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【この記事のエキスパート】
空間デザイン・DIYクリエイター:網田 真希
「インテリア空間デザイン」「スタイリング」「写真」「テレビ撮影」「監修」「執筆」などフリースタイルにて幅広く活動中。
予算100万円で自身が住む自宅をフルリノベーション、古材、流木などを使った家具作りが話題となり、様々なメディアにて取り上げられている。
幼少期から物作りが好きで、何でもまず作ってみる、やってみる精神、そんな好きが高じて、趣味から現在のお仕事に発展。
この記事では、DIYや電子工作に必要なハンダゴテの選び方とおすすめ商品を紹介します。白光やgoot、藤原産業といった人気メーカーを中心に、初心者向けの使いやすいセット商品や、温度調節をはじめとした機能満載のプロ向けなど幅広い商品をピックアップ。
ハンダゴテとは
ハンダゴテとは、ハンダを熱でとかして結合することができる工具のこと。電子工作やDIYに欠かせないアイテムで、持ち手はプラスチック、こて先はペンのような形をしています。実はたくさんの種類があり、温度調節機能がついているものや、こて先が交換可能なものもあります。
ハンダづけを行うことで電気の通り道をつくれるため、電子機器のかんたんな修理や、電子回路の配線をいじることができます。また、熱を利用して、ステンドグラスやウッドバーニングなどアート作品をつくるなど、意外な用途もあります。
ハンダゴテの選び方
それでは、ハンダゴテの基本的な選び方を見ていきましょう。
【1】加熱方式
【2】温度調整できるか
【3】ケースやスタンドが付属しているか
【4】交換用のコテ先があるか
上記のポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】加熱方式をチェック
ハンダゴテには大きく分けて、ニクロムヒータータイプとセラミックヒータータイプの2タイプあります。
温度は上がりにくいが低価格の「ニクロムヒーター」
温度があがるまでに時間がかかり、温度調節機能がついていないものもあるので、初心者はもちろん、使う頻度の低い方におすすめなのがニクロムヒーターです。低価格で購入できるので、価格重視で選びたいひとにも向いています。
温度上昇しやすく効率的に作業できる「セラミックヒーター」
温度が上がりやすく、温度調節機能がついているものも多いのがセラミックタイプ。性能重視・作業効率重視の熟練者におすすめです。ただし値段は、ニクロムヒーターよりも高めになります。
【2】温度調整できるかチェック
連続してハンダづけする場合に温度調整機能があると、ハンダゴテが冷めることなくずっと使い続けることができます。また、適切な温度をさぐりながら作業ができるため、一度見つけたあとは失敗することなく作業ができるメリットがあります。
セラミックヒーター式は温度調整ができるものが多く、ニクロムヒーター式は温度調整ができるものが少ない傾向があります。
【3】ケースやスタンドが付属しているかチェック
【エキスパートのコメント】
ハンダゴテは電源をつけるとコテ先が高温になるため、作業台などに転がしているとやけどの危険かつ、作業台上にあるモノを溶かしてしまう恐れがあります。
そのため、ハンダゴテをしっかりとホールドしてくれるスタンド(コテ台)が付属しているものをおすすめします。
何かを代用してハンダゴテを立てておくと、使用中転倒してしまう恐れがあるので、専用のスタンドが望ましいです。
【4】交換用のコテ先があるかチェック
ハンダゴテの先端はある程度使っていると、酸化したり汚れてきたりします。コテ先交換モデルであれば、替えのコテ先を用意するだけでよいので、わざわざ全部を買い直す必要がありません。
また、金属の接着用、木を焦がす用などコテ先も種類がこまかくわかれているので、使用用途にあったものをいくつか持っておけば、いろいろなことに使えて便利です。
エキスパートのアドバイス
【エキスパートのコメント】
どんな作業をしたいのか、どのような素材を溶かしてハンダづけしたいのかなどにより、ハンダゴテ選びは違ってきます。
安価なハンダゴテで充分なのか、それとも高値なハンダゴテでより精度の高い作業をしたいのか、ご自身の使い道を考えて選ぶとよいでしょう。
しかしながら一度高機能なハンダゴテを使用しますと、安価なハンダゴテには戻れないかもしれませんね。