フリーアナウンサーの古舘伊知郎が、30日に放送されるTBS系特番『生放送!平成最後の日』(19:00~)に出演し、同局の安住紳一郎アナウンサーとともに総合司会を務めることが15日、明らかになった。
同番組は、平成という時代を振り返り、さらに平成30年の間に話題になった「あの場所の今」をライブで結び、“令和”という新たな時代に向けて送る特番。この特番に、古舘の出演が決定。安住アナとともに総合司会として“平成最後の日”をしゃべり倒す。卓越した語彙センスの“古舘節”で平成を走り続けた古舘。時代の証言者として、安住アナと何を語るのか!? 2人の「平成→令和」スペシャル生トークに注目だ。
放送に先立ち行われた番組のCM撮影では、打ち合わせの段階から早くも2人のトーク合戦が始まった。2人のフリートークを収録するというスタッフの説明に、「え? 収録時間20分しかないの?」と古舘。そんな古舘のフリに、安住アナが「15秒の番宣CMですよ?」と即座につっこむなど息もぴったり。古舘は、平成で変化したこと、新元号発表、この特番の裏テーマなどについて、豊富な知識と経験をもとにトークを展開。ときにテレビの裏側もまじえて話し、現場は大盛り上がり。「本番当日に話すことをとっておかないと・・・(笑)」と安住アナが心配するほど、笑いの絶えない現場となった。
TBSとJNNに残る秘蔵映像に加え、「生中継」にこだわって「平成最後の夜」を総力で伝える『生放送!平成最後の日』。2時間の生放送で、古舘が「平成」をどのように語りつくすのか。そして、古舘を迎える安住アナはどんなトークを繰り広げ、令和の新しい時代に何を伝えるのか。
古舘は「出演の話を聞いたときは、うれしかったですね。“平成”は昭和と違い日本国内において幸いにも一度も戦争がなかった時代。これは平成を振り返る時に大事な視点かなと勝手ながらに思っています。安住アナとは節目節目でご一緒させてもらっているんですが、彼の素晴らしさといやらしさは、年上・先輩をちゃんと立てるんですよ、礼節をわきまえている。それでいて、アメとムチがうまいんです! 気持ち良いんです(笑)。僕が叩かれたいなと思ってダダをこねたり、ボケたりすると、優しく包んでくれるのに、イケていると思って調子に乗るとギャフンと言わされることもある。そんな安住マジックのもとで頑張ろうと思っています」とコメント。
安住アナも「いよいよ新しい時代が始まります。そしてJNN系列で平成最後の2時間の生番組をします。ぜひ、生放送の面白さをお届けしたいと思います。CM収録でも、古舘さんがこの番組に対して、乗り気でいてくださる感じがしてうれしかったですね。私は、古舘さんのブルドーザーのあと、ならされたところを進んでいきたいと思います(笑)。古舘さんと2時間、楽しい番組を送ることができればと思います。ぜひご覧ください」と呼びかけている。
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