国内最大級のアニメの祭典「AnimeJapan 2019」が3月23・24日にわたって東京ビッグサイトにて開催された。23日、エイベックス・ピクチャーズブースにて『トリカゴ スクラップマーチ』のイベント「トリカゴ スクラップラジオ 出張編 in AnimeJapan」が開催された。登壇者はメインMCのエーコ役の富田美憂、わかば役の桑原由気、そしてゲストのルリシア役の久保田未夢、アカシ役の高田紗希衣、モーチェ役の船戸ゆり絵。
『トリカゴ スクラップマーチ』は月さえも崩壊し、荒廃した都市・トーキョーが舞台。主人公は獣の耳を持つ少女・ケモミックスたちと出会い、「トリカゴ」と呼ばれる廃墟に連れられる。女性の獣人しかいない「トリカゴ」で唯一の男として生活をすることになる主人公は、彼女たちのお世話をしながら旅をする、終末探索RPG。4月25日リリース予定。
まずはゲスト3人のキャラクターから紹介。久保田は「ルリシアはわがまま。アカシとモーチェを率いていて、強気なんですけど、弱い部分をつかれると泣いちゃうんです」と説明。
高田は「アカシは脳筋タイプ。ごちゃごちゃ考えるより突っ走っちゃうんです。お嬢のためならなんでもできます」、船戸は「モーチェは知的風天然無知キャラ。一番の常識猫です。ルリシアとアカシに振り回される苦労人ですね」とそれぞれが演じたキャラクターについて解説していく。ここで3人が各キャラクターのセリフを披露するが、演じるのが一年ぶりということで、演技があっているのかどうか不安になるというシーンも。
そして、本作を実際にプレイしてみることに。廃墟となったトーキョー、トリカゴを探索していき、バトルシーンではそれぞれがスキルを駆使し戦っていく。各キャラクターがスキルを使うたびにアニメーションが流れ、これには久保田も大絶賛していた。
続いては公式サイトでも公開されているミニゲーム「男子禁制!?トリカゴの湯 極楽風呂焚き大作戦!!!」のコーナーへ。五右衛門風呂に入ったエーコを気持ちよくしてあげるために、お風呂の温度を熱すぎず、冷たすぎず、適温に保つゲームだ。ゲストの3人がプレイしてき、次々とハイスコアを叩き出していく。トップに輝いたのは船戸。入浴剤の「エーコの湯」が贈呈された。
お次は大盛り上がりとなった「みんなで決めよう『ガチ口上』」のコーナー。キャラクターソングである「スクラップ・マーチング!」の間奏部分に入れる口上(ファンからのコールの一種)をキャストたちで考えていくというもの。久保田、高田、船戸、桑原の順番に、小節ごとに口上を考えていく。
出来上がった口上は、「あ~~~~っっ!! ママ、きいて~~」(久保田)、「お前のお世話がしたいんだ」(高田)、「もふもふもふもふモフれよファイヤー!」(船戸)、「(う~~~~)ウルトラ○ウル ハァイ!!」(桑原)という、かなりカオスなものに。実際に二度も曲を流して会場にいるファンに披露してもらったのだが、そのあまりの完成度の高さにキャスト陣からも驚きと笑いが飛び出した。
その後、今後の予定として、CD発売などの告知コーナーで「スクラップ・マーチング!」が流れ出すと、またもやファンからの口上コールが飛び出す。だんだんと練度が上がっていく口上に、キャスト陣も喜びを隠せない様子だ。最後に、アプリの正式リリース日を4月25日と発表。そして、リリース当日には「リリース記念生放送」も放送されるとのこと。アプリのリリース日が決定したのはもちろんだが、それ以上に満足そうなファンやキャスト陣だった。