NTTレゾナントはこのほど、「子どもの登下校に関する調査」の結果を明らかにした。同調査は3月12日~13日、小学生の子どもを持つ保護者1,200人を対象にインターネットで実施したもの。
登下校について、防犯上不安に感じることはあるか尋ねたところ、55.5%が「不安に感じている」と答えた。子どもの学年別で見ると、低学年であるほどスコアが高く、小1の保護者の65.8%が「不安」と答えている。また、登下校に30分以上かかる場合も、66.4%が「不安」と答えた。
子どもの登下校について防犯上不安に感じている人に理由を聞くと、最も多い回答は「不審者や変質者に遭遇しているかもしれない」(86.8%)だった。以下、「交通事故にあうかもしれないから」(77.3%)、「犯罪に巻き込まれるかもしれないから」(63.4%)が続いている。
下校して自宅に到着したタイミングが把握できるようになっているか尋ねると、27.1%が「把握している」と回答した。60.1%は「把握したいが、現在はできていない」と答えている。
登下校をしているとき、または学習塾や習い事などの行き帰りで、子どもの居場所や状況、帰宅時間などを知りたいと思うことはあるか尋ねたところ、78.5%が「思う」と回答した。子どもの学年別では、小3・4の中学年でややスコアが高く、小5・6の高学年ではややスコアが低い。
子どもの居場所を知りたくなるシーンについて聞くと、「友達と遊びに行くとき」(64.9%)が最も多く、「塾や習い事に行くとき」(50.3%)が続いた。