◆本記事はプロモーションが含まれています。
【この記事のエキスパート】
日本体質改善協会 代表、フードアナリスト:平林 玲美
個々の体質を根本から改善し、内側から美しくなれる食事法を普及すべく「日本体質改善協会(JPCIA)」を設立。
オンラインによる個別指導の他、パーソナルジムやエステサロンと提携し、体質改善を目的とする食事指導を行う。
また、各種メディアにて食にまつわる美容・健康情報や今日から取り入れられる簡単ダイエット・体質改善メソッドを発信している。
フードアナリスト協会主催・食の親善大使「第4回食のなでしこ」グランプリ受賞。
この記事では、日本体質改善協会代表に取材し、えごま油の選び方とおすすめ商品を紹介します。健康や美容を意識している人にはぴったりのオイルです。太田油脂やオーサワといった人気メーカーを中心に、低温圧搾法、非加熱、オーガニック(有機栽培)の商品などを厳選!
体にいい油? アマニ油との違いも紹介
えごま油とは? どんな効果があるの?
美容効果や健康効果があるとされ、注目を集めている「えごま油」。そもそも、えごま油とはどのようなものなのでしょうか?
オメガ3脂肪酸の「α-リノレン酸」を豊富に含む
えごま油は、シソ科の一年草であるえごまの種から採取された油のことをいいます。大きな魅力は、オメガ3脂肪酸の一種「α-リノレン酸」を豊富に含むこと。ほかのオメガ3脂肪酸であるエイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)も含め、これらは体内では合成できないため、食品から摂取する必要があります。
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2020年版)」によると、DHA、EPA、α-リノレン酸を含むオメガ3脂肪酸全体の摂取目安は年齢と性別によって異なり、1日あたり成人男性は2.0~2.2g、成人女性は1.6~2.0gの摂取が推奨されています。
えごま油であれば、少量でじゅうぶんなオメガ3脂肪酸を効果的に摂取できるため、料理などに取り入れるのがおすすめです。えごま油は加熱に弱いため、オリーブオイルのようにそのまま使います。クセも香りもないため、そのままでも食べやすいです。
えごま油とアマニ油の違いって?
えごま油のほかに、α-リノレン酸を豊富に含むとして知られているのが「アマニ油」。どちらも健康によいといわれているので、どちらを選べばいいのか悩んでいる方も多いのでは?
えごま油とアマニ油は、原料となる植物が異なります。えごま油はシソ科の一年草であるえごまの種から採取された油であるのに対し、アマニ油はアマ科の「アマ」の種子から摂られた油です。
また、α-リノレン酸の含有量は、商品にもよりますが、えごま油の方が若干多いと言われています。しかし微々たる差なので、そこまで違いはないと考えてよいでしょう。気になる方は、どちらも試してみて、好みに合うものを選ぶのがおすすめです。
α-リノレン酸の含有量や搾油方法をチェック!
えごま油の選び方
ここからは、えごま油を選ぶときのポイントを紹介します! 商品によってα-リノレン酸の含有量や搾油方法、原産地が異なるので、チェックしましょう。ポイントは下記の5つ。
【1】搾油方法とその特徴で選ぶ
【2】α-リノレン酸の含有量が60%以上のものを選ぶ
【3】容器のタイプや容量も確認
【4】えごまの栽培方法もチェックしよう
【5】製造国やオーガニック認証の有無で選ぶ
上記のポイントをおさえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】搾油方法とその特徴で選ぶ
えごま油は、えごまの種子をしぼって種から油を分離させたもので、これを搾油といいます。
搾油方法には、大きく分けて加熱・非加熱・抽出法があります。それぞれ搾油方法や特徴が異なるので、ここでチェックしておきましょう!
