NTTドコモは4月15日、Xi回線契約のスマートフォンなどを対象とした新しい料金プランを発表した。中心となるのは「ギガホ」「ギガライト」だ。5月22日から予約を受け付け、6月1日から提供を開始。発表会の詳細は追ってお伝えするとして、まずはギガホとギガライトの概要を紹介する。
ギガホは、月額6,980円(以下すべて税別)で通信容量30GBまで高速通信が可能。30GBを超えた場合でも、最大1Mbpsでの通信を確保。現行のデータパックやシェアパックでは、契約プランの通信容量を超えると最大128kbps通信となるが、これが1Mbpsへと大きく引き上げられた。
加えて、家族間の国内通話が無料(家族以外への国内通話は30秒で20円)、spモードが「ワンパッケージ」になっている。通話が多いユーザー向けに、1回あたり5分以内の国内通話が無料となる「5分通話無料オプション」(月額700円、5分を超えると30秒20円)、および国内通話が無料の「かけ放題オプション(月額1,700円)を用意する。
2019年9月30日までにギガホに加入すると、最大6カ月間、1,000円割引きの月額5,980円となる。また、ファミリー割引のグループ内の音声回線が3回線以上あれば、さらに月額1,000円の割引が受けられる(みんなドコモ割)。両者を併用した場合、最大6カ月間は月額4,980円となるわけだ。
もうひとつのギガライトは、通信容量に応じて月額料金が上がっていくステップ制。1GBまでが2,980円、3GBまでが3,980円、5GBまでが4,980円、7GBまでが5,980円。7GBを超えると最大128kbpsとなる(この点はギガホと異なる)。通話に関する部分とオプション、割引については、上記のギガホと同じだ。
ここでは割愛するが、ドコモ光セット割、みんなドコモ割、はじめてのスマホ割、ずっとドコモ特典など、複数の割引やdポイント還元が重複することもある。
ちなみに、家族でファミリー割引のグループを形成する場合、グループ内の1人ごとにギガホやギガライトを選んで契約できる。例えば、父親がギガライト、母親がギガライト、子どもがギガホといった使い分けだ。