久光製薬はこのほど、「2019年2月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」を発表した。

  • サロンパスブランドは、海外でも積極的な販売促進活動を展開

    サロンパスブランドは、海外でも積極的な販売促進活動を展開

2019年2月期の連結業績(2018年3月1日~2019年2月28日)は、売上高1,434億800万円、営業利益は222億7,800万円で、経常利益は前年同期比12.7%減の246億4,700万円だった。

同社は、「国内の一般用医薬品事業については、医療費抑制策が進む中、先行きが不透明な環境下で推移した」と説明。その中でも、経皮鎮痛消炎剤などの販売に加え、新商品を投入するなど、顧客創造活動に努めたという。

海外事業では、ユーロモニター社より、「Salonpas」がOTC医薬品(一般用医薬品)市場の鎮痛消炎貼付剤カテゴリーにおいて、2年連続で販売シェア世界No1ブランドの認定を受けた。同カテゴリーにおいて同社が販売シェア世界No1企業の認定を受け、2018年5月18日に認定証が授与された。

サロンパスブランドは、海外においても積極的な販売促進活動を展開。サロンパス群の売上は、国内・海外と330億円と順調に推移しており、2022年2月期には年間450億円を目標としている。