「低温圧搾法」は栄養素が壊れにくく安価
えごま油に含まれるα-リノレン酸は、熱に弱いという特徴を持っています。
「低温圧搾(コールドプレス)法」は、えごまの種子を約40~60℃ほどの低温で加熱し搾油します。「加熱式搾油法」は約160~210℃の高温で油を分離させるのに対して、低温圧搾法は加熱しないためえごまの栄養素が壊れにくいのが特徴です。
比較的リーズナブルな価格で購入できるのもうれしいポイントですよ。
「非加熱搾油法(生搾り)」は鮮度抜群
非加熱搾油は、えごまの種子に熱を加えずに圧力をかけて搾油する方法です。新鮮な状態のえごま油を搾油することができるのが特徴。
ほかの搾油方法に比べてじっくりコストをかけて搾油するため、加熱タイプのように多くのえごま油を搾油することができず、価格も高価になります。品質にこだわりたい方におすすめです。
「抽出法」は大量に搾油できる
抽出法は、油を溶かす化学溶剤を使用して、えごまの種子から油を搾油する方法です。効率よく大量の油を搾油することができます。種子からほとんどの油を分離させることができますが、栄養素も壊れてしまうのがデメリット。
抽出法で搾油されたえごま油は、商品のパッケージやメーカーの公式サイトなどに搾油方法が明記されていない場合もあります。健康のためにえごま油を取り入れたいと考えている方は、抽出法のものは避け、搾油方法がしっかり明記されているものを選びましょう。
【2】α-リノレン酸の含有量が60%以上のものを選ぶ
「えごま油」が健康にいいとされる理由は、えごま油に含まれる「α-リノレン酸」というn-3系脂肪酸(オメガ3脂肪酸)です。購入の際は、できるだけ多く「α-リノレン酸」が入っているえごま油を選びましょう。
含有量がだいたい60%以上のものだと、およそスプーン1杯で1日の目標摂取量がクリアできると言われています。
「α-リノレン酸」の含有量はボトルの裏に記載があるはずなので、購入前にしっかりチェックして60%以上のものを選ぶとよいです。
【3】容器のタイプや容量も確認
えごま油は、熱に弱く酸化しやすいデリケートな油です。商品を選ぶときは、製造方法だけでなくパッケージや容量にも気を配りましょう。パッケージは、おもに瓶タイプと包装タイプがあります。
▼包装タイプ
少量が小分けされているものが多くあり、使い切りタイプなので酸化の心配もありません。保存に便利なので、毎日は使わないという方におすすめです。
▼瓶タイプ
毎日使うという方であれば、量を使うので小分けタイプよりも瓶タイプがおすすめ。えごま油は紫外線や蛍光灯の光や熱でも劣化が進みやすいため、容器に遮光機能があるものや、外箱が付いているものがベストです。
【4】えごまの栽培方法もチェックしよう
体のことを考えて、えごま油を取りたい人も多いでしょう。より納得のえごま油を見つけるには、えごまの栽培方法もチェックしてみましょう。
えごま油のなかには、無農薬栽培されたえごまのみを使って作られたものもあります。無農薬栽培されたえごま油は、味が安定しているメリットもあります。自社栽培をしているなど、無農薬栽培のえごま油もチェックしてみましょう。
えごま油は開封後2~3か月で賞味期限切れとなるものが多いので、期限内に使いきれる容量のものを選ぶのも重要です。
【5】製造国やオーガニック認証の有無で選ぶ
えごま油は日本だけでなく海外でも作られています。また、有機栽培によって作られたえごま油の場合、製造国によって認証が異なります。製造国や認証マークもチェックしてみましょう。
国内産は有機JAS認定のものも
えごまは、日本ではおもに東北と中国地方をメインとして栽培されています。東北地方では粒の色が黒や白、灰色なのに対して、中国地方では白色のものが多いです。成分的な面で違いはほとんどありませんが、品種により搾油率などに違いがあるので、価格など産地により異なります。
日本では、農林水産省が定めた有機JAS規格というものがあり、品質や成分などその規格を満たしたものは「有機JASマーク」を表示することができます。品質にこだわりたい方は、このマークがあるものを選ぶとよいでしょう。
海外はそれぞれの国で認証マークが異なる
えごまはシソ科シソ属の作物で、中国南部や韓国、インドや東アジアを中心として栽培されています。品種改良がほとんどおこなわれていないため、その土地の気候を生かした栽培方法があります。
海外で製造されたもので有機栽培のオーガニック認証を受けたものは、アメリカのUSDAマーク、EUのBIO SIEGELやEUマークなど、認証を受けた国によってマークが異なります。なお、海外製のものでも厳しい審査基準に通り、日本の有機JAS認定を受けているものもあるので、気になる方はチェックしましょう。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)