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【この記事のエキスパート】
料理家/栄養士/スポーツ栄養学講師:玉利 紗綾香
栄養士免許取得後、食品会社に勤務。プライベートブランド商品の開発過程に携わる。
その後、料理研究家のもとで修行後、栄養士、料理家として独立。
現在は、自身のスポーツ経験、栄養士の知識を活かし、 スポーツ専門学校でスポーツ栄養学の講師や、CM、書籍、雑誌、料理教室等を開き、多方面で活動中。
市販の豆乳飲料は、「豆乳」や「調製豆乳」に比べて大豆固形分が少なく、フレーバーも豊富なので、はじめての方でも飲みやすいといわれています。この記事では、栄養士の玉利紗綾香さんへお話をうかがい、豆乳飲料の選び方とおすすめ商品をご紹介します。実際に飲んだ人の口コミにも注目!
「豆乳」と「豆乳飲料」の違いとは
「豆乳飲料」とは、豆乳にコーヒーや紅茶、フルーツなどの味をプラスして飲みやすくしたドリンクです。
また、よく聞く「調製豆乳」と「豆乳」の違いは、大豆固形分の含まれている量です。ちなみに、「調整豆乳」ではなく「調製豆乳」という表記が正しいです。
大豆固形分って何?
大豆固形分とは、製品から水分を取りのぞいて残る大豆の成分量のこと。「豆乳」が8%以上、「調製豆乳」が6%以上、「豆乳飲料」は果汁なしが4%以上、果汁入りが2%以上という基準になっています。商品選びの際は、まずパッケージにある「大豆固形分」に注目してみましょう。
大豆固形分の多い商品はタンパク質が豊富で、イソフラボン含有量も多くなります。より豆乳の味わいが濃く、豆乳好きにおすすめです。反対に、豆乳初心者は「豆乳飲料」など大豆固形分の少ないものから挑戦してみるとよいでしょう。
豆乳飲料の選び方
「豆乳」といっても、たくさんの商品が並んでいると迷ってしまいます。豆乳初心者の方は、まずは好きな味や飲みやすい味を探しはじめるといいでしょう。
ここからは基本的な豆乳の選び方をご紹介します。ポイントは下記。
【1】フレーバー
【2】カロリー
【3】原材料
上記のポイントをおさえることで、よりほしい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】好きな味・フレーバーで選ぶ
豆乳飲料にはさまざまな味が展開されています。定番はコーヒー、紅茶、ココアなど。フルーツ系として、バナナ、いちご、フルーツミックス、マンゴー、メロン、白桃などもあります。
和風テイストのものでは、抹茶、黒ごま、焼きいも、おしるこなども。そのほかバニラアイス、甘酒、チョコミント、きなこ餅、プリン、杏仁豆腐、モンブランなどほかの食べ物の味を再現したものも作られています。
【2】「カロリー控えめ」など、カロリーにも注目して選ぶ
豆乳にはカルシウムやイソフラボンなど豊富な栄養成分が含まれていますが、カロリーが低いとは限りません。とくに甘い味付けのしてある豆乳飲料は、予想以上の高カロリーの場合もあるので注意が必要です。
ダイエット中や糖質制限中の方は、「カロリー控えめ」の文字にもしっかり注目して、お気に入りの豆乳を見つけてみてください。
【3】原材料の大豆にこだわって選ぶ
豆乳や調製豆乳にこだわりがあれば、原材料の大豆に注目して選ぶのがおすすめです。
国外産のイメージが強い大豆ですが、国産の大豆を使用した豆乳もあります。また、遺伝子組み換えでないことやオーガニックなど、体にやさしい豆乳もたくさんあるので、こだわり豆乳を探してみてください。
遺伝子組み換えでない大豆
遺伝子組み換えとは、人工的に遺伝子を組み替えて、栄養価の高い性質や日もちのする性質などを取り入れることです。人体や環境にとって、あまりよくないということで、遺伝子組み換えかそうでないかが記載されています。
少しでも体にいいものを取り入れたいという方は、まず「遺伝子組み換えでない」の1文に目を向けてみてください。
国産大豆
輸入大豆は遺伝子組み換え商品が多いなか、国産大豆に遺伝子組み換え商品はありません。遺伝子組み換えが気になる方は、「国産大豆」の文字がある豆乳を選びましょう。
また、国産大豆から作られた豆乳は、高タンパクで味わいがまろやかで美味しい豆乳に感じられます。豆乳飲料以外にも豆乳を飲んでみたい方は、国産大豆使用を選ぶと飲みやすいでしょう。
オーガニックの大豆
オーガニック大豆は、遺伝子組み換えでないことはもちろん、化学肥料や農薬にも厳しい制限があるため、体にやさしく作られています。小さな子どもがいる家庭や体の健康が気になる方は、オーガニック大豆を使用した豆乳に注目してみてください。
海外製の豆乳の中にも、有機JASやEUオーガニック認証などの認証を取得したものが多くありますので、一度試してみるのもいいでしょう。
エキスパートからのアドバイス
【エキスパートのコメント】
豆乳飲料を日々の生活に取り入れている方が増えてきています。豆乳生活を始めると、各メーカー、豊富な味のバリエーションから選ぶ楽しさ、飲む楽しさを味わえます。
ダイエット目的や、健康志向で飲んでいる方は「カロリー」チェックもお忘れなく。お気に入りの商品を見つけて、日々の豆乳飲料生活をお楽しみくださいね。