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【この記事のエキスパート】
フルーツアドバイザー:原 詩織
私が、こんなにもフルーツのとりこになったきっかけは、大田市場で仕入れたフルーツが本当に美味しく感動したことです。
こんなに美味しく感動するフルーツをもっといろいろな人に食べてもらいたい、伝えたいと思い、フルーツの勉強をしフルーツアドバイザーの資格をとりました。お客様へ美味しいフルーツを伝えるためにフルーツの知識を勉強していく中、フルーツはほかの食材にないすばらしい効能や、フルーツ自体のすばらしさを知りました。
フルーツを毎日食べるだけで、健康で元気に日々を暮らせていると実感しています。
■日本最大の青果市場「大田市場」勤務
■フルーツ定期宅配”果物の達人”バイヤー
■一般社団法人FRUIT LOVERS LIFE代表
■フルーツイベント主催「桃まつり」「苺まつり」「マンゴーまつり」「ぶどう・ワインまつり」
スイカにはさまざまな種類や品種、産地があり、どれがいいの?と悩む方も多いのでは? この記事では、美味しいスイカの選び方とおすすめの商品を紹介します。 大きくて甘いスイカから小玉で糖度の高いものまでご紹介します。冬でも美味しいブランドスイカも要チェックです。
美味しいスイカの選び方
おいしいスイカを選ぶには、品種や産地、サイズのほか、用途などにも合わせて選ぶことが必要です。それぞれ見ていきましょう。
ポイントは下記の通り。
【1】スイカの種類や品種
【2】スイカの名産地
【3】自宅用 or 贈答用
【4】冬に楽しめるお取り寄せスイカも
【5】用途や贈り先に合わせた大きさ
上記のポイントを押えることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】スイカの種類や品種で選ぶ
スイカには大玉、黒皮、種なしといろいろな種類があります。さらに、種類によって著名な品種があるのです! 用途に応じた種類や品種のスイカを選びましょう。
大玉品種なら「祭ばやし」や「味きらら」などが人気
大玉スイカは食べごたえのある大振りな実が特徴です。以前は大玉のスイカというと、あまり味がよくないものもありましたが、最近では品種改良もすすみ、糖度が高くおいしいスイカもたくさん増えています。大玉スイカはスーパーでも並びますが、いろいろな産地のものをお取り寄せで楽しむのもいいでしょう。
大玉スイカの品種には、豊かな香りと甘みで評判の「祭ばやし」や、コクと甘みを両立させた定番品種で、いろいろな改良品種も発売されている「味きらら」などがあります。「でんすけすいか」も大玉のブランドスイカとして人気です。
黒皮系品種なら「タヒチ」や「黒てまり」がおすすめ
スイカといえば、緑と黒のストライプ模様で、丸くて果肉の色は赤というイメージが強いと思いますが、実はそうではない変わり種のものもあります。
たとえば「タヒチ」という品種は、皮が黒にも見えるほど深い緑色をしていて、一瞬スイカとは思えないルックスです。果肉は締まっていてシャキシャキした食感が魅力。小玉の黒皮スイカなら「黒てまり」があります。こちらもシャリシャリした食感が人気です。
それ以外にも変わり種スイカを探しているなら「クリームスイカ」と呼ばれる黄色い果肉が特徴のスイカがあります。真っ赤な果肉をイメージしてカットすると、なかから黄色い果肉が現れてサプライズ感も満載! 黄色いスイカのブランドは、北海道月形町の「おつきさま」が有名。
形でのインパクトを求めるなら四角いスイカやピラミッド型のものもありますよ。
種なしスイカなら「ひとりじめ」や「ほお晴れ」を
品種改良によってスイカの実に種のない、種なしスイカもあり、「ひとりじめ」や「ほお晴れ」「ブラックジャック」などの品種が当てはまります。
種なしスイカは、種をほじらなくても食べられるのが魅力です。そのため小さな子どもや高齢者にも問題なく食べてもらえます。また、ミキサーにかけてジュースなどを作るときにも、わざわざ種を取らずにそのままかけられます。安全に食べることができたり、手間をかけずにさまざまな用途で使えるスイカを探しているときに向いています。
また、「サンダーボルト」という品種は、大玉で、黒皮で、果肉が黄色……と驚きのトリプルコンボのスイカです。お祝いの贈りものにしても喜ばれそうです。
【2】ブランド品種も多い! スイカの名産地で選ぶ
日本では、スイカは野菜の仲間で「菜果類」と呼ばれています。そんなスイカ、実は全国どこでもできるものなのです。
スイカの生産量が多いので有名なのは、熊本県や千葉県、山形県や鳥取県などが挙げられます。ここでは、スイカの名産地の特徴を紹介します。
生産量日本一の熊本県産
スイカの生産量が日本でもっとも多い都道府県が熊本県です。植木町で作られている「植木スイカ」をはじめ、いろいろな種類や品種のスイカが熊本県から出荷されています。
植木スイカなどの熊本県産のスイカは、毎年4月ごろから出荷されるのが特徴です。スーパーなどに出回るまえに、一足早くスイカを楽しみたいときにも向いています。
ファンも多い山形県の尾花沢スイカ
旬は7~8月ごろの山形県産「尾花沢スイカ」。糖度が高いので甘くてシャリシャリ!
