6話連続ドラマ『潤一』(カンテレで7月、日本映画専門チャンネルで放送、配信も予定)に主演する俳優の志尊淳が7日(仏時間)、フランス・カンヌ国際シリーズフェスティバル「CANNESERIES=Cannes International Series Festival」の“ピンクカーペット”に登場した。

ピンクカーペットに登場した志尊淳

連続ドラマを対象とする国際的ドラマの祭典で、世界中からの応募から選ばれた作品のみがノミネートされる「カンヌシリーズ」。これに通った『潤一』から、志尊、藤井美菜、北原栄治監督、広瀬奈々子監督、河村光庸プロデューサーが上映会に参加した。

その後、会場前に敷き詰められたピンクカーペットに登場。主催者が用意した車からピンクカーペットに降り立った志尊は、海外メディアのインタビューやフォトセッションに応じながら、訪れた人々に手を振り、ゆっくりと歩みを進めていた。

カンヌを初めで訪れた志尊は「日本の作品として初めてカンヌシリーズに招待を受けたことを大変光栄におもいます。まさかこのような形でカンヌに来れるとは思ってもいなかったので、今はまだ地に足がついていない感じですが、カンヌの空気を吸い、さまざまな方とふれあい、この作品をたくさんの人に届けたいという気持ちが強いです」と興奮した様子。

また、「作品を撮っているときは、このようになるとは思っておらず、とにかく全員で1つの作品を作ることに徹していたので、キャストやスタッフのみなさんの熱意がこのような形となり感謝でいっぱいです」と心境を語った。

このドラマは、直木賞作家・井上荒野氏の同名連続短編集をドラマ化したもの。女性たちを瞬時に魅了するミステリアスな青年・潤一(志尊)と、さまざまな背景を持った16歳から62歳までの女性たちとの刹那の愛を描いていく。

(C)2019「潤一」製作委員会