◆本記事はプロモーションが含まれています。
【この記事のエキスパート】
空間デザイン・DIYクリエイター:網田 真希
「インテリア空間デザイン」「スタイリング」「写真」「テレビ撮影」「監修」「執筆」などフリースタイルにて幅広く活動中。
予算100万円で自身が住む自宅をフルリノベーション、古材、流木などを使った家具作りが話題となり、様々なメディアにて取り上げられている。
幼少期から物作りが好きで、何でもまず作ってみる、やってみる精神、そんな好きが高じて、趣味から現在のお仕事に発展。
木材やプラスチック、金属などいろいろな素材に穴を開けたいときに使えるホールソー。ドリルドライバーやインパクトドライバーに取り付けて使う工具で、ゆがみのないきれいな丸い穴を開けられるためDIYでも大活躍のアイテムです。ここではホールソーの選び方とおすすめ商品を紹介します。
ホールソーの選び方
それでは、ホールソーの基本的な選び方を見ていきましょう。
【1】穴を空ける側の素材
【2】サイズ
【3】セットかどうか
上記のポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】穴を空ける側の素材をチェック
木材|木工用ホールソー
木工用は刃が比較的小さくて刃数が細かく多めなのが特徴。金属用のものよりは安い金額が多く、セットもコスパのよいものがあります。木材専用で金属には使えません。
プラスチック・アルミ|バイメタルホールソー
金属用ホールソーで、刃が薄めのものがバイメタルホールソーです。刃先にはハイス鋼などの素材が使用され、木工用よりも耐摩耗性に優れています。アルミなどのやわらかい金属やプラスチック、木材の切削も可能です。
ステンレス・鉄板・鋼板|超硬ホールソー
金属用ホールソーで、超硬合金が使われているものが超硬ホールソー。刃に厚みがあり、ステンレスや鉄板、鋼板などの切削に対応します。硬度があるので、消耗しにくいのも特徴です。
面取り用|多段式ホールソー(ステップドリル)
多段式ホルソーはステップドリルとも呼ばれ、ほかのホールソーとはドリル形状が違うタイプで、通常の穴あけ以外に、側面をあてれば面取りに使えるものです。木材やプラスチック、アルミなどのやわらかめの金属に適しています。
【エキスパートのコメント】
どんな素材に穴を開けたいのかはホールソーを選ぶうえで非常に重要です。なぜならホールソーの刃は、穴を開けるターゲットの素材によって変えなければいけないからです。
木材なのか、プラスチックやアルミなど比較的やわらかい素材なのか、鉄板やぶ厚い鋼板なのか、穴を開けたいターゲットの素材は必ず確認してから選びましょう。素材に合っていないホールソーでは穴をうまく開けることができませんし、刃こぼれなどが起きることもあるので大変危険です。
なかにはさまざまな素材に対応できるホールソーもあるので、複数の素材をターゲットにしたい場合はそういった商品を選ぶとよいでしょう。
【2】サイズをチェック
14~15mm程度までであればドリルで充分穴開けは可能ですが、それ以上の大きさの穴を開けるのであればホールソーを用いた方が効率がよいです。
ホールソーは15~16mmから100mm以上まで幅広いサイズの穴を開けるためのものが存在しますので、開けたい穴のサイズに合ったホールソーを選んで購入しましょう。
ただしその際に注意しなければいけないのが、ホールソーの深さです。直径は足りていても、素材ターゲットがホールソーの刃の深さよりも分厚いと穴を貫通させることができません。ホールソーを購入する際には、刃の幅だけでなく深さも確認するようにしましょう。
【3】セットかどうかチェック
いくつかのサイズがセットになっているホールソーもあるので、あとあとサイズが違う穴開け作業をするのであればそのような商品を選ぶのも手です。
しかしホールソーのサイズは幅が広いため、セットといっても開けたい穴に適したサイズのものがないということもありえます。そのため最初は単品で購入し、必要に応じてその都度買い足していくというのもありでしょう。
とくにホールソーはターゲットの素材(木材、金属、アルミ、プラスチック)によって使うものを変えなければいけないので、できれば必要に応じて追加していくほうが確実ではあります。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)