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【この記事のエキスパート】
アウトドア&旅ライター・編集者:大森 弘恵
オートキャンプ雑誌、アウトドア雑誌の編集部を経て、フリーランスに。
現在はアウトドア(おもにキャンプとウインターアクティビティ、野外料理)、旅をテーマに雑誌やWEBマガジンで活動。
趣味は30年ほど前からはじめた国内外でのオフロード・ツーリング&キャンプ。最近、ハンモック泊の心地よさに感激。
キャンプやアウトドアで活躍するタープ。なかでもスクリーンタープは虫よけや日よけにもなり、プライベートな空間を確保できるのが魅力。この記事では、スクリーンタープの選び方の説明と、おすすめ商品を厳選!コールマンやスノーピークなどの商品を幅広く紹介します。
そもそもスクリーンタープとは?
Snow Peak(スノーピーク)『タープ カヤード(TP-400)』:¥26,800 ( 2021年4月15日時点 )
屋根部分しかないタープとは異なり、ナイロンやメッシュで四方が囲われているのがスクリーンタープ。「虫よけ、遮光、風除け」ができ、キャンプやバーベキューなどのアウトドアで活躍してくれます。
リビングのようなプライベート空間を確保できる、壁を閉じれば急な悪天候でも中は濡れない、強い風が吹いてテーブルの上の紙コップなどが飛ばないので安心です。
スクリーンタープは冬場のキャンプでも活躍!
冬場のキャンプの最大の課題は、どう寒さ対策を行うか。数ある方法の中でメインとして使う人が多いと思うのが、石油ストーブではないでしょうか。ただし、密閉された狭いテント内で使用すると、酸欠状態になり一酸化中毒になる可能性があります。
そこで、フルクローズタイプのスクリーンタープを使えば、1カ所だけ換気のために開けておけば随時空気の入れ替えができるので、安心して石油ストーブを使うことが可能になります。
スクリーンタープの選び方
それでは、スクリーンタープの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の3つ。
【1】使用人数に合ったサイズを選ぶ
【2】設営方法で選ぶ
【3】機能で選ぶ
上記の3つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】使用人数に合ったサイズを選ぶ
快適に過ごすためには、使用人数に合ったサイズのスクリーンタープを選ぶことが大切です。使用人数の目安は下記を参考に適切なサイズを選びましょう。
■1~2人の場合:300×300cm
■3~4人の場合:330×330cm
■5~6人の場合:360×36cm
■7人以上の場合:400×400cm
なお、使用人数の目安が表記されていない場合は、スクリーンタープの縦と横の幅で決めるといいでしょう。できるだけゆったり過ごせるサイズのものを選んでみてください。
【2】設営方法で選ぶ
設営方法には組み立てタイプとワンタッチタイプがあります。自分に合う組み立て方法を選びましょう。
テントと同じ要領で設営できる「組み立てタイプ」
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)『モンテ メッシュタープ(UA-1076)』 :
組み立てタイプのスクリーンタープは自立しており、テントと同じように設営できます。なかにはポールをセットするだけで完成する製品も。
悪天候でも使用可能にするためには、ロープなどの備品の用意も忘れず行ってください。
折りたたみ傘と同じような仕様の「ワンタッチタイプ」
QUICKCAMP(クイックキャンプ)『スクリーンタープ 3m(QC-ST300)』 :¥14,690 ( 2021年4月15日時点 )
かんたんに設営したい場合、ワンタッチタイプが便利です。傘を開くようなイメージで、骨組み部分を引き上げて完成します。組み立て式よりも手軽に設営可能です。
また、ワンタッチと似た設営スタイルのポップアップタイプもあります。こちらは広げるだけで設営でき、さらにスリムで持ち運びもしやすいタイプ。ただ同時にコンパクトなサイズ感のものが多くなりますので、タイプ別に長所・短所をおさえ、スタイルにあったスクリーンタープを選びましょう。
【2】設営のしやすさも大切
コンポジット『スクリーンテント』:¥11,000 ( 2021年4月15日時点 )
スクリーンタープは、設営の手間がかかります。ひとりで設営するのが難しいものも多いので、選ぶときには注意が必要です。
スクリーンタープのなかには、かんたんに設営できるタイプもあります。設営がかんたんなスクリーンタープは撤収も容易です。ワンタッチで設営できるタイプなどもあるので、設営に手間をかけたくないという方は要チェック。
【3】機能で選ぶ
雨が降っても安心な耐水圧や日差しを防ぐ遮光性、持ち運びやすさなども確認しておきましょう。
耐水圧で選ぶ
"ogawa(オガワ)『ネオキャビン(3393)』 ":
スクリーンタープには、タープの生地が耐えられる水圧を示す「耐水圧」が定められており、耐水圧の数値が高いほど強い雨にも耐えられます。
一般的にタープの耐水圧が1000~1300mmなので、強い雨が降った時を想定して1500mmあれば安心。ただし、耐水圧が高いほど通気性が悪くなるので要注意です。夏場などには、スクリーンタープのなかが蒸し暑くなってしまうこともあるので、耐水圧は通気性とのバランスを考えて選びましょう。
