声優、そしてアーティストとして活躍する内田真礼が4月13日、4年ぶりとなる写真集『étoile』の発売を記念したサイン会を実施。写真集に対しての会見が行われた。

  • 内田真礼

今回の写真集は今年の1月1日に行われた日本武道館ライブ「UCHIDA MAAYA New Year LIVE 2019『take you take me BUDOKAN!!』」の直後にフランスに飛び立ち撮影されたもの。

内田は、「武道館のライブが決まったタイミングで、写真も撮ろうよという変なテンションになった時期があったんです(笑)。最初は、南の国でバカンス的なことを考えていたんですけど、カメラマンや編集さんが私に合うところはどこかと考えてくださった結果、極寒のフランスになり、私の目論見は儚く散ったんですけど……(笑)。でもこの写真集が出来上がったので、結果良かったなと思います!」と語る。

写真は、フランスのオンフルールとドーヴィル、パリで撮影されたもので、普段は見られないような大人な表情の内田真礼が多数収録されているので必見。 寒さはあったものの、街が温かい空気に包まれている感じがあったそうで、特に港町で建物も印象的なオンフルールが、お気に入りのようだ。

質疑応答

――タイトルはどのように付けられたのですか?

「étoile」は星という意味なんですけど、いくつかのタイトル候補をいただいたなかで、ファンのみなさんが私をどう思っているのかな? と考えました。アーティスト活動をする中で、Starや星という言葉が入っている曲もありまして(※「Step to Next Star!!」など)、星って、みんながイメージする私の理想の形に近いのかなと思って、このタイトルに決めました。

――お気に入りのカットを教えてください。

黒い衣装のときのものなんですけど、街と馴染んでいる感じがするんです。なので私のお気に入りは、街と自分がリンクしているようなカットなんです。でも、サイン会のファンのみなさんの反応としては、最後のほうに載っている赤い衣装が結構人気がありましたね。

――周りの反応はいかがですか?

事務所に置いてあるんですよ。それを読んだ同業の人たちに「本物が来た!」って言われたりすると恥ずかしいから隠れるんですけど(笑)。でも、結構事務所の子たちは見てくれているみたいで、渡すよと言っても、買うからいらないですと言ってくれたりもするので、嬉しいなと思います。家族にはまだ渡せてないけど、母親に見せたら結構喜んでくれました。

――食事が美味しくてよく食べていたそうですが、旅の思い出を教えてください。

やっぱり結構食べてたなという思い出が大きいんですけど(笑)、赤いコートのときですかね。お城の見える丘に行ったんですけど、そのときはフランスに来たんだな!と思いました。ゲームが好きなので、RPGの世界に入ったような気持ちになって、結構高まりました!

――次に行きたい国はありますか?

暖かい季節に南国系のところに行ったら、またぜんぜん違うテイストの写真が撮れるのかなって思います。色味もパキッとした街とか、南の島にも行ってみたいなぁと思います。

――その時は水着姿も?

水着に関しては、求められているのかなぁ?っていうのはありますね。どうなのかなぁ。でも、自分に自信が持てるようになってからですね(笑)。

――4年前から、自分の変化も感じますか?

4年前は私を知ってくださいという感覚が強く、あまり着飾ってない私を見てもらうような感じでしたけど、そこからいろんな色を付けてもらい、活動を進める中で、こんな顔もしていたんだって、ゆったりとした時間を過ごしているときに、ふと、こんなに成長していたんだと思ったんです。今回の写真集も結構大人っぽい写真が多くて、普段声優として演じているキャラクターでは学生とかも多かったりするので、それとはちょっと違う本当の自分の姿みたいな? こんな顔もするんだねっていうカットが多いかなと思います。想像していた内田真礼とも違う、想像以上に内田真礼である! みたいな感じかなって思います。