女優の観月ありさが、山下智久が主演を務めるTBS金曜ドラマ『インハンド』(毎週金曜22:00~)の第3話にゲスト出演することが19日、明らかになった。
『イブニング』(講談社)で連載中の朱戸アオ氏による同名漫画を原作とする同ドラマは、ロボットハンドの義手を持つ変わり者の天才科学者・紐倉哲(山下)が主人公。そんな紐倉博士とお人好しの熱血助手・高家春馬(濱田岳)の凸凹バディが、クールでやり手な美人官僚・牧野巴(菜々緒)とともに、最新科学と医療にまつわる難事件に挑んでいくヒューマンサイエンスミステリーだ。
本日19日放送の第2話では、日本初上陸の新型ウイルスの謎に紐倉、高家、牧野が再び手を組み挑んでいく。そんな第2話の放送に先立ち、このたび観月ありさの出演が決定した。27年連続の連ドラ主演で記録を持つ観月だが、山下とは本作で初共演となる。
観月が登場するのは4月26日放送の第3話。紐倉の大学時代の先生でもあり、科学的なアンチエイジング治療を行う会社のCEO・瀬見まき子を演じる。瀬見がCEOを務めるパナシアンビューティーでは、上級会員向けに「不老不死」を謳い文句にしたアンチエイジング治療を試験的に行っていた。だが、治療を受けた会員の数名に認知症に似た症状が現れていることが発覚。治療による副作用なのか? 紐倉、高家、牧野は、パナシアンビューティーの内情を調べ始める。瀬見が異常なまでに“若さ”に対して執着を持つのには、過去のある出来事が関係していた・・・。
観月が“美のカリスマ”女社長をエレガントに演じ、見事な存在感を放つ。山下との初共演でどのような化学反応をもたらすかにも期待が高まる。また、大学時代の紐倉との回想シーンにも注目だ。
観月は「美容業界で成功している女社長役ということで、ピシッとしつつも華やかな雰囲気を出せるよう意識して演じました。瀬見の根底にある切なさが、華やかであればあるほど際立つような気がしたので、髪も巻き巻きにしたりと見た目にもこだわっています」と役作りについて語り、「“美への執着”は同じ女性として共感できる部分はありますが、瀬見のような女性は今まで演じたことがない役柄だったので、新鮮な経験をさせていただけてとても楽しかったです」とコメント。
また、初共演の山下について「お芝居をしている時のひとつひとつの所作がとても美しい方。これまでの出演作を見た時も感じていましたが、初めて一緒にお芝居をさせていただいて、所作の美しさを身近で感じました」と感想を述べ、「今回は山下さんだけではなく、濱田さんや菜々緒さんとも初共演なので、皆さんとのシーン全てが新鮮でとても楽しかったです」と語った。
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