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【この記事のエキスパート】
カラーコーディネーター・イメージコンサルタント:川島 彩子
インポートブランドのショップスタッフ時、人それぞれに「似合う色」「デザイン」がある事を知り「色」と「ファッション」について専門的に学び独立。
現在は、カラーコーディネーター育成や、企業、地方自治体等が主催するファッションセミナーやショップスタッフへの研修を多数行い、受講者には、自分に似合いT・P・Oにあったアイテムを選べるようになった、と定評がある。
また、ファッションに限らず、すべてのアイテムに「色」がある事から、 “整理収納アドバイザー” “照明コンサルタント”の資格を習得し、住宅展示場やインテリアメーカーショールーム等でインテリアカラーコーディネートセミナーを実施し、暮らしをより豊かに快適にする「空間カラーコーディネート」も人気を得ている。
家具のなかでも収納スペースとして活躍するリビングボード。素材や収納力、デザインなどさまざまな商品があります。本記事では、リビングボードの選び方とおすすめ商品をご紹介。おしゃれでモダンなデザインやヴィンテージ風の商品、サイドボードやテレビボードなど厳選しています。
リビングボードとは
リビングをおしゃれに演出することができるリビングボード。サイドボードなどといった、同じような用途の家具がいくつかありますが、リビングボードの意味合いは「リビングに置かれている収納家具や飾り棚」です。
リビングに置いてあるものはすべてリビングボードと定義しても間違いではありませんが、基本的には家のリビングの一番メインとなっている家具をイメージすると、リビングボードのイメージに近いかもしれません。
リビングボードの特徴
用途は様々で、本や雑貨を収納したり、テレビやステレオが置けるようになっているものなどあります。リビングの中心となるメインの収納家具なので場合によっては、TV台やブックシェルフなどもリビングボードに含まれることもあります。
大型で収納力抜群のリビングボードは長い期間使うものになります。そのためインテリアとしての見た目も重視したいところです、ぜひお気に入りのものを選んでください。
リビングボードの選び方
それでは、リビングボードの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の4つ。
【1】リビングボードの種類
【2】素材
【3】サイズ
【4】自分好みのイメージ
上記の4つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】リビングボードの種類をチェック
リビングボードにはいろいろな種類があります。飾りたい、収納したいものによって適したものを選びましょう。
サイドボード:上に物を置いたり、扉付きで見せない収納ができる
サイドボードとは、引き出しと見せられる引き戸の収納(サイドボードラック)が一緒になったタイプのリビングボードです。隠す収納と見せる収納両方を兼ねているため、日用品などこまかいものを収納しつつ、インテリアとしても楽しめます。
テレビボード:テレビ台として使える
リビングにテレビが設置してある家庭も多いです。テレビを設置するための用途で使用できるのがテレビボードです。テレビ台を乗せられるスペースに加えて、テレビを視聴するのに便利な機能がそろっています。
DVDプレーヤーやゲーム機を収納できるスペースや、配線を後ろから通せる構造、リモコンやソフトなどの周辺機器を収納できるスペースなどがそろっています。
キュリオボード:見せる収納として使える
コレクションしたものやお気に入りのアクセサリーなど、見せながら収納できるアイテムがキュリオボードです。引き戸部分がガラス、背面が鏡でできているものが多く、収納しているものをきれいに見せてくれるのが特徴です。
食器やフィギュアなど、見せる収納としてもインテリアとしても活用できるのが、キュリオボードの魅力です。
シェルフ:収納力の高さが魅力
シェルフとは英語で棚のことで、前面に扉のないオープンなタイプの収納を指します。リビングに置くものとしては、オーディオ機器を収納するオーディオシェルフや、書籍や小物などを収納するブックシェルフなどがあります。
