タレントで女優の鈴木紗理奈が、21日(21:00~23:05)に放送されるテレビ朝日系ドラマスペシャル『警視庁・捜査一課長スペシャル』に出演し、俳優の内藤剛志と19年ぶりにドラマ共演する。

  • 鈴木紗理奈 -テレビ朝日提供

主人公である捜査一課長・大岩純一(内藤)が今回挑むのは、東京とニューヨークで同じ日に、“サトウ・アキラ”という同じ名前の日本人が殺害された、という事件。FBIから送り込まれてきたエリート女性捜査官・神林瑤子(鈴木)と共に、大岩が国境を越えて前代未聞の事件に対峙(たいじ)していく。

内藤は2000年放送のTBS系ドラマ『QUIZ』以来の共演となる鈴木について、「実はバラエティの現場ではよくお会いしていて、先日、彼女が出演した舞台も見に行ったので、久しぶりという感じはあまりないんです」と明かす。さらに「昔から、ものすごく面白い女優さんだなと感心していましたし、彼女も僕も関西人という同じルーツを持つ人間ということもあり、バイタリティーが素晴らしいなと思っていました。息子さんも生まれ、いい意味で人間としてとても強くなったようにも感じています」と評した。

そして「毎日、関西弁でいじり倒し、かつ僕がアホなことを言ったら、『なんでやねん、おっさん!』ってツッコんでほしいと頼んでいました(笑)」と撮影の裏側を語った。

また、「瑤子は最初、アメリカナイズされたバリバリの強い女として現れるのですが、次第にまとっていたものがはがれて、ネガティブな感情を持っている人間だということが明らかになっていきます」と語り、「今回のスペシャルは、事件の謎解きはもちろん楽しめますが、瑤子が自信を取り戻していく成長ストーリーでもあります。人間、誰だってネガティブな感情を持っているはず…。紗理奈が演じる瑤子というひとりの刑事を通して、みなさんにも“勇気”をお届けできると思います」と自信をみせた。

鈴木は「以前から、内藤さんには男らしく、とても素敵な方というイメージを持っていました。今回、『警視庁・捜査一課長』の現場でお会いしたら、男らしさはもちろんですが、ユーモアもたっぷりで、ますます大好きになりました」と内藤について語った。

そしてドラマについては、「もともと、このシリーズは展開が面白く、出演者の皆さんの息の合ったお芝居もあってハラハラしつつも安心してみられる作品という印象がありました」とのことで、「現場では、おひとりおひとりのプロ意識の高さと、現場の“いい空気”に感動しました。合間は芝居やアドリブのまじめな話から、時に笑える話まで…多様な話題で盛り上がりました」と振り返った。

また、自身が演じる役が「ヨウカン」というあだ名であることに対しては、「めっちゃ“和”やん!! 私、アメリカ帰りのFBIなんですけど…」と苦笑いしていた。