ビット・トレード・ワンは4月12日、同社が取り扱う新たなジャンルの製品として「BTO セルフメイドキーボードキットシリーズ」を発表した。4月19日に発売。キーボード製作の基礎となるベースモデルは、スプリット型の56キーモデルが税別11,500円、スタンダードな96キーモデルが税別10,500円。

  • このところ注目を集める自作キーボード

「BTO セルフメイドキーボードキットシリーズ」は、このところ注目を集める自作キーボードの作成キット。ベースモデルに好みのスイッチやキートップを取り付け、自分だけのオリジナルキーボードを作成できる。なお、自作キーボードの作成にあたり、電子工作や電子回路の一般的な知識、はんだ付け作業が必要となる。

ベースモデルは2種類を展開。キーボード基板やPro Micro互換モジュール、アクリル、ダイオード、スペーサー、ネジ、ゴム足、ワッシャーなどがセットになっている。ここに別売りのキースイッチとキーキャップを組み合わせて、キーボードとなる。

  • Ergo42。中央から分離するスプリット型。中央にペンタブレットなどもおける

  • 別売りのキースイッチやキーキャップと合わせた状態

ベースモデルの1つ目は、スプリット型の56キーキット「Ergo42」。2基の縦4列×横7列 ortholinear(格子配列)によるキット。対応するキースイッチはCherry MX / Kailh Low Profile、本体サイズはW137×D105×H20㎜、重さは約240g。

  • ADKB96。こちらはスタンダードな横長キーボード

  • キースイッチやキーキャップと合わせた状態

2つ目はスタンダードな96キーキット「ADKB96」。縦6×横16で、配列自体はこちらも格子状となっている。まずは自作キーボードを作ってみたい、オーソドックスなキーの並びが好みのユーザー向けとのこと。対応するキースイッチはCherry MX / Kailh Low Profile、本体サイズはW310×D115×H20㎜、重さは約300g。

なお、ビット・トレード・ワンでは、CherryMXのメカニカルキースイッチ(赤軸/青軸/茶軸)と、無刻印キートップ、キートップシールセットも取り扱う。店頭予想価格はメカニカルキースイッチの10個セットが税別800円前後、104キーのキートップが税別2480円前後、シールセットが税別1780円前後。

  • 10個セットをそれぞれ展開する

  • キートップはブラックとホワイトをラインナップ

  • 転写式のシールセット。こちらもブラックとホワイトを用意する