いずれも壁面を使ったタイプの収納も多いので、収納力はリビングボードのなかでも高めになっています。
【2】素材をチェック
リビングボードはいろいろな素材があり、それぞれで特徴や風合いが異なります。素材による選び方をおさえておきましょう。
経年劣化が楽しめる無垢材(天然木)
無垢材とは天然木の一枚板からサイズごとに切り出しされて作られたリビングボードです。木のぬくもりある雰囲気があるのでリビングの雰囲気に合わせやすく、長く使うと変化する風合いも楽しめます。
リビングボードの継ぎ目がないため、見た目が美しいのも魅力です。ほかの素材のリビングボードよりも価格は高めになっています。
木製の風合いを手軽に楽しめる突き板(天然木化粧合板)
天然木化粧合板とは、薄くスライスした天然木の突き板を合板のうえに貼り付けた加工方法です。合板とはスライスした木材を、繊維が直交するように接着したもので反りも少なく、軽くて丈夫なのが魅力です。合板のままでは継ぎ目が見えてしまうため、突き板を表面に貼り付けて見た目をきれいにします。
木製の風合いが楽しめながら、無垢材よりも手にしやすい価格のものがそろっています。
手頃な価格のプリント紙化粧合板
合板のうえに、木目などの模様を印刷した紙を貼りつけて仕上げたのがプリント紙化粧合板です。継ぎ目を隠すために表面に張り付けるのが天然木ではなくプリント紙のため、その分安い価格のものがそろっています。大量生産する家具などにもちいられている加工方法です。
ただし、リビングボードの表面などに粘着性の高いテープなどを貼りつけてしまうと、表面のプリント紙がはがれてしまうことがあるので注意しましょう。
スタイリッシュな雰囲気の繊維板
繊維板とは、木材や植物の繊維を原料にした素材です。木材や植物の繊維に高温と高圧をかけて作られます。表面がなめらかできめこまかい仕上げになるので、スタイリッシュな雰囲気のリビングボードがそろっています。
素材としては硬く、重量もあります。DF(中質繊維板)やMDF(中密度繊維板)などの種類があります。
【3】サイズをチェック
リビングボードは設置場所に合わせたサイズ選びが重要です。サイズ面でのリビングボードの選び方を解説します。
テレビボードはテレビのサイズを測ろう
テレビボードは基本的にテレビのサイズに合わせたものが発売されていますが、実際のサイズは商品によって異なります。載せたいテレビのサイズに合ったものを購入しましょう。
将来的にもう少し大きめのテレビを購入する予定がある場合には、今のテレビよりも少し大きめのテレビボードを購入しておくのもよいです。サイズの大きなテレビに買い替えたときにも、テレビボードをそのまま使い続けられます。
生活動線の邪魔にならないものを選ぼう
リビングはリビングボードを設置するまえにも、ソファやテレビ、食器棚や本棚などいろいろな家具がすでに集まっています。リビングボードは収納力があればあるほど大きくなるので、ほかの家具との兼ね合いを考えて、サイズを選びましょう。
また、掃除や移動のさいにリビングボードが邪魔にならないかも考えるのが重要です。
低いのものは圧迫感がなく広々と感じられる
リビングボードを設置するリビングのスペースが限られている場合、低めのものを選ぶのがよいでしょう。ワンルームなど、リビングスペースが限られている場所に背の高いリビングボードを設置すると、圧迫感があり部屋が狭く感じてしまいます。
背の低いリビングボードなら圧迫感がないため、狭めのスペースにも設置しやすいです。
ポイント:狭い部屋は壁面収納を活用する方法も
リビングのスペースが限られている場合、背の高いリビングボードは圧迫感があります。一方、シェルフを使って壁面一カ所にすべてをまとめてしまう方法は有効です。床から天井までスペースを活用できるので収納力も高く、収納をまとめられるのでリビングに統一感が出ます。
どこに何があるかも一目でわかるので便利です。
大きめのリビングボードは搬入できるかも確認
リビングボードはサイズが大型のものも多いです。購入して自宅に入れるさいに、搬入口は通れるか、エレベーターがない物件の場合はどうなるかなども考えておきましょう。
