第9世代Coreに初のi3モデルが登場

Intelの「Core i3-9350KF」は、GPUを搭載しない「F」付きの第9世代Coreプロセッサ。F付きのモデルは、すでにi9/i7/i5で計4モデルが登場しているが、ローエンドのi3ではこれが初めてとなる。4コアのみなものの、倍率アンロックな上、ベースクロックが4GHzと高いのが特徴だ。TDPは91W。価格は23,000円前後だ。

  • Intelの「Core i3-9350KF」。第9世代Coreでi3の登場はこれが初めて

  • 上位モデル「i5-9400F」と価格はほぼ同じ。好みで選ぶと良いだろう

F付きモデルはGPU非搭載のため、利用には別途グラフィックスカードが必要。ただ、もう1万円追加するとGPU内蔵の「i5-9600K」が買えてしまうので、5,000円程度のローエンドカードと組み合わせ、なるべく安く抑えたいときなどに良いかもしれない。

ウルトラハイエンドの空冷CPUクーラー

Noctuaから、「NH-U12」シリーズの第5世代モデルとなる静音CPUクーラー「NH-U12A」が登場、発売が開始された。従来通り、12cmファンを搭載するコンパクトなサイドフロー型クーラーとなるが、最新の「NF-A12x25 PWM」ファンを両サイドに採用。価格は14,000円~15,000円前後と非常に高いものの、14cmクラスの冷却性能を誇るとしている。

  • Noctuaの「NH-U12A」。高性能ファン「NF-A12x25 PWM」を搭載した

  • ヒートパイプは7本に増えた。また非対称デザインになっている

従来の「NH-U12S」からは、ヒートパイプが5本から7本に増え、フィンの表面積も37%拡大。冷却性能が大幅に向上した。それでいて高さは158mmを維持しており、コンパクトなケースでも搭載が可能だ。また非対称デザインのヒートシンクを採用したことで、メモリや拡張カードとの干渉も抑えている。