俳優の小沢仁志が、18日に放送されたテレビ東京系バラエティ番組『じっくり聞いタロウ』(毎週木曜24:12~)にゲスト出演し、拳銃で2度「殺されかけた」と告白した。
数多く出演してきたVシネマは、「1本4日」「3本撮りだったら12日間」とハイペースで撮影が進み、海外ロケでは本物の銃に火薬を仕込んで撮影することもあった小沢。撮影の合間には、拳銃で命を失いかけたことが2度もあったという。
フィリピンで撮休の日、ディスコのトイレに行った時のこと。「便所で小便してて、下向いている時にコンッて(後頭部を)小突かれた」。フィリピン人が後頭部に銃を突きつけているのが、目の前の鏡越しに分かる。
「そのまま手を挙げて、まだ小便終わってない。でも、『見ろ』っていうから振り向いたらヤツのビーサンに俺の小便がかかった。ヤツが下を向いている時に銃を持ってパッと。よくジャッキー・チェンがやるネジ外してバラすやつ。俺、できるんだよあれ」
銃を解体されたフィリピン人は驚いて逃走。小沢は役作りのため、フィリピンに行った際には本物の銃を使って特殊部隊との訓練を重ね、目隠しした状態で5秒で銃を解体、7秒で組み立てることもできるという。
2度目に死にそうになったのは、アメリカ人から「撃たれた時」。
「いつも撮影で乗っている車と同じ車がたまたま停まっていて、乗ろうと思ってドアを開けたらアメリカ人がいた。酔っ払ってて、いきなり銃を抜いて撃ちやがった。倒れた時にここ(耳横)を弾丸が通って鼓膜は破れて血が出て。ドア蹴飛ばして閉めて逃げたら、後ろから撃つ撃つ」
ちなみにこの時は蛇行しながら逃げたという小沢。「まっすぐ走ったら絶対当たる。銃に慣れてない人間は上にいくか、下にいくか。まっすぐ逃げると、この(上下の)ラインに入る」「上手い人間は(逃げる方向を)予測して先に銃を構えている」と解説し、出演者を「ちょっと映画じゃないですか」「もうムチャクチャや……」と驚かせていた。