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【この記事のエキスパート】
料理家/栄養士/スポーツ栄養学講師:玉利 紗綾香
栄養士免許取得後、食品会社に勤務。プライベートブランド商品の開発過程に携わる。
その後、料理研究家のもとで修行後、栄養士、料理家として独立。
現在は、自身のスポーツ経験、栄養士の知識を活かし、 スポーツ専門学校でスポーツ栄養学の講師や、CM、書籍、雑誌、料理教室等を開き、多方面で活動中。
人参ジュースは自然の味をそのまま味わえるのが魅力です。糖質量がやや高いものの、βカロテンなどの栄養が豊富で野菜不足の方にはうれしい飲み物。この記事では、皆さんがよく知っているメーカーの定番商品の人参ジュース、通販で人気の高い商品まで、厳選して紹介しています。
人参ジュースの栄養素とは?
にんじんは栄養豊富な緑黄色野菜のなかでも代表格のような野菜です。にんじんには、健やかな体やさまざまな美容をサポートする、抗酸化作用のある栄養素β-カロテンが豊富に含まれています。β-カロテンは体内でビタミンAに変換されて作用し、肌や粘膜の健やかさを助けます。
だからといって、毎日にんじんを摂取するのはたいへんです。でも、人参ジュースを活用すれば、β-カロテンをより手軽に摂取できます。
人参ジュースの選び方
健康や肌にうれしい栄養がたっぷり含まれている人参ジュース。商品によって含まれる栄養素やジュースの加工方法が異なります。飲みやすいりんごがブレンドされた人参ジュースなどもありますよ。ポイントは下記の7つ。
【1】栄養素、β-カロテンの含有量をチェック
【2】人参ジュースの加工方法で選ぶ
【3】にんじんの産地や出荷時期をチェック
【4】パッケージは「キャップタイプ」がおすすめ
【5】飲み方にあわせて容量で選ぶ
【6】栽培方法や添加物の有無などのこだわりで選ぶ
【7】にんじん以外の野菜・果物入りもチェック
上記のポイントを押えることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】栄養素、β-カロテンの含有量をチェック
にんじんには非常に多くのカロテンが含まれます。カロテン(β-カロテン)は抗酸化作用があることが知られています。体内ではビタミンAに変換されて、粘膜や皮膚の健康維持などに役立ちます。また、カリウムも多く含まれるのも特徴です。
美容効果や健康維持効果を期待して、人参ジュースを飲みたい方は商品の成分表示をチェックしてみましょう。ただし、人参ジュースは薬ではないので、あくまで適量を美味しく味わいながら健康維持のためとして取り入れてくださいね。
【2】人参ジュースの加工方法で選ぶ
人参ジュースの加工方法は大きく分けるとストレートタイプと濃縮還元タイプがあります。さらに、ストレートタイプは果肉や繊維を残したあらごしタイプとさらっと飲める通常のタイプに分かれます。
味や口当たりは選ぶタイプによって違い、加工方法で飲みやすさや口当たりには違いが出ます。加工方法やそれぞれのタイプの特徴を知って好みのタイプを選びましょう。
ストレート|飲みやすい&素材そのものの味わい
ストレートタイプの人参ジュースは、にんじんをそのまま加工しているため、素材そのものの香りと味を楽しめます。また、のどごしがよいのも魅力です。人参ジュースをはじめて飲むという方には飲みやすいストレートタイプがおすすめです。冷凍された商品もあり便利です。
あらごし|食感を楽しめる
にんじんの食感を楽しみたいという方にはストレートタイプの中でも、あらごしタイプが向いています。にんじん本来の果肉や繊維が残っているので、通常のストレートタイプや濃縮還元タイプの商品より野菜そのもののにんじんに近い栄養素が含まれています。
濃縮還元|値段が比較的安い
濃縮還元とはその製法を意味しています。濃縮還元タイプのジュースは最初ににんじんを搾り、搾ったにんじんから水分を抜いてペースト状にし、ジュースに加工する際に、再び水分を追加して作られたものです。ストレートタイプより価格が低く、時期を問わず手に入るのが魅力です。管理もしやすいので毎日飲む方などに適しています。
