アーキ・ジャパンは4月17日、20~30代を対象とした「理想の仕事に関するアンケート」の結果を発表した。調査期間は2019年4月2~3日、有効回答は1,140人。
新人時代、理想と現実のギャップに悩んだことはあるか尋ねたところ、64.3%が「はい」と回答。ギャップの内容については、「やりたいと思っていた仕事と違う」が39.5%、「自分の仕事がなんの役に立つのかわからない」が22.0%、「心から頼れる上司がいない」が13.2%、「学びたいことが学べない」が12.3%で上位に入った。
新卒で入社した会社から転職した経験がある人は50.8%。入社から退職までの期間を聞くと、「3年以内」が53.5%と最も多く、次いで「3年以上5年以内」が29.7%、「5年以上10年以内」が14.0%となった。同調査では「理想と現実の違いに悩み、早々に見切りをつける若者が多いようだ」と推測している。
どのような仕事が理想的か問うと、「やりがいがある仕事」が49.0%で最多。以下、「とにかく稼げる仕事」が21.1%、「将来性がある仕事」が18.5%、「人の役に立てる仕事」が7.5%と続いた。
理想の職場環境については、「先輩とのコミュニケーションがしっかりととれる」と「しっかりとサポートしてくれる人がいる」が同率の21.9%でトップ。次いで「アフターフォローがしっかりとしている」が18.0%、「研修制度がしっかりとしている」が15.8%、「人の役に立てていると実感できる」が12.6%となった。