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【この記事のエキスパート】
食空間・インテリアコーディネーター:鈴木 亜希(すずき あき)
注文住宅、リフォーム会社のインテリアコーディネーター歴13年。現在は新築住宅のモデルルームを担当。
食空間コーディネーター向けのスクール食空間プロジェクトでは、テーブルコーディネートのみならず、上級カジュアルを日常に取り入れ、「私でも出来そう!」と続けられるおもてなしや、インテリアのテクニックを提供している。
この記事では、床に置いて周囲を明るく照らすフロアランプの選び方とおすすめ商品を紹介します。北欧風インテリアに合う木製や、アンティークなアイアン製、アーチ型のおしゃれな商品などを厳選。イケアや無印といった人気メーカーだけでなく、デザイナーズの名作ランプにも注目!
フロアランプの選び方
それでは、フロアランプの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の6つ。
【1】タイプ
【2】照明の種類
【3】シェードカバー
【4】光の色
【5】調光機能やリモコン付きか
【6】重量
上記の6つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】タイプをチェック
フロアランプには、シェード型、グローブ型、スポットライト型、トーチ型などの種類があります。まずは、それぞれの特徴をみていきましょう。
場所をとらない「シェード型」
背の高いフロアランプは、インテリアのおしゃれなアクセントになります。
シェード型は、スタンドの先の電球が笠のようなカバーで覆われているタイプです。全体的に細長いフォルムで場所を取らないため、部屋の隅や家具の隙間といった少しの空きスペースに設置することができます。
笠の部分の素材は布やアクリル、ガラスなどさまざまです。インテリア性が高くバリエーションが豊富なのも魅力といえるでしょう。
デザイン性をもとめるなら「グローブ型」
電球のまわりを透過性の素材で覆ったフロアランプをグローブ型といいます。電球を覆う素材は乳白色のアクリルやガラスが多く、ランプを中心に光が均等に広がるのが特徴です。
デザインもカラーもさまざまで、ボール型をはじめ、円筒形、星形、キャラクターの形をしたものなど、ベーシックなものからユニークなものまで幅広くそろっています。
一点に光を集める「スポットライト型」
スポットライト型は、シェード型のフロアランプと同じように電球が笠のようなカバーで覆われています。笠の部分は光を通しにくい素材で作られており、スポットライトのように光を一点に集められるのが特徴です。狭い範囲を明るく照らしたいときに役立ちます。
スポットライト型はスタンドの角度を自由に変えられるものが多く、ベッドで読書をするときや、机で書きものをするときにも便利です。
リラックスしたあかりの「トーチ型」
トーチ型は、笠が上に向かって開いており、光が上方向へと広がるのが特徴です。その姿から、アッパーライトとも呼ばれています。
トーチ型は上方向へ光が広がるため、眩しさを感じにくく、おもに間接照明として使われることが多いです。部屋をほの暗く照らすので、リラックスできる雰囲気を演出したい場合にも適しています。
【2】照明の種類をチェック
部屋を広くみせたい、落ち着いた雰囲気を演出したい、などの目的によって選ぶフロアランプも異なります。
部屋を広くみせたい場合、壁や天井面にあかりがあたるように、背の高いランプや光を透すシェードカバーが効果的です。落ち着いた雰囲気を出したい場合は、背の低いフロアランプを選んで床に光を集めれば、夕日が沈んだときと似た印象で、心を落ち着けることができます。
読書や夜中の移動に便利な「直接照明」
照らしたい場所に直接光をあてるのが直接照明です。読書をするときや、夜中に枕元や足元を明るく照らしたいときなどに使用します。
直接照明としてフロアランプを使うなら、光が下方向へ広がるスポットライト型やシェード型がおすすめです。真っ暗な状態であかりをつけると眩しく感じるので、明るさを調節できる機能があるものを選ぶと、より使いやすいでしょう。
雰囲気作りに適した「間接照明」
間接照明とは、光を天井や壁などにあてて、その反射光を利用したものです。穏やかな光で空間をやわらかく包み込みます。 間接照明に適したフロアランプは、グローブ型やトーチ型です。光の透過性が高いシェード型のフロアランプも適しています。
また、スポットライト型でも、天井や壁に向けて光をあてれば関節照明として利用できます。
【3】シェードカバーをチェック
シェードカバーの材質とデザインにより、あかりの広がり方は異なります。光を透過する素材(アクリル、透明&乳白色ガラス)の場合は、透過した光が柔らかく広がり、不透過の素材(アルミ、木、プラスチック)の場合は、強くシャープな光が広がります。
デザインに関しては、電球を密閉したデザインか、スリットが入ったデザインか、開放型のデザインなのかによって、光ののびやかさが変わってきます。設置、点灯したときのイメージ写真を見てからランプを選ぶようにすれば、失敗は少ないでしょう。
【4】光の色をチェック
主なあかりの色はオレンジ色、白色、中間色です。なぜ色の違いがあるのでしょうか? それは、色の違いによって心理に与える影響が異なるからと考えられています。
オレンジ色は夕日の色に近く、心が落ち着く色なので穏やかに過ごしたいときに適しています。白色は太陽に近い色なので日中の活動向き。中間色はその中間の影響があるといわれています。付属の電球または市販の電球を購入する際には、あかりの色について考えてみてくださいね。
【5】調光機能やリモコン付きかをチェック
お布団に入ってから、わざわざスイッチを消しにいくのはわずらわしいですよね。寝室でフロアランプを使用する際は手のとどく範囲に設置するか、リモコン機能があると手元でON・OFFできて便利です。
もうひとつおすすめの機能は調光機能です。あかりの強さが調整できる機能なので映画を観るとき、本を読むとき、お酒を飲むときのシーンに合わせて調整できます。
フットスイッチも便利なのでチェック!