遮光性をチェック
Coleman(コールマン)『タフスクリーンタープ/400』:
日差しを防ぐのは、スクリーンタープの役目のひとつです。夏場の直射日光はとくに強いので、熱中症や日焼け対策には遮光性能の高さが重要となります。
遮光性能の高いスクリーンタープを選ぶためには、色の濃さと生地の厚さを確認してみてください。なかには、UVカット加工が施されているスクリーンタープもあります。
収納時のサイズなど持ち運びやすさをチェック
YAMAZEN(山善)『スクリーンハウス300(PSH-300UV)』:
細長く収納できるスクリーンタープがほとんどですが、購入前には収納袋の有無や収納したときのサイズ、重さなども確認しておくようにしましょう。
軽すぎると設営したときの安定感に欠けるので、持ち運びやすさとのバランスも意識することが大切です。使わないときに保管しておく場所と、収納したスクリーンタープのサイズが合うかどうかもチェックしておきましょう。
テントと連結できるとより快適
Coleman(コールマン)『タフスクリーンタープ/400』:
スクリーンタープはデイキャンプで日よけ、虫よけとして単体で利用することができます。さらに肌寒い春先や秋冬キャンプでは、テントと接続して冷気を遮断する大事な役割を果たしてくれます。
そういった使い方も考慮すると、開口部が大きくテント入り口を中に入れやすいタイプが便利です。すでにテントを持っているなら、サイズを確認して、少し余裕があるスクリーンタープを選びましょう。
なお、フラップタイプのジョイントシステムが付いていれば、テントとスクリーンタープの隙間を埋められ、冷えや虫を遮断可能。万全を期したい人は試してみてください。
夏はフルオープン、冬はフルクローズが便利
LOGOS(ロゴス)『Q-PANEL iスクリーン』:¥73,800 ( 2021年4月15日時点 )
スクリーンタープは、家のなかでいうリビングにあたる部分。タープと違い、ある程度のプライベート空間を作り出せるのが魅力です。
しかしアウトドアで使用するものですので、季節に応じたものを選びましょう。たとえばフルクローズタイプであれば、寒い冬でも寒気をシャットアウトし、中の暖かさを外に逃がしません。
あるいは、夏場などの暑い季節にはフルオープンタイプを選ぶと、通気性がよくなり開放的に気持ちよく過ごせます。さらにメッシュタイプであれば虫除けにもなりますね。
スクリーンタープの人気メーカー・ブランド
スクリーンタープのおすすめメーカー・ブランドをご紹介します。
コールマン
コールマン(Coleman) タープ スクリーンキャノピージョイントタープ3 2000027986:¥24,905 ( 2021年5月20日時点 )
アメリカ発のアウトドアブランド「コールマン」は、リーズナブルな価格帯が魅力。品質がよく、ホームセンターなどでも陳列されていることも多いブランドです。
スクリーンタープでは、フルクローズタイプのラインナップが豊富。それ以外にも、テントと連結できるタイプや一人で設置しやすいタイプなど、さまざまな種類のスクリーンタープの取り扱いがあります。
スノーピーク
Snow Peak(スノーピーク)『タープ カヤード(TP-400)』:¥26,800 ( 2021年4月15日時点 )
新潟県三条市にある日本のブランド・スノーピークは、良品質のアウトドア用品を取り扱っています。
スノーピークのシールド加工されているスクリーンタープは、遮光性にすぐれているため、夏場などはより快適に過ごすことができます。
オガワ
ogawa(オガワ) テント シェルター ラナ 3353:¥82,500 ( 2021年5月20日時点 )
1914年創業の日本の老舗ブランド・オガワは、アウトドア用品・防災用品・業務用品などを取り扱っています。集会用のテントや自衛隊で採用された野外洗濯セットなど、アウトドアのなかでも、多様な製品を開発・販売しています。100年以上前から続くブランドの品質は、その歴史の長さが物語ります。
オガワのロッジタイプ・ドームタイプなどのスクリーンタープは、ほどよいプライベート感が魅力です。
ロゴス
LOGOS(ロゴス)『Q-PANEL iスクリーン』:
家族でも利用しやすいアウトドア用品をお探しなら、総合アウトドアブランド・ロゴスがおすすめです。
ロゴスのスクリーンタープは、デザインも豊富なため、好みのものも見つかるでしょう。また小さな子どもがいても設営しやすかったり、高機能メッシュが採用されてたり、使いやすく過ごしやすい工夫がされている製品もありますので要チェックです。
キャプテンスタッグ
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)『モンテ メッシュタープ(UA-1076)』:¥15,023 ( 2021年4月15日時点 )
キャプテンスタッグは、購入しやすい価格帯と使いやすさが魅力の日本のアウトドアブランドです。
スクリーンタープにはキャリーバック・キャスターバック付きで、持ち運びやすいように工夫された製品も。多人数で利用できる大きめタイプの取り扱いもあります。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)