東京2020オリンピック・パラリンピックのオフィシャルエアラインパートナーである日本航空(JAL)は4月8日、特別塗装機「みんなのJAL2020ジェット」1号機の就航セレモニーを行った。
機体のボディに描かれた東京の街並み、そして東京2020マスコットである「ミライトワ」「ソメイティ」がとても賑やかな印象を与えるデザインとなっている。午後には早速、羽田空港から大阪・伊丹空港に向けて第1便が飛び立った。
機内ではノベルティの配布も
東京2020オリンピック開幕日(2020年7月24日)まで500日を切り、JALでは機運を醸成する様々な企画を実施している。「みんなのJAL2020ジェット」1号機は、ボーイング777-200型機(ファーストクラス14席、クラスJ 82席、普通席279席)を装飾したもの。東京(羽田)と大阪(伊丹)、札幌(新千歳)、福岡、沖縄(那覇)などを結ぶ路線で4月8日から2020年10月末まで就航する予定だ。
機内のヘッドレストカバー、機内で使われる紙コップには特別デザインが施されているほか、搭乗者にはコカ・コーラ×JAL「東京2020大会記念ボールペン」を配布。機内には「ミライトワ」「ソメイティ」のぬいぐるみの設置も予定されている。
オリンピックの機運醸成に一役
就航セレモニーにはJAL執行役員 東京2020オリンピック・パラリンピック推進委員長の下條貴弘氏が登壇。「東京2020大会の開催が間近に迫っています。日本航空では、東京2020大会に向けて快適でストレスフリーな空の旅を提供するべく、全社をあげて取り組んでいきます」と挨拶した。
下條氏はこの後、囲み取材にも対応。実機を見た感想を聞かれると「これまででイチバン大きなデカールで、221平米ほどあります。模型では実感が湧かなかったけれど、実際に目の当たりにして非常に大きな塗装だと感じました。この機体を見た全国の皆様が、東京2020大会に向けて気持ちをひとつにしていただけたら有り難いなと思いました」と話した。
羽田空港 第1旅客ターミナル16番搭乗口で行われた就航セレモニー。イベント後は、大阪・伊丹空港に飛び立つ旅客をFoorin、JALアスリート社員らが見送った。