組み立て品の場合は自宅で組み立てるため搬入の手間がかからない一方、組み立てなければいけません。完成品は自宅に入れてすぐ使える一方、搬入面で考慮します。
【4】自分好みのイメージをチェック
インテリアとのカラーの統一や、自分のコーディネートしたいイメージに合わせて、リビングボードを選ぶ方法を紹介いたします。
ウォールナットやオーク、白など床や壁の色と合わせる
【エキスパートのコメント】
リビングボードをほかのインテリアとシリーズで選ばない場合は、床や壁の色とそろえるとよいでしょう。リビングボードは比較的、高さが低い家具ですが、横に長いことが多く床面積を使います。リビングボードを置いても部屋を広く見せたい際には、足のついたデザインを選び床が見える面積を広くしたり、壁紙と同じ色を選びましょう。
また、床の色がダークブラウンのような暗い色の部屋は、実際の床面積よりもせまく見えているかもしれません。暗い色は、「収縮色」といわれ、実際の面積よりも狭く感じさせる特性があります。床が暗い色の部屋にリビングボードを置いても、部屋をせまく感じさせないためには、リビングボードも床と同じ暗い色を選びましょう。
インテリアのコーディネートイメージで選ぶ
【エキスパートのコメント】
人や空間に対する第一印象は、平均で6秒~12秒で決まるといわれ、その第一印象は後々まで続きます。
リビングに入ってすぐに目に入るテレビやソファなどの大型家具近辺は、リビングのフォーカルポイント(視線の集まる場所)となりやすいため、リビングボードを置く際は、リビングで演出したいインテリア空間イメージにあったデザインのリビングボードを選びましょう。
インテリアの空間イメージによって、おすすめのリビングボードは変わってきます。
「ナチュラル」は、ライトブラウンの装飾を抑えたデザイン、「エレガント」は、白や淡い色で猫足など装飾的なデザイン、「モダン」は、無彩色やメタリック調の色で、スタイリッシュで直線的なデザイン、「シンプル」は、明るい色で無駄のないデザインのリビングボードがおすすめです。
統一感を出すためにシリーズで揃える
【エキスパートのコメント】
リビングにリビングボード以外のソファーやローテーブルといったほかのインテリア家具を置く場合や、リビングとダイニングが仕切られずひとつの空間(ワンフロア)になっている場合もあります。
お部屋に置くインテリアをシリーズでそろえれば、インテリア空間のイメージや部屋のまとまり感を演出しやすく、洗練されたインテリア空間を作ることができます。とくにインテリアコーディネートが苦手だなと感じている方には、シリーズでそろえることをおすすめします。
人気メーカー・ブランドの特徴
リビングボードのおすすめの人気メーカーを紹介いたします。
LOWYA(ロウヤ)
トレンド感溢れるおしゃれなインテリアを低価格で提供するLOWYA。福岡に本社を構えるベガコーポレーションが運営するオンラインストアです。大型家具からインテリア雑貨、便利な収納ラック・グッズまで圧倒的な商品数を展開しています。
人気の北欧風やヴィンテージ風、かわいくておしゃれなトレンドのデザインを豊富に取り揃えていますので、選べる楽しさを提供してくれます。
カリモク
1940年に愛知県で創業の国内製造家具メーカーです。「品質至上」を理念にしており、木製家具の生産・販売をしています。カリモク家具として多くのブランドを発表し、そのなかでもコストパフォーマンスを意識し、長年にわたって作り続けられているのが「カリモク60(カリモクロクマル)」です。
カリモクの天然木は、すべてJIS、JAS規格が採用されています。環境に配慮された商品のため、小さなお子さんがいる家庭でも安心して使えます。
アイリスオーヤマ
アイリスオーヤマはもともと家庭用プラスチック製収納ケースの販売により成長した会社ですが、高コスパの家電を次々に生み出すヒットメーカーをして注目され、2000年代から大型家電事業に力を入れています。
ユニディといった大型ホームセンターも運営しており、多くのアイリスオーヤマ商品を手に取ることができます。高い機能性を備えた、低価格で高コスパの家電商品を豊富に取り揃えていまます。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)