日本旅行と秩父鉄道は、秩父鉄道の12系客車と電気機関車の編成による夜行急行列車ツアーを共同で企画した。4月16日の発売後、好評につき満席に。今後、取消し等で予約が可能になる場合があるとのこと。

  • かつての電気機関車重連運転の様子(写真提供:加藤篤史)

かつて人々に愛された夜行座席列車を再現し、当時の感動をよみがえらせようと企画された。昨年末に実施した12系客車夜行急行列車ツアーの好評を受け、さらに内容をグレードアップさせている。

出発日は6月22日。電気機関車・12系客車4両・電気機関車という編成で熊谷駅を22時頃に発車し、普段は客車の営業列車が入線しない熊谷~羽生間を走行。羽生駅で約20分間停車した後、熊谷駅に戻る。日付が変わって2日目は電気機関車を前部重連とし、熊谷~三峰口間を走行。三峰口駅では参加者限定の撮影会を行うため、編成写真が撮影できるように普段は客車が入線しない1番線ホームに入線する。三峰口駅では午前2時50分頃から約50分間停車し、駅そばと鉄道グッズの販売も行う。最後に三峰口駅から熊谷駅まで走行し、5時30分頃に熊谷駅に帰着する。

列車には2種類のオリジナルヘッドマークを掲出。参加者には自分で日付を刻印できる記念硬券をプレゼントする。