgを軽く超える場合もあり、車載する際にも、キャンプ場で持ち運ぶ際にも、キャスター付きなど扱いやすさが重要になります。
まずは、グリップの強度と持ちやすさをチェックしたいところ。また、スタッキング(積み重ねる)して収納できるタイプや、重心が高く運びやすいなどのポイントも、実際にキャンプやアウトドア、釣りで使用するうえで魅力的な要素となります。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)