JR東日本八王子支社は4月6日から8月31日まで約5カ月間にわたり、「中央線開業130周年記念キャンペーン」を実施する。その一環で、中央線快速などに使用されるE233系1編成を装飾したラッピングトレインが4月8日から運行開始した。

  • 中央線快速などで活躍するオレンジ帯のE233系1編成(T24編成)が「中央線開業130周年記念キャンペーン」のラッピングトレインに

中央本線の新宿~立川間は1889(明治22)年4月11日、立川~八王子間は同年8月11日に開業。今年で130周年を迎えることから「中央線開業130周年記念キャンペーン」が行われる。「つなぐ」をキーワードに、中央線のラインカラーであるオレンジ色をテーマとした記念ロゴマーク(立川駅社員デザイン)が製作され、路線図と列車のループデザインで「過去・現在・未来」をつなぐ象徴としての中央線、マーク中央のビル群と森林で「都市部と郊外」をつなぐ路線の特徴を表現したという。

この記念ロゴマークは、E233系1編成(T24編成)を使用したラッピングトレインのヘッドマークにも採用されている。ラッピングトレインは「中央線=オレンジの電車」としてなじみ深い201系をモチーフに、車体側面をオレンジ色で装飾。扉回りにも記念ロゴマークを配置した。中央線(東京~高尾・大月間)を中心に青梅線(立川~青梅間)でも一部運行され、運行期間は4月8日から8月31日まで。4月13日に立川駅2番線ホームでラッピングトレインの展示イベントも予定されている。

  • ラッピングトレインは車体側面をオレンジ色で装飾。車体前面・側面に「中央線開業130周年記念キャンペーン」の記念ロゴマークも配置した

「中央線開業130周年記念キャンペーン」では、他にも武蔵境駅・国分寺駅・立川駅・八王子駅でのイベント開催、記念グッズや記念駅弁の販売などを実施。武蔵境駅・国分寺駅・立川駅では、各駅社員デザインによる限定スタンプも作成された(設置期間は8月31日まで)。なお、ラッピングトレインはキャンペーン期間中にヘッドマークを変更予定とされており、新たなヘッドマークの詳細は決まり次第、改めて発表するとのこと。