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【この記事のエキスパート】
お菓子研究家:下園 昌江
幼少の頃からお菓子作りが好きで、大学卒業後菓子店で修業すると同時に国内外のお菓子を食べ歩き、次第にフランスの素朴な地方菓子や伝統的なお菓子に惹かれるようになる。
現在はそんなフランス菓子の素朴な魅力を伝えるべく実習形式のお菓子教室や食のイベントを主宰する他、メディアでの情報発信を行っている。
共著書『フランスの素朴な地方菓子』(マイナビ出版)では118のフランス地方菓子の歴史や由来を紹介している。
こだわり尽くした原材料と製法で作られたタブレットチョコレート。有名店の1,000円を超える高級チョコレートも、自分へのご褒美やギフトとして人気があります。この記事では、タブレットチョコレートの選び方と、リンツ・ガレーなどのおすすめ商品をご紹介します。
自分へのごほうびや贈り物にも!
タブレットチョコレートとは?
【エキスパートのコメント】
スーパーやコンビニエンスストアで販売されている板チョコレートとは差別化し、チョコレート専門店による板チョコレートは、「タブレットチョコレート」や「タブレットショコラ」など呼び名を変えて浸透してきています。
価格は一般的な板チョコレートの数倍になり、気軽なおやつというよりは自分へのごほうびや贈り物として食べられることが多いですね。
チョコレートは高い技術と経験を要する分野なので、優秀なブランドはどの商品でもレベルが高く美味しいです。
そしてその中で、カカオ分、カカオの産地、フレーバーなどを選択するのが良いでしょう。プレゼント用に選ぶときにはパッケージデザインやラッピングもチェックしてみましょう。
お菓子研究家・下園昌江さんに聞く
タブレットチョコレートの選び方
お菓子研究家・下園昌江さんに、タブレットチョコレートを選ぶときのポイントを教えてもらいました。
ポイントは次のとおり。
【1】チョコレートの味を左右するカカオ豆で選択
【2】カカオ豆本来の味を活かしたものか、フレーバーを楽しむものか?
【3】パッケージデザインで選ぶ
これらのポイントをおさえることで、あなたにピッタリの商品が見つかります! 一つひとつ解説していきます。
【1】チョコレートの味を左右するカカオ豆で選択
【エキスパートのコメント】
チョコレートの原材料であるカカオ豆。このカカオ豆の品種や産地、含有量でチョコレートの味は大きく変わります。
一般的にはカカオ分の含有量が多ければ多いほどカカオの風味を強く感じますが同時に苦味も強く感じられます。そのため購入する前には必ずカカオ分をチェックしておくとよいでしょう。
また最近ではカカオ豆の産地別のチョコレートを展開しているブランドもあるので、産地を選ぶのも一つの基準です。
ただし、どこの産地がどんな味なのかまで熟知している方はまれなので、よく紹介文を読んでから購入するか、実際複数の産地のものを取り寄せて食べ比べて自分好みの産地を見つけるのも楽しいです。
【2】カカオ豆本来の味を活かしたものか、フレーバーを楽しむものか
【エキスパートのコメント】
シンプルにカカオ豆と砂糖で作るカカオ本来の味を活かしたチョコレートもあれば、それに副材料(ナッツやフルーツ、スパイスなど)を加えたアレンジタイプのチョコレートもあったりと、さまざまな種類の商品があります。
どちらもそれぞれの美味しさがありますが、前者はストレートにカカオ豆の風味を楽しみたいとき、後者は遊び心を持ちながら気軽にチョコレートを味わいたいときにおすすめです。
【3】パッケージデザインで選ぶ
【エキスパートのコメント】
カカオ豆や産地、と言われても結局食べてみないと分からない……! という方はパッケージで選んでみるのも一つの手です。
チョコレートは嗜好品なのでブランド色が強い食品でもあり、ブランドとして味だけではなくもちろんデザインでも統一感ある方向性を打ち出しています。
もしそのデザインに魅力を感じたなら、いわゆるジャケ買いというものですが、トライする価値があるかもしれません。