山形県のスイカといえば、特大サイズの「尾花沢スイカ」。1年のおよそ3分の1の期間を雪で閉ざされる豪雪地帯である尾花沢で栽培されるスイカは、シャリシャリとした歯ごたえのよさと、強い甘みが特徴です。
全国的にも多くの人に支持されています。
甘みの強い鳥取県の大栄スイカ
鳥取県では「大栄スイカ」が有名で、薄い皮とまろやかな甘みが特徴です。スイカの生育期間である4~6月、鳥取県の日照時間はとても長いため、大栄スイカもたくさん光合成をして育ちます。光合成が多い結果、糖のもとになるでんぷんもたくさん生成されるため、大栄スイカは強い甘みのあるスイカとして知られています。
糖度は13~14度と一般的なスイカより1~2度高くなっています。
【3】「自宅用」か「贈答用」かで選ぶ
贈答用におすすめの北海道産「でんすけスイカ」。真っ赤な果肉と歯ごたえのある食感が美味しいです。
贈答用としておすすめのスイカは「ゴジラのタマゴ」、「でんすけすいか」。これらの品種はとくに大きいサイズのすいかで珍しいので、贈り物に適しています。「ゴジラのタマゴ」は、お子様がいらっしゃるお宅で喜ばれます。
また、ご自宅用のスイカで最近人気なのが小玉スイカです。小玉スイカは半分にカットして、スプーンですくってかんたんに食べることができます。小玉スイカのなかでもとくにおすすめなのは、群馬県「藪塚スイカ」。皮が薄く、皮ギリギリまで甘みがあり最後までおいしく食べられます。
【4】冬に楽しめるお取り寄せスイカも
お取り寄せスイカのなかには、ハウス栽培をして冬でも購入可能なスイカもあります。代表的な品種が「ルナピエナ」です。金時スイカと呼ばれる品種で、金時のような強い甘みが楽しめます。
南国とも呼ばれる高知県の日光をたくさん浴びていることと、手結山の太平洋に突き出た水はけのよい大地で栽培することで、ぎゅっと甘みが凝縮されたスイカになります。
【5】用途や贈り先に合わせた大きさで選ぶ
スイカといえば大玉のイメージがあるかもしれませんが、最近は大家族よりも核家族世帯が増えていることもあり、大玉スイカよりも小玉スイカのほうの人気が高まっています。
大玉スイカは、みんなで集まって食べるときや、スイカ割りなどのイベントで活躍しますね。逆に小玉スイカは半分に割ってスプーンですくって食べたいときや、少量食べたいときに重宝します。また、3~4人で分けるならLサイズ(6~7Kg)でも十分楽しめるでしょう。
スイカはどんどん鮮度が落ちてしまいます。購入する際には食べきれる量や、送り先の人数に合わせたサイズを選びましょう。
フルーツアドバイザーからアドバイス
【エキスパートのコメント】
スイカといえば夏のイメージ。スイカは水分が多く体を冷やす効果があるので、暑い夏にはぴったりの果物です。
しかし、最近ではハウス栽培も盛んで、スイカは市場でも年中見かけるようになりました。各地でその土地の風土や気候にあった特色のあるスイカが生産されています。
大切な人への贈り物なら、あまり手に入らない高級スイカ。大勢で楽しむなら大玉、小さなお子様には半分に切ってスプーンですくってかんたんに食べられる小玉スイカがおすすめです。
そして、相手をちょっと驚かせようと思ったら、黄色い果肉のスイカや楕円形のスイカなど、さまざまなシーンに合わせてスイカを選んでみてください。
便利な通信販売で、今は全国各地のスイカが容易に手に入るようになりました。とはいっても、スイカは生ものです。
新鮮でおいしいスイカを手に入れられるよう、購入する際は信頼できる業者を選びましょう。