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【この記事のエキスパート】
文房具ユーザー:他故壁氏(たこかべうじ)
文房具トークユニット「ブング・ジャム」のメンバー。
文房具ユーザーとして数多くの文房具に触れ、その便利さを世に伝えたいと切望する。
筆記具と紙、その周辺の文房具を中心としたパーソナル文具全般に興味がある。
コレクターではないので所有点数は多くないが、文房具は買ったら必ず試す。
プラスチックやガラスにも書くことができる油性ペン(油性マーカー)。本記事では文房具の専門家からアドバイスをいただき、油性ペンを買う時のポイントと、人気油性ペンを厳選してご紹介。油性ペンが服や顔などについたときの落とし方もあわせて紹介します。
油性ペン・油性マーカーの選び方
文房具のエキスパートである他故壁氏さんに、油性ペン・油性マーカーを選ぶときのポイントを教えてもらいました。
【1】用途と種類で選ぶ
【2】太さで選ぶ
【3】カラーで選ぶ
【4】その他の機能性をチェック
書きやすくて手になじむお気に入りの1本を見つけたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【1】用途と種類で選ぶ
油性ペン・油性マーカーは、「顔料インク」と「染料インク」の2種類に分かれています。それぞれの特徴を理解して目的に合ったインクタイプを選びましょう。
「顔料インク」は水や日光などに強い
対象物の表面に定着するのが顔料インクの特徴。耐久性が高く、雨風や日光にさらされても消えにくいです。
ポリ袋やガムテープ、机、コンクリートなど、水が掛かりやすい対象物や、油分を含んだ対象物に使いたい場合、顔料インクがおすすめです。
また、速乾性にも優れているので、インクが手についてしまうことも少ないでしょう。
繊維を染めるなら「染料インク」
その名のとおり、繊維に染み込んで着色するのが特徴。ゼッケンや運動靴など布地の衣類に使用するのがおすすめです。
別の色と混ぜ合わせて新しい色を作ることもできるので、イメージの色を再現したいならこちらのタイプを選びましょう。
ただ、日光に弱く長時間屋外で使っていると色が褪せてきます。
【2】極細や極太などの太さで選ぶ
【エキスパートのコメント】
趣味などで、ガラスやプラスチック、陶器などに文字やイラストを書きたいときもありますよね。
この場合は「ルモカラー」(ステッドラー)のような、極細から極太まで太さが選べる油性ペン・油性マーカーを選びましょう。
先端がチゼル(くさび型)チップの中字タイプの油性ペンは、丈夫で太くはっきり書けるため、広い面積に文字を書きたい場合にはピッタリですよ。
【3】趣味で楽しむなら、カラー豊富な油性ペンを選ぶ
【エキスパートのコメント】
カラー展開も豊富な油性マーカーを選ぶといいでしょう。主に漫画家さんなどがイラストのカラーリングに使う、「コピック」(Too)というアルコール系の油性マーカーもあります。
このように、油性マーカーには事務用や業務用だけでなく、プライベートでも楽しめるラインナップがあります。趣味のアートで使いたいときやペンをコレクションするのが好きな人は、色展開が豊富な製品を探してみましょう。
【4】その他の機能性をチェック
これまでに紹介してきたポイント以外にも、使い勝手に関わる機能はさまざまあります。自分が使いやすいと思える機能を確認してみてください。
「直液式」ならインクの残量がわかる
【エキスパートのコメント】
工作などで油性ペンを使う場合、文字やイラストがかすれてしまったらせっかくの作品も台無しです。
ペン本体にインキが直接充填されている直液式の油性ペンなら、文字のかすれも起こりにくく安心して使用できますよ。もうひとつのメリットとして、インキ残量がわかることや、最後までインキが使用できることです。
「カートリッジ式」なら手を汚さずインク交換!
ペンは使い終えたら捨てるものというイメージが強いかもしれませんが、インクカートリッジ式もあります。ペンそのものを買い替える必要がないので、コスパに優れていますよ。
またカートリッジ式なら手が汚れることもないのでスムーズにインク交換できるはずです!
「ノック式」なら片手で使える
油性ペン・油性マーカーは、キャップを着脱して使うタイプ以外に、ノックでペン先を出し入れできるタイプもあります。使うたびにキャップを着脱する手間が省けますし、片手で操作できるのでスムーズに使えるでしょう。
キャップをなくしてしまう心配もないので、お子さんにもおすすめですよ。
太さの異なるペン先を使える「ツインタイプ」
両端に異なる太さのペン先を備えたツインタイプは便利です。太い&細い、細い&極細など、商品によってさまざまな組み合わせがあるので、よく使う太さが搭載されているものを選びましょう。
一品二役と考えればペンの数を大幅に減らすことができるので、ペンケースがパンパンになることもないですよ。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)