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【この記事のエキスパート】
Cha Tea 紅茶教室代表:立川 碧
紅茶はワインと同じように産地により香りや味が異なり、楽しむ器の形状によって風味も変化しますが、まだまだ知識の普及が進んでおらず「紅茶」とひとくくりにされてしまうことが多い飲みものです。
飲む紅茶、文化としての紅茶、皆さまが自分好みの紅茶を探すお手伝いが出来れば嬉しいです。
プレゼントとしても人気のある、紅茶を飲むときに使うティーカップ。花柄や北欧柄、白磁製や耐熱ガラス製など紅茶が映えるおしゃれでかわいいデザインがたくさんあります。安いものや、マイセンやウェッジウッドやロイヤルコペンハーゲンなど高級有名ブランドの商品を厳選。
ティーカップの選び方
ChaTea 紅茶教室の立川 碧さんに、ティーカップを選ぶときのポイントを教えてもらいました。
ポイントは下記の通り。
【1】シェイプデザイン
【2】素材
【3】デザインや柄
上記のポイントをおさえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】シェイプデザインで選ぶ
シェイプはカップ全体の形のことで、コーヒーカップとの見分け方にも役立つ部分です。シェイプはブランドによって差があるため、好みの形を見つけてみてください。
飲み口が広がった「ピオニーシェイプ」
最も定番で世界中で多く作られているタイプです。ピオニーは芍薬という意味をもち、朝顔のように飲み口が広がっているのが特徴です。大きな飲み口から紅茶のカラーを見ることができ、目でも香りでも紅茶を楽しめる理想的な形といえます。
紅茶専用のカップとして歴史ある伝統的なデザインなので、いろんなブランドから販売されていますよ。
背が高く、くびれた形の「モントローズシェイプ」
イギリスで1800年ごろに流行したデザインで、紅茶の味を重視したい方に支持されています。背の高さとくびれた形が特徴的で、香りや風味を逃さない構造になっているのですよ。
なかでもロイヤルアルバートというブランドの「オールドカントリーローズ」が有名です。モントローズシェイプが気になる方は、「オールドカントリーローズ」をチェックしてみては。
【2】素材で選ぶ
ティーカップの素材にも着目してみましょう。デザインや使い心地を左右する素材は、好みや用途に合わせて選ぶのがおすすめです。
優しい風合いの「陶器」
ぽってりとした質感と温かみのある色合いが特徴の陶器製ティーカップ。保温性が高く、あたたかい紅茶を飲むのに最適です。
陶器製は、お手頃価格で買える物も多く、普段使いしやすいのも魅力。家族の分を揃えたい方は、陶器製のティーカップを一式セットで購入するのがおすすめですよ。
高級感と光沢感のある「磁器」
石を素材に作られた磁器は、光沢感があり、高級感のある見た目が特徴的です。表面がつるつるとしているので、汚れを落とすのも簡単で、きれいな状態をキープしやすいのもポイントです。
また、もともとの白さを生かしたデザインが多く、昔の貴族のような贅沢なひと時を味わえることでしょう。
強度があり希少価値の高い「ボーンチャイナ」
磁器のなかでも独特な乳白色がボーンチャイナの特徴です。牛の骨灰(こつばい)を混ぜて作られるため、希少性が高く、ハイブランドでも使われています。
耐久性が高く、通常のカップよりも薄型ながら扱いやすいのもポイントです。見た目もおしゃれで、使い勝手がいいので紅茶を存分に満喫できますよ。
電子レンジも可能な「耐熱ガラス」
ガラスでできているため、紅茶の色味を外から見られて、紅茶とミルクが混ざっていく姿を楽しむことができますよ。
耐熱性も備えており、アイスでもホットにおいても、一年を通して活躍してくれます。どんな季節でも紅茶を楽しみたいと考えている方におすすめです。
【3】デザインや柄にもこだわってみよう!
せっかく紅茶を楽しむのですから、デザインや柄にはこだわりたいところです。気分が上がるようなティーカップを見つけてください。ここからは、代表的なデザインや柄について解説していきます。
イングリッシュガーデンのような「花柄」
貴族のカップに憧れる中産階級の人たちをターゲットに作られたデザインで、お手頃な値段で購入できるデザインです。
控えめでかわいらしいデザインのものが多いので、他の食器やインテリアを壊さないのも特徴です。家庭で普段使いしたい方におすすめですよ。
近代的なデザインの「北欧柄」
マリメッコやイッタラなど北欧には有名テキスタイルブランドがあります。近代的なデザインのものも、様々なブランドから多数販売されています。
インテリアやほかの食器との統一感を出しやすいので、バランスを崩したくないのであれば、北欧柄がおすすめですよ。
シンプルで紅茶のカラーを楽しめる「白無地」
ティーカップといえば白と断言できるほど、白のティーカップは紅茶を楽しめる醍醐味があります。真っ白の陶磁器にきれいな紅茶が注がれていく瞬間は、何度眺めても楽しいものではないでしょうか。
ただの真っ白なカップでなく、白地に立体的な模様が描かれているタイプもあります。自宅の雰囲気や好みに合わせて、選んでみてはいかがでしょうか。
素朴で心が落ち着く「ブルー&ホワイト」
白磁に濃淡のある青で柄がかかれており、中国の風景が描かれているパターンのものが一般的です。素朴でシンプルな美しさがあり、貴族から労働者階級迄幅広い人に愛されていました。
上品でさわやかな雰囲気のティーカップをお探しの方は、ブルー&ホワイトがおすすめですよ。
美しい装飾の「金縁」
貴族の豪華な生活を表しているようなデザインで、金をふんだんに使っている贅沢なティーカップです。
カップの内側まで柄が描かれているのも特徴で、訪問者を楽しませるために施されたデザインだそうです。家庭用だけでなくお客様に紅茶を出すときにもおすすめですよ。
ティーカップのおすすめブランド
ここからはティータイムをより優雅にさせてくれるおすすめのブランドを紹介していきます。
ノリタケ(NORITAKE)|日本の伝統的な高級陶磁器メーカー
愛知県に本社がある高級陶磁器メーカーとして有名な「ノリタケ」。伝統的な作り方、またそのデザイン性で人気の高いブランドです。シンプルで上品なデザインが定評で、日本製でありながらも欧米でも今もなお愛されています。
また、材料の開発からデザイン・成形・絵付けなど全行程を自社で行っていて、ひとつひとつの商品にこだわっているのも人気の理由です。上品なデザインが多いので結婚祝いなどのお祝いの品としても喜ばれるでしょう。
ウェッジウッド(WEDGWOOD)|英国王室御用達ブランド
イギリスの老舗陶磁器メーカーで、英国王室御用達ブランドとしても有名なウェッジウッド。その最高品質のボーンチャイナ製のテーブルウェアは今もなお、多くの人々から愛されています。
ウェッジウッドのボーンチャイナは透光性、ぬくもりのある乳白色、釉薬の鮮やかな発色が特徴で、テーブルウェアだけではなく、インテリア装飾品、ジュエリーなどのさまざまな商品を世に送り出しています。
ナルミ(NARUMI)|ホテルやレストランで使用される日本のブランド
国内の洋食器ブランドとして知られる「ナルミ」は上でも紹介した「ノリタケ」に次ぐ売り上げを誇るブランドとしても有名です。
ナルミのボーンチャイナが特に人気で、業務用の食器に力を入れており、国内のホテルやレストランをはじめ、旅客機のファーストクラス、映画やテレビ番組などにも洋食器を提供しているブランドです。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)