足でスイッチのON・OFFができるタイプのフロアランプもあります。何か物を持っていると、それを一度机に置いてからスイッチを押さなければなりません。でもフットスイッチだと、その手間を省略できます。
しゃがむ必要もありませんので、膝や腰に負担がかかることもありません。リモコンをなくしたり、電池が切れてしまっても安心です。
【6】重量をチェック
フロアランプの重さもチェックしておきたいポイントです。重さのあるフロアランプは掃除の際に手間がかかってしまうものの、かんたんに倒れにくく、安定感があります。逆に、軽いフロアランプは安定感に欠けるものの、移動がスムーズです。
重いもの軽いものそれぞれにメリットとデメリットがあるので、掃除の頻度や家族構成などを考慮して選ぶといいでしょう。子どもやペットがいる場合は、ガラス製などの割れやすい素材は避けたほうが無難です。
エキスパートのアドバイス
【エキスパートのコメント】
あかりで印象的な空間を演出しよう
フロアランプはインテリアのわき役としてお探しの方が多いと思います。正直、フロアランプがなくても生活に支障は生じません。ですが、インテリアでいろいろデコレーションするよりも、あかりでもっと印象的な空間を演出できます。
今回はシンプルなデザインで、かつリーズナブルな商品をご紹介しました。あかりの色、あかりの広がり方、配置の仕方で気持ちにも影響する空間つくりにトライしてみてください。
人気メーカー・ブランドの特徴
本項では、フロアランプの人気メーカー・ブランドについて解説いたします。ぜひ参考にしてくださいね。
エア・リゾーム
フロアランプはもちろん、テレビ台、ラグ、ソファ、デスクにいたるまで、北欧インテリアや北欧雑貨を中心に扱う総合通販サイトです。
実店舗を構えないノンストアリテーリングのスタイルを採用していて、高品質でありながらリーズナブルな価格を実現しています。写真が多く使われていて、説明文も丁寧なので、実際に見て購入を決めるのと変わらない買い心地です。
モダンデコ
トレンドやライフスタイルに合わせた家具や寝具、テレビ台、キャンプギア、ガーデングッズなど、さまざまな種類のアイテムを扱う企業です。各ジャンルで扱う商品パターンも多く、公式HPは、それぞれをランキング形式で紹介してくれているので、検討しやすい作りとなっています。「今ほしい」がきっとみつかる通販サイトです。
beaubelle(ボーベル)
インテリアライトを探す方はこちらがオススメ。メーカー機能を持つ専門店として、オリジナルの照明を販売しています。
シーリングライトやシャンデリア、ペンダントライト、フロアライトにいたるまで、こだわりの商品の数々は、HPを見ているだけで夢が膨らんでくるはず。アーティファクトを部屋に取り入れたい方はみておいて損はありません。
youwa(ユーワ)
シェードにプリントを施したフロアライトやケータイできるデスクライト、デニム生地のシェードなど、ユーザーニーズに合わせた様々な商品を展開している、北海道の企業です。
工夫をこらした様々なアイテムを扱っているため、部屋の印象が具体的に決まっている方や、自分だけの空間を作りたい方におすすめのブランドです。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)