【3】にんじんの産地や出荷時期をチェック
甘い人参ジュースをお探しの方は、出荷時期にも注目してみてください。
日本のにんじんは、1年中流通していますが、特に寒い時期に出荷されるにんじんには甘みがあります。そして、国産のにんじんジュースに使用されているにんじんは糖度が高いものが多いです。
日本の地形は北から南へ長いため、地域ごとのにんじんの特徴も異なります。これといった決まった人参ジュースがない方は、県別で飲み比べてみるのもいいですね。
海外産にんじんは品種改良され、にんじん特有のにおいが少ないものも増えており、甘みや美味しさに深みが増しています。
【4】パッケージは「キャップタイプ」がおすすめ
売られている人参ジュースには、飲み切りできるサイズの「紙パック」や「缶タイプ」などがありますが、便利でおすすめなのは、キャップ付きの「瓶タイプ」と「ペットボトルタイプ」です。
キャップ付きは、大容量なものが多いので、たくさん飲みたい方やファミリー向けにいいでしょう。
容器を密閉できることで、一度に飲みきれない方にも保存がしやすくおすすめです。
【5】飲み方にあわせて容量で選ぶ
市販されている人参ジュースには、一回で飲み切る容量のものとファミリー向けで容量が多いものがあります。それぞれ、飲み方にあわせた容量で選びましょう。その際パッケージは、保存がきくキャップタイプが便利です。
飲み切りサイズ|200ml前後
1回で新鮮な状態のまま飲みきることができる、容量が100~200mlサイズの人参ジュースは、持ち運びができ、差し入れなどに向いています。紙パックや缶、少量用の瓶など容器はさまざまな種類で販売されていますが、仕事場のランチタイムなどで、毎日飲む方には処分がかんたんで軽い紙パックがおすすめです。
ストック向き大容量|1L前後
毎日人参ジュースを飲む方やファミリー用なら、大容量サイズを選びましょう。大人数でシェアする場合やストックするには1L前後の容量サイズが向いています。キャップ付きの大容量の瓶タイプやペットボトルタイプなどがありますが、キャップ付きは、容器を密閉できるので、飲みきれなくても保存がしやすく便利です。
【6】栽培方法や添加物の有無などのこだわりで選ぶ
最近は店頭にも、保存料や合成着色料などが入っていない人参ジュースが多く並び、にんじんの産地や出荷時期もさまざまな商品が販売されています。保存料や合成着色料の有無また、産地や出荷時期をチェックして選ぶのもよい方法です。
栽培方法|有機栽培や雪下にんじんなど
人参ジュースには、パッケージに添加物を使っていないと記載された商品や食塩、砂糖などの調味料を使用していない商品もあるので、購入する前にチェックしてみましょう。また、残留農薬などが気になる方には、有機栽培や農薬を使わず育った雪下にんじんなどを原材料にした商品もあります。
添加物の有無
近ごろは、店舗でも保存料や合成添加物を使用していない商品がたくさん販売されるようになりました。保存料や合成添加物を加えていない人参ジュースの多くが、保存料の役割としてレモンや梅エキスを使用しています。添加物などを加えていないジュースを購入したいときには、参考にしてみてください。
【7】にんじん以外の野菜・果物入りもチェック
人参ジュースには、原材料がにんじん100%のものと、ほかの果物や野菜を加えた商品があります。なかでも、りんご果汁がブレンドされている人参ジュースが多くみられます。りんご以外にもすっきりとした後味が味わえるレモンがブレンドされた商品もあり、果物は人参ジュースの味を調えてくれます。
また、青汁の原料や野菜を加えた人参ジュースは、にんじんに含まれていない栄養素が摂取でき栄養価がより高くなるので、おすすめです。人参ジュースが苦手な方は、ほかの果物や野菜を加えた商品を選ぶとよいでしょう。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)