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【この記事のエキスパート】
文房具ユーザー:他故壁氏(たこかべうじ)

文房具ユーザー:他故壁氏(たこかべうじ)

文房具トークユニット「ブング・ジャム」のメンバー。
文房具ユーザーとして数多くの文房具に触れ、その便利さを世に伝えたいと切望する。
筆記具と紙、その周辺の文房具を中心としたパーソナル文具全般に興味がある。
コレクターではないので所有点数は多くないが、文房具は買ったら必ず試す。


カッターを使った作業をするときに役立つカッターマット。この記事では、文房具のプロ・他故壁氏(たこかべうじ)さんへの取材をもとに、カッターマットの選び方とおすすめ商品をご紹介。ぜひ参考にしてみてくださいね。

カッターマットを使うメリットは?

出典:Amazon

机を傷つけずにカッターを使うことができるため、切り絵やつまみ細工、カッティングシートやプラモデル制作などの工作に、便利なカッターマット。ほかにも、製図の下敷きやデスクマットとしても使えます。なかには、マウスパッドの代用品として使う人もいるようです。

これまでダンボールなどで代用していた人も、ぜひカッターマットを用意して、便利で作業しやすい環境をつくってみましょう。

カッターマットの選び方

色々な用途に使える便利アイテムの「カッターマット」。さまざまな種類があるので、何を選べばいいのかわからなくなってしまう方も多いでしょう。ここからは、カッターマットの選び方をご紹介します。ポイントは下記6点。

【1】サイズをチェック
【2】素材で選ぶ
【3】デザインで選ぶ
【4】目盛りの有無で選ぶ
【5】リバーシブルタイプもポイント
【6】収納に便利なものを選ぶ

使い方を考えてチェックしてみましょう。

【1】切りたいものより一回り大きいサイズを

出典:Amazon

カッターマットは、可能な限り大判のものを選ぶと作業効率が上がります。ふだん切りたい紙のサイズが決まっている場合は、それより一回り大きいサイズを購入しましょう。実際使ってみると、A4サイズの紙を自在に切るためにはA3サイズのカッターマットでないと余裕がありません。小さいサイズだと机を傷つけることもありますので、大きめのサイズを選ぶと安心です。

また、マットの端を組み合わせて、大きさを変えられるタイプもあります。ただし、組み合わせた箇所は溝ができやすいので、カッターの刃などが引っかかることも。必要に応じて大きさを変えられるメリットの方が大きい方にはおすすめです。

【2】カッターマットの素材をチェック

カッターマットの素材は、塩化ビニール樹脂(塩ビ)と再生オレフィン樹脂のふたつに大別されます。

1枚を長く使うなら塩化ビニール樹脂

出典:Amazon

塩ビは古くからある素材で、素材自身に収縮する性質が特徴です。塩ビ製のカッターマットは、カッターが通った刃跡が修復され、目立たず段差が生じにくいというメリットがあります。一度購入したら、1枚を長く使いたい方におすすめです。

ただし、温度変化に弱いのがデメリット。低温では強度が落ち、高温のものを置くと、歪んだり変形する可能性があります。

使用後の廃棄がラクな再生オレフィン樹脂

出典:Amazon

再生オレフィン樹脂は、焼却時にダイオキシンがほとんど発生しないため、環境にやさしい素材です。したがって、使用後の廃棄が容易というメリットがあります。

また、温度変化にも強く、丈夫です。作業をする環境が、高温状態や低温状態が続く場合でも、ダメージを受けにくい素材だといえます。刃跡がついたら新しいものに切り替えたいという方は、オレフィン樹脂を選ぶとよいでしょう。

【3】色や柄もさまざま! 透明タイプも

出典:Yahoo!ショッピング

カッターマットはシンプルなデザインが主流ですが、カラーバリエーション豊かなものや花柄などの柄もの、また、透明素材を使ってデスクマットのように使うことのできる製品もあります。ほかのカッターマットと比べても性能が劣るわけではないので、ぜひデザイン面にも注目してみてください。透明タイプなら、下に見本を敷いてトレースすることもできますよ。

【4】目盛りの有無も使い勝手に関わる

出典:Amazon

目盛りがあるタイプのカッターマットなら、ガイドの役割で正確な大きさを測りながら切断することができます。工作や手芸をするとき、精密なサイズで切り落とさなければならないことが少なくありません。

目盛りがあるカッターマットのなかには、直線だけでなく、円形や曲線に切れる目盛りもあります。定規で測る手間を省きたいなら、目盛り付きのカッターマットがおすすめです。

【5】両面使えるリバーシブルタイプも!

出典:Amazon

片面がボロボロになってしまっても、裏返せばまた新しく使えるというリバーシブルタイプのカッターマットも販売されています。とくにオレフィン樹脂の素材を選んだ方は、塩ビ素材のカッターマットよりも刃跡が目立ちやすく、温度変化に弱いため、塩ビより早くに片面が傷んでしまうことも。

両面使えるカッターマットなら、買い替える手間もなく長持ちするので、コスパもいいですよ。

【6】折りたたみできるタイプは収納に便利

出典:Amazon

カッターマットはなるべく大きめのサイズを選ぶと説明しましたが、そうすると困るのが収納ですね。とくにA3サイズのカッターマットは大きく、そのまま置いておくと邪魔になってしまうことも。そんなときは、二つ折りできるカッターマットが便利です。

折りたたみできれば、持ち運びもしやすいので、手芸教室や切り絵教室、洋裁教室などに行くときにも便利ですよ。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)